「ウンジュンとサンヨン」キム・ゴヌに想いが届かないパク・ジヒョンに募る劣等感【第11話第12話】

9月12日に配信が開始されたNetflixシリーズ「ウンジュンとサンヨン」第11話第12話では、映画ウンジュン（キム・ゴウン）への劣等感を募らせていくサンヨン（パク・ジヒョン）の姿が描かれた。こちらではそのあらすじと見どころを紹介する。

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「ウンジュンとサンヨン」は、幼少期から40代に至るまで親友でありながら複雑な感情を抱く二人の女性、リュ・ウンジュン（キム・ゴウン）とチョン・サンヨン（パク・ジヒョン）の人生の物語だ。⇒【「ウンジュンとサンヨン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト徹底紹介、制作発表会などをまとめている。

■キャスト
リュ・ウンジュン役：キム・ゴウン
チョン・サンヨン役：パク・ジヒョン
キム・サンハク役：キム・ゴヌ
　ほか

■第11話あらすじ
Netfliｘシリーズ「ウンジュンとサンヨン」Netflixにて独占配信中。
依然、サンハク（キム・ゴヌ）に想いを寄せるサンヨン（パク・ジヒョン）。一方、ウンジュン（キム・ゴウン）に振られたユチャン（チャ・ハギョン）は落ち込む一方で、彼女を諦めるつもりは無かった。

ウンジュンはサンヨン、サンハク、ユチャンを含む映画スタッフ達とロケ地を探しに行く。道中、親しげに話をするウンジュンとユチャン。この様子を見つめるサンハク、そんな彼を見つめるサンヨンは複雑な思いを抱く。

その夜、サンヨンと同室に泊まることになったウンジュンは彼女の具合が悪いことに気付く。薬を求めて慣れぬ土地を走るウンジュン。これに気付いたサンハクは彼女のために薬を調達してきた。看病をしてくれたウンジュンに感謝するサンヨンは、サンハクが薬を買ってきた、と聞いて静かに喜んだ。

母の死後、燃え尽きてしまったようになっていたサンヨン。ふと兄が遺したPCを開いた時、彼女はキム・サンハクが自分自身に宛てたメッセージを見つける。優しくも力強いメッセージに鼓舞され、サンヨンは再び立ち上がることが出来たのだ。

ロケ地を探す中でサンハクと2人きりになったウンジュンは、共に時間を過ごす中で付き合っていた当時のことを思い出す。複雑な気持ちから、食事会に参加しなかったウンジュン。彼女が気に掛かったサンヨンは食事会を抜け出し、ウンジュンの元に向かう。

思い出話と互いの母の話に花を咲かせるサンヨンとウンジュン。2人の顔には笑顔が浮かんでいたが、サンハクの名が出た瞬間、空気は一変する。冷たく仕事に私情を挟むな、というサンヨンの言葉を受け、ウンジュンは食事会の場へと向かった。

いきなり始まった真実ゲームを通じてサンヨン、サンハク、ユチャンはウンジュンを巻き込んで互いの胸中を探り合う心理戦を繰り広げる。そこでサンハクの気持ちが自分ではなくウンジュンにあることを知るサンヨン。その後、彼女はサンハクがウンジュンに告白する場面を見てしまう。

サンヨンからサンハクとやり直さないのか、と問われるウンジュン。その気はない、と答える彼女に自分がサンハクを好きになっても良いか、と尋ねたサンヨンは、続けて身を引くようウンジュンをけん制した。

■第11話見どころ
サンヨンのウンジュンへの劣等感が顕著に表れていた11話。仕切りにウンジュンの行動を気にしたり、彼女の言葉1つで情緒が揺らぐその姿は「サンヨンは本当に劣等感の塊みたいな人だね・・・」、「サンヨンは本当にずっとウンジュンのことを見ている・・・」と視聴者の注目も集めた。
そんなサンヨンがウンジュンをけん制するラストシーンは今回の見どころとなっていた。「サンヨンがここまで言うのはレジェンド・・・」、「改めてウンジュンとサンヨンがとても対照的な人物だと痛感するシーンだった」と視聴者にも大きなインパクトを残したようだ。



■第12話あらすじ
Netfliｘシリーズ「ウンジュンとサンヨン」Netflixにて独占配信中。
ウンジュンとサンヨンの間に流れる緊迫した空気。

そんな中、ロケ地として廃墟と化したかつてのユン先生の家に行くことになったウンジュン達。何も知らないスタッフ達がこの場所に決めよう、と言う中、サンヨンを気遣ったサンハクとウンジュンは反対意見を出す。それでもスタッフが譲らない様子を見たサンヨンは、ここにしよう、と決定打を出した。

仲の良い同僚からの指摘で、サンハクを気にする自分に気付いたウンジョン。そんな彼女は映画の撮影中、不意に倒れてきた照明に巻き込まれかけるも、サンハクに救われる。この時怪我をしたサンハクは、ウンジュンとサンヨンに付き添われ、病院へと向かう。

ウンジュンがサンハクへの感謝と罪悪感、心配に包まれる中、サンヨンはウンジュンを庇ってしまった、という彼の言葉が頭から離れない。そんな彼女はサンハクの元に向かい、想いを伝えるも彼には届かない。泣きながら縋り付いてもサンハクの思いは変わらなかった。

翌日、サンハクは改めてウンジュンに想いを伝える。切実な彼の想いを聞いたウンジュンは心が揺れる。

そんな中、サンヨンに金の無心をする父が会社にまでやってくる。偶然不在だったサンヨンの名を叫ぶ彼を見たウンジュンは、慌てて彼を宥め、社外へ連れ出した。その後、社内に広まるサンヨンの悪評と詮索。肩身の狭い思いをしていたサンヨンは、偶然これに怒るウンジュンを見る。その後、彼女に父が来たことを伝えたウンジュンは、それとなくサンヨンを気遣った。

開催された映画スタッフ一同での飲み会。その終わりにサンハクを呼び出したウンジュンは、告白に答えを出そうとする。彼の元へ向かう途中泥酔したサンヨンを見つけたウンジュン。彼女を放っておくことが出来なかったウンジュンは、サンハクの力を借り、彼女を自宅に運んだ。

酔って眠ったサンヨンの様子を見に来たウンジュンは、いきなり手をつかんだ彼女に驚く。うわ言のようにサンハクへの思いを語る彼女に、ウンジュンはまた複雑な気持ちになる。


■第12話見どころ
2度目の再会でも互いに劣等感を覚え合うウンジュンとサンヨンの姿が目を引いた10話。「この2人には苦しくなるくらい感情移入しちゃう・・・」、「こういうのは大人になっても不思議なくらい変わらないよね」と、まるで呪いのようなウンジュンとサンヨンの友情に共感し、苦しむ視聴者は多かった。
また、再会を喜んでいたサンハクをウンジュンがバッサリと切り捨てるラストシーンも今回の見どころとなっていた。「ウンジュンにとってサンハクとの再会が嬉しいわけない」、「直前までの会話の雰囲気を殺すように目の輝きが消えるのがすごかった」と、ウンジュンへの共感と、ウンジュンを演じるキム・ゴウンの演技力への称賛が聞かれた。

2025年9月12日にスタートしたドラマ「ウンジュンとサンヨン」は、Netflixで一挙独占配信中だ。

◇「ウンジュンとサンヨン」| 日本語版予告編 |

【作品詳細】【「ウンジュンとサンヨン」を2倍楽しむ】