【最終回ネタバレ】「明日はもっと、いい日になる」“福祉司”福原遥が気づいた「助けたい」という願い、感動のラスト

9月15日（月）放送の福原遥主演月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」（フジテレビ系）第11話（最終回）では、父親から虐待を受けていた10歳の少年・峯田蒼空（松野晃士）を翼（福原遥）たちが救い出した。最終回のあらすじ、見どころをご紹介しよう（ネタバレあり）。番組HPにはクランクアップの様子が公開されている。

「明日はもっと、いい日になる」は、児童相談所を舞台に、刑事と児童福祉士が子どもたちや保護者の悩みに真摯に向き合っていく姿を描いた完全オリジナルストーリー。正義感の強い若手刑事・夏井翼（福原遥）と、冷静ながらも情熱を内に秘めた児童福祉士・蔵田聡介（林遣都）が、さまざまな問題に直面しながらともに成長していく姿を丁寧に描いていく。⇒【全話あらすじと見どころ】

■第11話あらすじ（最終回）：父親に“ごみ”と呼ばれ、殴られ続けていた少年
曽根ヶ丘団地付近で、虐待の可能性がある子どもを目撃したという通告が入る。現地への応援に行った向日葵（生田絵梨花）は、顔にアザのある10歳の少年・峯田蒼空（松野晃士）が父親・寛治（平原テツ）に怒鳴られているところを目撃する。2人を追いかけ声をかけた向日葵は、寛治に突き飛ばされ階段から転倒。怪我を負ってしまう。

団地内の家庭を一軒ずつ訪問する翼（福原遥）たちに、ほどなくして立ち入り調査の許可が下りる。蒼空の家を訪れると、母親・蘭（入山法子）と寛治が姿を見せ、寛治が大暴れする。室内を探し回った翼は、隠れている蒼空を見つけ保護に成功。しかし、蘭がこの様子を撮影していて、動画が公開されてしまう。クレームの電話が鳴りやまない中、所長・桜木（勝村政信）は「こっちはね、子どもの命がかかってるんだ」と電話越しに一喝。浜瀬市児童相談所にやってきた夢乃（尾碕真花）も「むしろ感謝しかありません」とカメラに向かってきっぱりと言い放つ。

内臓から出血をしていた蒼空は病院で過ごしていたが、両親に連れ去られてしまう。蒼空の日記を見つけた翼と蔵田（林遣都）は、蒼空が父親からごみ扱いされていたこと、父親の暴力から母親を守ろうとしていたことを知る。そして日記に「りっくん」と書いてあったことを手掛かりに、芦屋陸（長尾翼）を見つける。

蒼空と仲良くしていた陸は、蒼空が父親から虐待を受けていたことを知っていた。陸は蒼空が暴力を受けていた時の様子をおもちゃで録音していたのだが、蒼空から「誰にも言わないでね」と言われ、そのおもちゃは捨ててしまったと話す。

寛治と蘭に連れ出された蒼空は、寛治を包丁で刺そうとする。間一髪で間に合った翼は素手で包丁を受けとめ、蒼空に「もったいないよ」と諭す。「助けて」と泣き出す蒼空を、翼は抱きしめる。「家族のことだ」という寛治と蘭に蔵田は「都合よく家族なんて言葉を使うな」と怒りを露わにした。

陸が捨てたおもちゃを見つけ出してきた蜂村（風間俊介）は、録音された虐待時の音声を突き付ける。寛治が警察に取り押さえられ、取り乱す欄。翼は「蒼空君はあなたたち親の所有物じゃありません」と言う。

無事に蒼空を保護した翼たち。蔵田は「あなたがここにきてくれて、よかったと思います」と伝える。そんな中、翼は浜瀬市児童相談所への1年の出向が、半年に短縮されたことを聞く。自分にとって場所は関係ないのかもしれない…と気づき始めた翼は、どこであれ力になれるよう、全力で頑張りたいという思いであふれていた。

そして、夢乃が叶夢（どりむ/千葉惣二朗）と奏夢（りずむ/小時田咲空）を迎えにくる。翼と蔵田は笑顔で帰る3人を見送った。そして2人はまた新たな家庭を訪問していく―。




■第11話（最終回）の見どころ：母親を守ろうとした少年の切ない思い
第11話（最終回）は、内臓から出血するほどの暴力を受けていた少年・蒼空の虐待事件だった。「ぼくはママのヒーローだから」という蒼空の母親を思う気持ちが痛いほど描かれ、視聴者の胸を揺さぶったのではないだろうか。

SNSでは「涙なしでは見られませんでした」「毎回胸を打たれました」「めっちゃ良かった」といった声が寄せられている。

児童相談所に出向となり、さまざまな子どもと親と向き合ってきた翼は、どんな時でも全力で救い出そうとしてきた。警察という立場でなくても、困っている人の力になりたい、助けてあげたいという自分の気持ちに気づいた“福祉司”翼の成長をあらためて感じさせてくれた爽やかなラストだった。

■放送情報
「明日はもっと、いい日になる」
フジテレビ系　2025年7月7日（月）～9月15日（月）〈全11話〉
毎週月曜 21:00～21:54（初回30分拡大）

■キャスト
福原遥、林遣都、生田絵梨花、風間俊介、勝村政信、柳葉敏郎　ほか

■スタッフ
脚本：谷碧仁
主題歌：JUJU『小さな歌』（ソニー・ミュージックレーベルズ）
演出：相沢秀幸、下畠優太、保坂昭一
プロデュース：宮﨑暖、熊谷理恵、三浦和佳奈

©Fuji Television Network, Inc.

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