【最終回拡大SP】「19番目のカルテ」松本潤は倒れた恩師・田中泯を救急搬送した【第7話ネタバレと第8話予告】

10時21分ドラマ
©TBS

8月31日に「19番目のカルテ」(TBS、日曜21時)の第7話が放送された。徳重(松本潤)を総合診療医として育ててくれた恩師・赤池(田中泯)が重い病にかかっていることを見抜いたところで、赤池が倒れてしまう。最終回・第8話は9月7日に15分拡大で放送する。診療を拒む赤池を徳重はどう助けるのか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「19番目のカルテ」とは
2025年7月から放送されるTBS日曜劇場「19番目のカルテ」は、「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」などの作画を手掛ける富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)の原作を、「コウノドリ」シリーズの坪田文が脚本を書き、松本潤がキャリア30年目で初めて医師役に挑戦する、新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメントドラマだ。その第7話が8月31日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

徳重(松本潤)が休暇をとって訪ねた島は、総合診療医として歩み始めた原点のような場所だ。徳重と赤池(田中泯)は和やかな時間を過ごす。赤池が診療所を閉める原因を聞くと、島に橋が架かり、交通の便がよくなるからだという。しかし、徳重の中には、赤池のふとした動作や言葉から感じる小さな違和感が積もっていく。

その頃、徳重の留守を預かった滝野(小芝風花)は、康二郎(新田真剣佑)からの依頼で、心臓手術に不安を抱える患者・小田井(マギー)の診療に加わることになった。康二郎は小田井の手術に滝野の同期である戸田(羽谷勝太)に執刀医をさせるという。茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は反発するが、若手を育てることの重要性を説明し、茶屋坂もいったんは納得する。しかし、休憩室では康二郎が勝手に執刀医を決めたことに腹をたてていた。

そんな中、総合診療科をつぶそうとする収益重視の外科医・東郷(池田成志)が院長選で優位になっていっていた。そして、院長(生瀬勝久)が進めた総合診療科と小児科が病院の経営の足を引っ張ることからそれを廃止しようと目論んでいた。

滝野は小田井に、茶屋坂、康二郎、戸田と一緒に面談する。なかなか本心を言わなかった小田井だが、実際は茶屋坂ではなく戸田に自分の命を託すことが心配だった。滝野は小田井を落ち着かせ、茶屋坂も自分も手術に加わると話す。さらに、全身麻酔が不安だと告げる小田井に麻酔医の大須哲雄(岡崎体育)がうまく説明できないでいると滝野が助け船を出した。そして、小田井の手術はうまくいった。滝野、鹿山慶太(清水尋也)、戸田で乾杯する。

康二郎は父のやり方に反発をする。総合診療科や小児科の重要性を実感しているのだ。

その頃、休暇を終えて帰ろうとしている徳重はどうしても気になり、赤池に体調について問う。赤池は答えないが、徳重は自分は医者で、診る限り“バッド・キアリ症候群”だと告げる。しかし、赤池は「帰れ!」と聞く耳を持たない。しかし、赤池は倒れてしまった。徳重は魚虎に救急搬送するために連絡を取る。

師である赤池(田中泯)の病気を見抜く徳重(松本潤)

赤池が滝野(小芝風花)に対してしたアドバイスや、大量の本を送ってきたことなどから、徳重は赤池の行動に疑問を持ち、赤池が住み、診療所を開設している島に渡る。“肝心”なこと以外を話している時は穏やかな赤池だが、徳重が赤池の体調について触れようとすると断固拒否する。しかし、総合診療医の徳重の目なごまかせない。重篤な病である“バッド・キアリ症候群”と判断した。

徳重(松本潤)はどんな決断を下すのか?

重病だとわかった赤池だが、診療を断り、さらに総合診療科にとって大切な問診を拒否するという姿勢を打ち出す。そんな頑なな赤池を徳重はどう対応するのか?“生きる意味”を問う赤池に対して、“人を診る”総合診療医の徳重はどう対応するのか?

「19番目のカルテ」は第8話で最終回

7月13日に放送を開始し、ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は11.4%、個人視聴率は7.0%と高い数字を記録してスタートした「19番目のカルテ」。しかし、第2週は参議院選挙の選挙速報のため1週おく形となった。さらに9月13日(土)から世界陸上が開幕し、TBSで放送されるため、9月7日の第8話をもって最終回となる。「こんな先生に診てほしい」という意見も多く、総合診療医のことが周知され始めたところ、短い第8話で終わってしまうことを残念に思う視聴者も多い。

■最終回・第8話あらすじ

徳重(松本潤)は、倒れた赤池(田中泯)を魚虎総合病院に緊急搬送する。茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)のオペにより一命を取り留めたものの、抜本的治療となる肝移植を行わなければ赤池の余命は一ヶ月程であるという残酷な診断が下される。

しかし、赤池は以降の治療を拒否し、徳重に対し「これから一言も喋らない」と宣言する。問診を武器とする総合診療医にとって、沈黙は何よりの痛手…。滝野(小芝風花)は赤池の本意がわからず苦悩するが、一方の徳重は冷静に動き始めていた。

TBS 2025年7月13日スタート。毎週日曜日21時放送「19番目のカルテ」。出演:松本潤、小芝風花、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯、清水尋也、岡崎体育、池谷のぶえ、本多力、松井遥南、ファーストサマーウイカ、津田寛治、生瀬勝久、池田成志 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@19karte_tbs」。

TBS「19番目のカルテ」番組公式サイト

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