「もしもこの世が舞台なら」ラストで菅田将暉の目に輝きが戻った【第1話ネタバレと第2話予告】

11時31分ドラマ
©フジテレビ

主要キャラクターの紹介が主だった第1話だが、ラストの二階堂ふみのダンスと、菅田将暉の“キラっ”とした瞳に魅了される視聴者が続出した。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年10月8日第2話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第1話は10月1日に放送された。初回の視聴率は世帯5.4%、個人3.1%(ビデオリサーチ社調べ)にとどまった。

懐かしい映像でドラマはスタート

カセットテープがアップになり、1984年の渋谷を写した映像からドラマはスタートしていった。脚本家の三谷世代には懐かしい映像となるが、若者には“ありえない”ハラスメント“も描かれている。喫煙シーンなどもおおいせいか、ドラマのラストに注意書きが出されたことでも話題となった。

主要キャラクターを覚えきれるか?

主演の菅田将暉演じる久世を中心として、大勢のキャラクターが登場する。第1話で約30名のキャラクターが登場したのだが、あまりの多さに「覚えきれない」という声も出ている。

一瞬映った豪華俳優

作中に登場するシェイクスピアの“エピグラフ”の声に渡辺謙、そして、テレビの画面上にポニー田中として一瞬映ったのは堺正章だ。ドラマの主要人物だけでも豪華俳優陣が揃っているが、今度も各話、豪華俳優の登場が期待される。

二階堂ふみのダンスシーンは圧巻

ドラマ前半は小池栄子のダンスがあり、ラスト4分は二階堂ふみのダンスシーンで視聴者を魅了した。妖艶なダンスだった。8日に放送される第2話以降は不振にあえぐ劇場で久世(菅田将暉)が働き出す。踊りは規制が厳しく、集客が望めない。久世が芝居をやろうと言い出すが、どうなるのか?

■第1話ネタバレあらすじ

昭和59年秋。蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。彼のあまりの横暴ぶりに、自分が作った劇団から追放されてしまったのだ。荒れる久部だったが、怪しいアーケード街「八分坂」に迷い込んだ。そのアーケードにはこう刻まれている。“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”。

そこはストリップ劇場だ。そこの踊り子・いざなぎダンカン(小池栄子)は照明係と駆け落ちを考えていた。蓬莱省吾(神木隆之介)はその楽屋にいた。毛脛モネ(秋元才加)は子ども・朝雄を探し、町を歩く。警官の大瀬(戸塚純貴)に探してもらう。

久部は追いかけてきてくれたトンちゃん(富田望生)とジャズ喫茶の「テンペスト」に向かう。熱くなりすぎて声が大きくなったしまう久部をマスターの風呂須太郎(小林薫)が諭す。

神社にたどり着いた久部を朝雄が見つける。八分神社でおみくじを引くも白紙だ。巫女の江頭樹里(浜辺美波)には“あなた次第”といわれる。オババには「八分坂」で人生が変わると言われる。

そして、ダンカンは照明係と駆け落ちしていった。そんなWS劇場にオーナー・ジェシー才賀(シルビア・グラフ)がやってきた。成績が悪い劇場をノーパンしゃぶしゃぶに使用と言い出す。支配人の浅野大門(野添義弘)は今月いっぱいは考えさせて欲しいという。今月までとジェシーは約束した。

久部は倖田リカ(二階堂ふみ)のいるスナック「ペログリーズ」にたどり着いた。リカは久世の話を聞き、久世の意見に同意してくれる。代金を払おうとすると、93,600円といわれる。なんと、ナッツが9万だというのだ。逃げようとした久辺をウェイターのケントちゃん(松田慎也)が捕まえる。さらに、用心棒のトニー安藤(市原隼人)がやってくる。脅しあげるトニーとケントちゃんから久世をかばい、久世のかばんの中に入っていたシェークスピアを人質にする。明日までに9万円を持ってこいといって帰した。久世は警察に行くが、朝雄をさがすことに忙しい大瀬は相手にしてくれない。

ダンカンが出ていったことがわかり、ステージの穴を埋めるために大門はリカに頼む。リカが準備をするまでの間、彗星フォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)王子はるお(大水洋介・ラバーガール)のコンビに頼もうとするが、断られた。うる爺(井上順)に頼む。舞台にたってくれることになったが、急に不安になる。

朝雄を見つけた大瀬は、朝雄を久世に託す。大瀬はモネを探しにいってしまう。久世は巫女の樹里に頼み、自分でシェークスピアの本を取り返しに行った。店の奥にケントちゃんをおいかけてはいってゆくと、そこはWS劇場と繋がっていた。舞台袖からリカが踊るのを見ていた、久世はリカにピンスポットをあてる。ダンスが終わると、照明をやっていた久世に笑顔を贈り、久世も頷いた。

■第2話あらすじ

風営法の改正でストリップショーが厳しく規制され寂れてしまったWS劇場。

久部三成(菅田将暉)はWS劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当することになった。前夜、WS劇場の支配人・浅野大門(野添義弘)から「うちで働いてみないか」と誘われたのだ。久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会する。

「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味なさげに目をそらした。

フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。

フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト

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