【「濁流」制作発表会動画・まとめ】ロウン、シン・イェウン、パク・ソハムたちの結束の強さに監督も太鼓判

07時40分ドラマ

ディズニー+初のオリジナル時代劇シリーズ「濁流」がいよいよ9月26日に公開を迎える。これに先立ち、23日に開かれた制作発表会には、チュ・チャンミン監督をはじめ、主演のロウン、シン・イェウン、パク・ソハム、さらにパク・ジファン、チェ・ギファ、キム・ドンウォンといった豪華キャストが登壇し、熱気に包まれた。SNSにて会見写真と動画が公開された。

●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】

新しい時代劇への挑戦

「濁流」は、朝鮮のすべての金と物資が集まる“京江（現在の漢江一帯）”を舞台に、混沌とした世の中を覆し、人間らしく生きるためそれぞれ異なる夢を抱いた人々の運命を描くアクションドラマ。

これまで王族や両班が中心だった時代劇の流れから一線を画し、市井の人々や“ワル”に焦点を当てた点が最大の特徴だ。

チュ・チャンミン監督は「これまで描かれなかった下層民の物語に強く惹かれた」と語り、自身にとって初のシリーズ演出作品として本作を選んだ理由を明かした。

キャラクターと俳優たちの挑戦

画像：Disney Plus Korea 公式Xより主演を務めるロウンは7月21日入隊する予定だったが、再検判定で入隊時期が延期されたため、10月に軍服務を開始する。これについてロウンはロウンは「もともと7月に入隊するはずだった」として「ある理由のために延ばされたが、これが祝福だと思った」と話した。

本作でこれまでのイメージを覆す変化に挑む彼が演じる「チャン・シユル」は「名前も呼ばれず、帰る居場所もない孤独な狼のような人物」と表現。ロウンは「監督から“君の最大の武器であるかっこよさを奪う”と言われた時、心の中でこの瞬間を待っていた」と告白し、新境地を切り拓く意気込みを見せた。

シン・イェウンが演じるのは朝鮮最大の商団の娘「チェ・ウン」。彼女は「どんな状況にも屈せず堂々と立ち向かうキャラクター」と紹介し、演技のため珠算の特訓まで受けたと明かした。

画像：Disney Plus Korea 公式Xより一方、パク・ソハムは時代劇初挑戦で、誠実で清廉な武人「チョンチョン」を演じる。「より良い世界を夢見て腐敗に立ち向かう人物」と語り、強い存在感を放つ予告をした。

脇を固める俳優陣も見逃せない。パク・ジファンは一時は力を誇ったが転落し、再起を狙うワル「パク・ムドク」を演じる。チェ・ギファは“ワルたちの王”のように君臨する悪徳管理「イ・ドルゲ」として登場し、さらにキム・ドンウォンは女真族出身の将軍であり、京江を支配しようと野心を燃やす「ワンヘ」を演じ、物語に緊張感を与える。

リアルな時代劇を目指した現場

今回の撮影はディテールへのこだわりも話題に。京江やナルトを再現するため本格的なオープンセットが建設され、リアルさを追求。監督は「水辺での撮影は難しかったが、CGを最小限に抑え、実景を大事にした」と語り、俳優陣も「リアルなセットのおかげで演技に深く入り込めた」と現場の没入感を共有した。

さらにキャラクターごとに異なるアクションも見どころの一つ。ロウンは「それぞれのキャラクター固有の武器に注目してほしい」と語り、パク・ソハムは剣術や国弓、乗馬まで練習。キム・ドンウォンは「残酷さよりも異邦人としての違和感を大事にした」と述べ、各キャラクターに個性ある戦いを与えている。

現場を彩った絆とケミストリー

画像：Disney Plus Korea 公式Xより制作発表会では、キャスト同士の絆や監督への信頼も強く伝えられた。シン・イェウンは「学ぶことの多い現場で、何度もテイクを重ねてベストを目指した」と回想。ロウンについては「外見は明るいが芯は強い人」と評し、パク・ソハムに対しては「演技への誠実さに胸を打たれた」と語った。

ロウンもまた「シン・イェウンは現場を明るく照らす灯火のような存在」と称賛し、パク・ソハムも「大きな支えになってくれた」と信頼を寄せた。さらにパク・ジファンやチェ・ギファ、キム・ドンウォンも互いを称え合い、現場の熱気と温かさを振り返った。チュ・チャンミン監督は「これほど楽しい現場はこれまでにない。俳優同士の呼吸がとても良かった」と満足げに語り、キャスト陣の結束の強さをうかがわせた。

期待高まる初回配信

「濁流」は9月26日からディズニー+で独占配信開始。初回は第1～3話を一挙公開し、その後は毎週2話ずつ更新され、全9話で展開される。強烈なアクションと人間模様が織りなす新しい時代劇の幕開けに、大きな注目が集まっている。

なお、【「濁流」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト徹底紹介、韓国での評判なとまとめていく。

◇YouTube「탁류」제작발표회制作発表会動画一覧