【最終回ネタバレ】「能面検事」刺されても不屈の上川隆也は犯人を警官の結木滉星だと見破った

10時35分ドラマ
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「能面検事」(テレ東、金曜21時)8月29日、最終回・第8話が放送された。“ロスト・ルサンチマン”を名乗る犯人も目的はただ一つ、無差別殺人を犯した笹清(安井順平)への復讐だった。表情を変えないまま、不破(上川隆也)は犯人の巡査・緑川啓吾(結木滉星)をしっかりと諭した。関連動画、最新話が番組公式サイトで配信されている。



「能面検事」とは
ドラマ「能面検事」“どんでん返しの帝王”の異名を持つベストセラー作家・中山七里による小説「能面検事」を映像化した。大阪地検きってのエース検察官である不破俊太郎は、検察の上層部や警察組織に対して一切の忖度はなく、とにかく冷静沈着に、ただ淡々と職務を全うする痛快なリーガルミステリーだ。その最終回・第8話が8月29日に放送された。

■最終回・第8話ネタバレあらすじ

不破俊太郎(上川隆也)が、何者かに刺され倒れてしまう。事務官の惣領美晴(吉谷彩子)は、立てこもり事件で不破の存在を危険視した犯人が、彼を排除すべく襲撃したと見ていた。緑川啓吾(結木滉星)たち警察は、堺支部や京都検察で相次いだ爆弾騒ぎについて、模倣犯の可能性が高いと指摘する。成島(飛永翼)や緑川も不破の早期回復を祈る。

そんな中、未だ入院中の同僚・前田拓海(大西流星)から、爆発した箱から、ラベンダーのような香りがしていたことを思い出したという連絡が来た。

翌日。不破の負傷や爆弾騒ぎで検察・警察が前代未聞の混乱状態だと新聞が一面で報じる中、次席検事・榊宗春(寺脇康文)は、笹清(安井順平)の起訴を決定する時期が迫っていることから、検事調べを惣領に託す。笹清の挑発的な発言で、感情が表にでてしまう。

そしてその時、執務室に不破がやってきた。まだ退院していいはずのない不破だが、惣領の心配をよそに、笹清の聴取を開始した。不破は笹清の“ある過去”を指摘すると、笹清はみるみる狼狽した。

聴取を終え、警察に再び護送されていく笹清は、どこか呆然としていた。しかしその直後、不破たちに衝撃の報告が入る。「笹清が逃走」不破が密かに懸念していた事態が現実となったのだ。だが、最悪の事態はそれだけでは終わらなかった。不破の遺体が見付かった。ナイフで刺されていたのだ。不破は“ロスト・ルサンチマン”の目的は社会に対しての不満ではなく、笹清に対しての復讐だと思う。

不破と惣領は笹清に殺された被害者遺族に話を聞く。その中の一人、内海圭以子(鶴田真由)は、笹清に娘・菜月(石井萌々果)を殺されただけでなく、5年前に夫も通り魔に殺されていた。夫の命日に、ラベンダーの花が供えられているという。不破は前田の話も思い出し、この事件も調べる。

不破は成島と緑川を部屋に呼んだ。そして、緑川に「犯人はあなたです」と告げる。菜月と緑川は付き合っていた。それは、5年前の菜月の父親の事件がきっかけだった。交番勤務だった緑川がパトロールをしていて、菜月と知り合い、徐々に距離が縮まった。菜月が殺された日、緑川と電話した直後に菜月は笹清に殺された。笹清に恨みをはらすために、世の中を混乱させようと、爆弾を作ってしかけた。

不破は死刑判決がでるまで待てなかったのかと聞くが、緑川は確実に罰せられると限らず、控訴などをすれば何年も何年も生き延びるという。しかし、不破は警官とはどういう仕事なのかと諭し、さらに、緑川が作った爆弾のせいで大勢の人が怪我をしたことを指摘する。

入院している前田は、指をなくしたことはショックだけど、別の夢を抱いたといい、副検事を目指すという。不破は前田が検事だった父親に良く似ていると話した。

社会に対しての信念をもった“ロスト・ルサンチマン”などいなかった

無差別殺人を犯した笹清(安井順平)に同情するかのように、ロスジェネ世代の代表のような声明文を出していた“ロスト・ルサンチマン”だが、実はそんな幻想はなかった。笹清に恋人を殺された警察官・緑川啓吾(結木滉星)が笹清への復讐のために、警備を混乱させる目的だった。緑川に同情すべき所もあった中、不破(上川隆也)が冷静に対応した。

指を失った前田(大西流星)の記憶が事件を解決に導いた

爆破事件により指を失った前田だが、下を向くことではなく、“前”を向く。事務官から副検事を目指すことにした。そして、爆発物にかすかなラベンダーの匂いがしたことを思い出し、それが犯人逮捕に繋がった。

能面©テレ東

クランクアップ写真では表情筋も動いた上川隆也!

上川隆也、吉谷彩子、大西流星、観月ありさ、寺脇康文のクランクアップ写真が番組公式サイトに公開された。“能面”のように表情をださない不破を演じた上川隆也はドラマの撮影について「これまでに無い3カ月を、芝居を続けてきた中で味わったことの無い世界を楽しませていただきました。少なくとも相手の役者さんと対峙している間、不破の表情が動かない分、僕の内面はこれほど動いているのかと気付かされた、そんな時間でもありました。そうした時間、役柄を与えていただいたこと、3カ月、作品、役柄と精一杯取り組みあえたこと、本当にありがたく思います。それは何より、支えてくださった皆様の『御陰様』でしかありません。本当にありがとうございました」とコメントしている。関西弁についてネットで評判になった観月ありさは言葉に困らせられたことを話している。5人のコメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

テレ東 2025年7月11日スタート。毎週金曜日21時放送「能面検事」。出演:上川隆也、吉谷彩子、大西流星(なにわ男子)、観月ありさ、寺脇康文、宇梶剛士、竹財輝之助、松尾諭、 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tx_drama9」。

テレ東「能面検事」番組公式サイト

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