NHKドラマ10「シバのおきて」本日スタート! 柴犬が主役、大東駿介が語る犬ファーストな現場

10時00分ドラマ
画像提供:NHK

笑って泣けるヒューマン&ケイナイン(犬)ストーリー、NHKドラマ10「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」が、 いよいよ本日 9月30日(火)22時よりスタートする。予告動画は番組HPで公開されている。



「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」は、片野ゆかの漫画『平成犬バカ編集部』を原作とした、犬によって心が優しく解きほぐされていく人々を描いたヒューマンドラマ。

崖っぷちの雑誌編集職の男が思いついたのは、日本初の柴犬(しばいぬ)専門の雑誌。押しつけられたはみ出し者や変わり者たちが集まって雑誌を立ち上げようとするが、ギスギスグサグサ。それを見つめるのは犬たちの美しい瞳。犬によって新たな企画が生まれ、皆の心も解きほぐれていく。

放送を前に、主人公・相楽俊一を演じる大東駿介からコメントが到着した。
シバ画像提供:NHK
大東駿介オフィシャルコメント
――大東駿介さんが演じる相楽という男とは?
ドラマの中の相楽を見ていると、自分が何者か、何かを証明しなければという焦りの中で、がむしゃらに突き進んでいた20代の頃の自分とかぶります。

普通気付くだろうという事に全く気付かず、仕事に対する熱量が高くて大ヒット雑誌を生み出す力はあるが、人はついてこない、自分にできることは人にもできるだろうと信じている男。今でいうパワハラ上司と言われるような人で、部下から嫌われて挙句の果てにボイコットされ編集長から降格させられます。

犬にはデレデレ、奥さんには頭が上がらない。人に対してあまりコミュニケーションが上手じゃない人です。そんな男が、自分の愛犬を見て新しい雑誌を創刊するのですが、いくつになっても、人間性が変わらないといわれる典型的な男です。

――撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
「ワンちゃんファースト」で撮影すると言っていた現場ではありましたが、現場で柴犬(しばいぬ)・福助役の「のこ」に、人間と同じように芝居をつける場面があったんです。「のこ」は『何言ってるんだろうな』という顔で見ていたので、さすがにそれは難しいのではと俳優陣は感じていたけれど、「のこ」はちゃんとやってのけたのです。ドラマを見て頂くと、犬も人間も同等に扱う“犬バカ”製作陣による、犬と人がおりなすフェアな現場の魅力が満載です。

――「のこ」ちゃんとの芝居はいかがでしたか?
犬が委縮しないように「本番よーい」の掛け声をやめて、自然に始まる空気が心地よかったです。犬の持つ空気感にあわせて、独特のある意味とてもゆるい現場になりました。犬が自由に動くことで、予定していた芝居のリズムが壊れ、僕らもその場で起こることをキャッチして芝居する。芝居ってこういうことだなって改めて感じました。

――ドラマを見る視聴者へのメッセージをお願いします。
子どもから大人まで楽しんでいただける温かいドラマだと思います。犬と暮らすという事の喜び、幸せも教えてくれる作品です。動物と生きる、大切なひとつの命と一緒に暮らすこと心構えを教えてくれる作品でもあります。ぜひご覧ください。「のこ」の芝居にも注目してください。ワン!

■第1回あらすじ
パチンコ雑誌の編集長・相楽俊一(大東駿介)は、部下たちのボイコットにより編集長を追われ、新しい雑誌の開発を言い渡される。そして、愛犬・福助を相棒に犬バカのための専門誌「シバONE」を立ち上げる。若手の編集者・石森玲花(飯豊まりえ)が加わるが、すぐに相楽と衝突。ベテラン編集者・清家(片桐はいり)、カメラマンの三田(こがけん)、獣医師・滑沢(松坂慶子)らも加わり、雑誌づくりに奮闘していく。

放送情報
ドラマ10「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」
放送開始:2025年9月30日(火)スタート(全9回)
放送枠:毎週火曜 22:00〜22:45 NHK総合・NHKプラス
再放送:毎週金曜 午前0:35〜1:20(木曜深夜)
【原作】片野ゆか 『平成犬バカ編集部』
【脚本】徳尾浩司
【音楽】YOUR SONG IS GOOD
【出演】大東駿介、飯豊まりえ、片桐はいり、こがけん、篠原悠伸、やす、黒田大輔、水川かたまり
/柄本時生、津田健次郎/瀧内公美、勝村政信、松坂慶子他

NHK「シバのおきて~われら犬バカ編集部~」HP

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