【ネタバレ】「女王の家」最終回11.7% ハム・ウンジョンとソ・ジュニョン、愛を確かめ合いハッピーエンド…イ・ガリョンは刑務所で結末

KBS2TV日々ドラマ「女王の家」が19日に最終回を迎えた。最後の放送では、ジェイン(ハム・ウンジョン)とセリ(イ・ガリョン)がまったく異なる運命を歩む対照的な結末が描かれた。YouTubeにて最終回予告が公開中だ。
ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は全国平均で11.7%を記録した。初回8.6%からスタートし、中盤の第47話で10.5%の二桁を記録。その後も10%前後を推移。97話で11.9%の自己最高、最終回は自己最高を超えることはできなかったが、この日の全番組の1位で有終の美を飾った。その他の作品視聴率は【韓国TV視聴率TOP10】一覧でまとめている。
「女王の家」は、完璧な人生を信じていた女性が、すべてを失った後に繰り広げる“人生奪還”の復讐劇。平凡で質素な生活を望んでいたジェイン(ハム・ウンジョン)は、友人の紹介で出会った男性と結婚し、幸せな家庭を築く。しかし、ある出来事をきっかけに彼女の人生は一変。すべてを奪われたジェインは、自らの手で人生を取り戻すための復讐劇を繰り広げることになる。
■キャスト
カン・ジェイン役:ハム・ウンジョン
キム・ドユン役:ソ・ジュニョン
ファン・ギチャン役:パク・ユンジェ
カン・セリ役:イ・ガリョン
ほか
■第100話(最終回)あらすじ(ネタバレあり)
セリの暴走により命を狙われたジェインを救ったギチャン(パク・ユンジェ)は、自らが犠牲となって車に轢かれ、最期の瞬間に「ずっとそばにいてほしかった」と告げる。そして、自らの悪行を記録した自白証拠をジェインに託し、その腕の中で息を引き取った。その後、セリはギチャンの死を含め数々の罪で裁判にかけられる。必死に無実を主張するも、ギチャンが残した自白映像によって悪行が明らかとなり、最終的に死刑を求刑される。彼女は法廷で「全部ジェインのせい!」と怒りを爆発させ、最後まで反省のない姿を見せた。
一方、スンジャ(イ・ボヒ)は息子の死を悼むよりも保険金を優先。しかし、ギチャンはすべてをジェインに託す遺言を残しており、遺産はナラとファン・ギマンのために使われることに。ジェインの決断によりナラは母を離れて留学を選び、スンジャは全財産を失った末に皮肉にも“ノ宿者”として路頭に迷うことになった。
全てが片付いた後、ジェインはYLグループの会長に就任。セリは刑務所で罪を償う人生を迎える。そして時が流れ、医療奉仕を終えたドユン(ソ・ジュニョン)がジェインの前に現れる。「もう、あなたの心を欲しがってもいいですか?」と問いかける彼に、ジェインは「会いたかった」と愛を告白。二人はキスを交わし、新たな人生のスタートを予感させるハッピーエンドで幕を閉じた。
■見どころと視聴者の超え
最終回は、長く続いた複雑な愛憎劇が一気に決着し、それぞれの登場人物が自らの罪と向き合った。特に、主人公ジェインの強い意志と成長、そして悪役セリの罪が明らかになり最後まで反省のない姿が描かれることで、緊張感と共に視聴者の感情を揺さぶった。また、ジェインとドユンの感動的な再会シーンがハッピーエンドを彩り、多くの人の心に残った。視聴者からは、ドラマ全体の緻密なストーリー展開とキャラクターの深掘りに共感や感動の声が多く寄せられた。とくに最終回のラストシーンでは「胸が熱くなった」「感動して涙が止まらなかった」といったポジティブな反応が多く、愛と赦しのメッセージが強く響いたとの意見が目立った。一方で、「もう少し派手な結末を期待していた」「終盤の展開にやや物足りなさを感じた」という意見も一部では見られたが、総じて高評価で締めくくられている。
本作の後のKBS2日々ドラマ(19:50-20:30)は、姑と嫁として再会した母娘リプリーが、家督争いのために嘘を繰り返す大胆かつ涙ぐましい人生逆転劇「親密なリプリー」を9月22日から放送する。
◇KBS2「여왕의 집」HP(番組HP)
◇YouTube|最終回予告
