NHK朝ドラ「あんぱん」今田美桜、北村匠海夫婦に大きな影響を与える手嶌治虫役、眞栄田郷敦のコメント到着

08時15分ドラマ
©NHK

その才能に嵩(北村匠海)が嫉妬するほどの漫画家・手嶌治虫役を演じている眞栄田郷敦のコメントが解禁された。関連動画は番組公式サイトに掲載されている。



アンパンマンで有名なやなせたかし夫婦をモデルとした「あんぱん」の放送も残り、約3週間となった。嵩(北村匠海)は詩人、脚本家、絵本作家としては成功を収め、漫画家としての成功を待ち望むばかりだ。そんな嵩とのぶ(今田美桜)とに大きな影響を与える手嶌治虫(眞栄田郷敦)が第24週も視聴者の話題を集めている。眞栄田郷敦のオフィシャルコメントが発表された。

眞栄田郷敦2©NHK“今回、漫画家・手塚治虫をモデルとした、手嶌治虫役としてオファーを受けたときの気持ちと、演じる上で準備されたこと”については「“朝ドラで手塚治虫さんかぁ。めっちゃおもしろそう!”という気持ちでした。演じるにあたって、今残っている手塚さんのドキュメンタリー映像を見たり、書籍を読んだり、記念館に行ったり……手塚さんがどんな人生を歩んできたのかを知るために、限られた時間の中で、できるだけインプットして。有名作品やターニングポイントとなった作品にも目を通しました。僕は特に『ブラック・ジャック』が好きですね。手塚さんは、ふだんは温厚でユーモアがあって、ニコニコしている印象なのですが、作品になるとすごくストイックで、並外れた集中力があって。本当に天才なんだなと実感しました。そういった人柄の部分や作品に対する姿勢は、演じる上で大事にしています。若いころの映像はなかったので、そこは想像を膨らませながら、知っている人柄を、少し初々しくしたような感じで演じられたらと思って臨みました」と話す。

眞栄田郷敦3©NHKまた、実際に現場に入っての感想については「やっぱり衣装を着てメイクをすると、イメージが湧きますね。意外と見た目は手塚さんに似てるんじゃないかなと思っているのですが、いかがでしょうか?(笑) 人柄の部分は、手塚さんの物事に集中する性格を細かく表現しつつ、少し早口な部分も意識して演じています。最初は演じられるのが楽しみだったのですが、いざやってみると難しくて、本当に大変です(笑)。手塚さんのイメージを残しながら、この『あんぱん』の中では何を表現しなければならないのか、嵩さんにとってどういう存在であるべきなのかを考えなくてはならないので……。いつもはあまり緊張しないタイプなのですが、撮影も緊張しました。やっぱり誰もが知っている偉大な人物を演じることのプレッシャーも大きいですし、最後まで芝居の正解が分からないんですよ。ふだんの芝居は正解がないので、作品として魅力的な方向に自分で持っていけばいいのですが、今回はいろんなバランスを取らないといけないので。悩むこともたくさんありますが、とにかく自分だからできる手嶌治虫をやろう。そんな思いで、役と向き合っています」と語る。

“嵩にとって、手嶌治虫はどんな存在でありたいと思いますか”という質問に対しては「実際の手塚さんは、“神様みたいな人だけど、みんなのところに降りてきてくれる神様”だと表現されていた方がいたので、嵩さんにとっての天才でありつつも、謙虚さを持って演じたいなと。その塩梅あんばいはすごく悩みました。一番大事なのは、嵩さんの人生をどう色づけられるかだと思うので、少ないシーンの中で、手嶌治虫としての魅力を見せながら、嵩さんに大きな影響を与えられる人物になれていたらうれしいです」とコメントしている。

■放送日程


<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

■スタッフ他


脚本:中園ミホ
主題歌:RADWIMPS「賜物」
語り: 林田理沙アナウンサー
出演:今田美桜、北村匠海、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、高橋文哉、眞栄田郷敦、大森元貴 / 戸田菜穂、戸田恵子、浅田美代子、吉田鋼太郎 / 妻夫木聡、阿部サダヲ、 松嶋菜々子 他

NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「あんぱん」番組公式Twitter @asadora_nhk

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