【8月24日視聴率TOP10】「華麗な日々」初の15％突破！「エスクワイア」「暴君のシェフ」自己最高、「TWELVE」は急落

8月25日視聴率調査会社ニールセンコリアより、8月24日（日）に放送された全番組の視聴率ランキングが発表された。新ドラマの放送が始まったミニシリーズは大波乱の展開となった。同日の視聴率と共に各ドラマの簡単あらすじを紹介する。

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【2025年8月24日（日）ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10
（全国、小数点2位を四捨五入）
① KBS2：週末ドラマ「華麗な日々」（15.6％）
② SBS：アラフォー息子の成長日記（10.4％）
③ JTBC：土日ドラマ「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（8.7％）
④ tvN：土日ドラマ「暴君のシェフ」（6.6％）
⑤ BS1：全国のど自慢（6.3％）
⑥ MBC：MBCニュースデスク（6.0％）
⑥ KBS2：1泊2日（6.0％）
⑥ SBS：TV動物農場（6.0％）
⑨ KBS2：土日ドラマ「TWELVE トゥエルブ」（5.9％）
⑩ KBS2：社長の耳はロバの耳（5.5％）

■「華麗な日々」――世代を超えた共感型家族メロが躍進
この日の視聴率1位もKBS2の日日ドラマ「華麗な日々」（화려한 날들）6話。チョン・イル、チョン・インソン、ユン・ヒョンミンが主演を務める世代共感型の家族メロドラマで、全国15.6％で初の15％の大台を超えた。首都圏も14.1％でそれぞれ自己最高を記録した。

第6話は、結婚をめぐって父サンチョル（チョン・ホジン）と相容れない価値観の衝突を繰り広げたジヒョク（チョン・イル）は、そのまま家を飛び出してしまう。兄不在のなか、ジワン（ソン・サンヨン）は安定した職を得ようと必死に奮闘し、スビン（シン・スヒョン）は自身のチャンネルの再生数を伸ばすためソンジェに出演を依頼する。一方、ジヒョクに大きな失望を抱いたウノ（チョン・インソン）を慰めようと、ソンジェ（ユン・ヒョンミン）がそっと近づいていくのだった…。
※この回の詳しいあらすじと見どころはこちらで紹介する。⇒【「華麗な日々」全話あらすじと見どころ】
➡ 日本配信：未定

放送時間は異なるものの、週末視聴率絶対王者「KBS2週末ドラマ」枠に続くミニシリーズが、新ドラマのスタートを受けて波乱の展開となっている。



■ミニシリーズ1位「エスクワイア」―衝撃の暴行事件と社内スキャンダル
23日（金）7％台を叩き出しながらもミニシリーズ2位に甘んじたJTBC「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들）の第8話が、全国8.9％、首都圏は9.3％を記録し、ミニシリーズ1位、全番組でも3位に返り咲いた。

第8話は、有名アンカー（ホン・スヒョン）が夫を暴行した疑いで逮捕され、世間の注目を集める。ヒョミン（チョン・チェヨン）は親友のソラ（クォン・アリム）の依頼で事件を引き受けるが、真実を追えば追うほど、誰も予想しなかった衝撃的な事実と向き合うことになる。一方、テソプ（パク・ジョンピョ）派の陰謀によりソクフン（イ・ジヌク）をめぐる内部対立が本格化し、機密流出をめぐる懲戒攻防の中で思いもよらぬ暴露が情勢を揺るがしていくのだった…。
※この回とこれまでの詳しいあらすじと見どころなどは、【「エスクワイア」を2倍楽しむ】で紹介する。
➡ 日本配信：Netflix 独占

■ミニシリーズ2位「暴君のシェフ」―暴政の裏に隠された秘密と料理への情熱
「エスクワイア」に続いてミニシリーズ2位、全番組4位だったのは、23日スタートしたtvN「暴君のシェフ」（폭군의 셰프）第2話。全国6.6％、首都圏6.5％と初回（全国4.9％、首都圏5.1％）から1.5ポイントほども上昇した。

本作は、イム・ユナ（少女時代）×イ・チェミン主演の料理×料理×タイムスリップ時代劇で、第2話は、王イ・ホン（イ・チェミン）の本格的な物語が展開され、彼が暴政を繰り返してきた隠された理由と同時に、ヨン・ジヨン（イム・ユナ）に次第に関心を抱き始める姿が描かれた。そんな中劣悪な環境の中でも心を込めて接賓の料理を仕上げるジヨンの姿も描かれた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】で紹介する。
➡ 日本配信：Netflix 独占

■ミニシリーズ3位「TWELVE」―派手な初回から一転、急落
そしてミニシリーズ3位（全番組9位）となったのは、KBS2「TWELVE トゥエルブ」（트웰브）。第2話は全国5.9％、首都圏も5.3％にとどまった。初回（全国8.1％、首都圏7.2％）でミニシリーズダントツの1位から3位に転落。全番組でも2位から9位までランクを落とした。本作は、マ・ドンソク主演で十二支の動物をモチーフにした守護神たちが悪の勢力と戦うアクションファンタジードラマ。初回のアクションやファンタジーといった要素は視聴者を引き込んだが、第2話視聴後ネット上には、テンポやキャラクターの感情描写などで視聴者の共感を得るのが難しかったという声も見受けられた。それでもドラマはまだ始まったばかり、今後も激しい週末ミニシリーズの視聴率戦争が続きそうだ。

第2話は、かつて守れなかった大切な人々を思い出し、罪悪感に苛まれるテサン（マ・ドンソク）。サミン（キム・チャンヒョン）はカラスの悪魔オグィ（パク・ヒョンシク）に魂石を探せるよう助けてほしいと頼み、信奉者たちを悪鬼化させてミル（イ・ジュビン）が持つ龍の気運を狙うと言う展開だった。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「TWELVE トゥエルブ」を2倍楽しむ】で紹介する。
➡ 日本配信：Disney+ 独占

■苦戦が続く「あなたの旅、代行します」
この日は他にもミニシリーズでコン・スンヨン主演のCHANNEL A「あなたの旅、代行します」（여행을 대신해 드립니다）第8話が放送されたが、視聴率の発表はまだない。初回から0％台と苦戦を強いられている中、前回（第7話）はついに0.2％と危機的な状況となっている。発表があり次第追記する。

本作は日本でもベストセラーとなった原田マハの小説『旅屋おかえり』が原作。第6話からは日本が舞台で、ともさかりえも出演していた。第8話は、大手企業の会長に呼び出されたヨルム（コン・スンヨン）とサンシク（ユ・ジュンサン）。彼女はヨルムが進行していた〈一日旅行〉番組のスポンサーだった。会長の依頼は単純だった―「十回登れば成仏できる」という晋州の聖殿庵に、最後に残った一回を代わりに登ってほしい、というもの。ヨルムは高額な依頼料の代わりに〈一日旅行〉の復活を条件に会長の提案を受け入れる。だが、ヨルムは次第に疑念を抱き始める。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「あなたの旅」全話あらすじ】で4話ずつ紹介する。
➡日本配信：未定

■まとめ
週末ドラマ戦争は新ドラマが加わり激化。「華麗な日々」が15％を突破して王座を守る一方、「エスクワイア」「暴君のシェフ」が急上昇。「TWELVE」は急落もディズニープラス効果で海外人気を期待できる。Netflix勢の優位性もあり、今後の週末視聴率争いはさらに熾烈になりそうだ。

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