NHK「終活シェアハウス」シルバー世代のシェアハウスで城桧吏ら若者と竹下景子たち高齢者のやりとりがはじまる【2025秋ドラマ】

4人で272歳の熟女たちが自由に暮らすシェアハウス。そこは秘密の花園か?はたまた迷宮か?迷い込んだ子羊は真面目な犬系男子(城桧吏)とカワイイ系ツンデレカノジョ(畑芽育)。新機軸のヒューマンコメディードラマ「終活シェアハウス」は10月19日(日)22時にNHKBSで放送される。この度、全メインキャストが公開された。
舞台は、東京近郊のとあるシェアハウス。そこに暮らすのは、60年来の友人である3人の女性、歌子(竹下景子)、厚子(室井滋)、瑞恵(戸田恵子)。料理研究家・歌子を中心に、厚子、瑞恵がともに暮らすその家は、“終活”を前向きに捉えた、賢く生きる女性たちのペントハウス、その名も「カメ・ハウス」。ある日、スーパーで買い物をしていた大学生・翔太(城桧吏)は、歌子から突然「秘書にならない?」と声をかけられる。それが、世代を超えたきずなの始まりだった。
若者とシニアが交わす日々のやり取りは、時にユーモラスで、時に胸を打つ。そして、連絡が途絶えていた旧友・恒子の消息を探る中で、“認知症の一歩手前”とされるMCI(軽度認知障害)という現実に向き合うことになる。「迷惑をかけたくない」——その想いの奥にある、友情と孤独。「一緒に暮らそう」——その言葉に込められた、希望と再生。このドラマは、終活というテーマを通して、人と人とのつながりの大切さを描き、どんな世代にも共通する「生きることの意味」を、静かに、力強く問いかける。
この度、新たに、仕事一筋で独身を貫き、定年後も教育現場に再就職先を探し続けている元教員の今井厚子役に室井滋、知識が豊富で、料理や登山など多彩な趣味を持ち、住人たちにも影響を与える。歌子とは書籍出版を通じて深い付き合いがある元編集者に石坂浩二、専業主婦として2人の子どもを育てあげたが、夫のモラハラに耐えきれず熟年離婚し、婚活にあけくれる専業主婦に戸田恵子、軽度認知障害と診断され、将来への不安から友人たちとの関係を断とうとしている女性に市毛良枝の出演が発表された。
軽度認知障害と診断され、ドラマを大きく動かす緑川恒子役の市毛良枝は「中高一貫の女子校育ちで、まるで私たちがモデルかと思うようです。卒業以来、友人たちといつかは一緒に暮らす?なんて話も何度もしました。現実は、まだみんな元気で、配偶者もいるし、実現するかはもう少し先のことのようですが。物語の中の恒子は、他の3人と少し違う問題を抱えています。でも性格はのんびりさん。悩みはあってもみんなといるから明るく前向きにいられて希望があります。若いおふたりがまたチャーミングで、互いの関係性も今時のリアルが感じられて素敵。実際こんな子いて、お友達になれたらいいなと思います」とコメントしている。
■あらすじ
お人好しで流されやすく、就職活動も苦戦中の主人公・速水翔太(城桧吏)は、将来のビジョンが全く見えないまま。 可愛い恋人・林美果(畑芽育)との恋の進展もままならない。けれどそんな二人に転機がおきた。ある日、ひょんなことから、めちゃめちゃ元気な68歳の女性3人=歌子(竹下景子)、厚子(室井滋)、瑞恵(戸田恵子)が住むシェアハウスの雑用係に翔太が採用される。人生の酸いも甘いも知り尽くした女性たちの日々に巻き込まれるのは意外に楽しく、おいしい料理と“おばさま”たちの知恵袋に、美果も翔太も感動しまくり。まさに青春のアディショナルタイム到来!――かと思ったのも束の間、新たな住人、軽度認知症を患う恒子が加わり、てんやわんやな状況になってしまう。そこには、シニア女性たちが直面する問題も山積み。翔太と美果、歌子たちは力を合わせて、それらの問題に立ち向かっていく・・・
■作品概要
【放送予定】 BSP4K・BS 2025年10月19日から 毎週日曜 22:00~22:45<全10話>
【原 作】 御木本あかり
【脚 本】 水橋文美江、鈴木裕那
【音 楽】 羽深由理、堀川真理子
【主 題 歌】 DREAMS COME TRUE 『サンキュ.』
【出 演】 城桧吏、畑芽育、室井滋、猫背椿、日野陽仁、石坂浩二、でんでん、戸田恵子、市毛良枝、竹下景子 他
【演 出】 塚本連平、宮下直之、下向英輝
【プロデューサー】 雫石瑞穂、山本梨恵
【制作統括】 黒沢淳(テレパック)、樋口俊一(NHK)
◇NHKプレミアムドラマ「終活シェアハウス」全キャスト公開BLOG
【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】