新月火ドラマ戦争開幕！「憎らしい恋」が一歩リード　新作「UDT」「次の人生」は2.0％で並走

17日夜、韓国の地上波・ケーブル各局で放送が始まった月火ドラマ3作が早くも視聴者の注目を集めている。特に、ENAの新作「UDT：私たちの町の特殊部隊」が初回を迎え、tvN「憎らしい恋」、TV朝鮮「次の人生はないから」とともに“月火ドラマ視聴率戦争”の幕が上がった。

■「憎らしい恋」4.6％で月火1位をキープ
画像：tvN「얄미운 사랑」公式HPより同時間帯トップに立ったのは、安定したファン層を抱えるtvNのロマンティック・ドラマ「憎らしい恋」（얄미운 사랑）。正義漢の刑事イメージに囚われてしまった国民的トップスター（イ・ジョンジェ）と、正義に命をかける熱血芸能部記者（イム・ジヨン）が、初めは反発し合いながらもお互いの偏見を乗り越え、徐々に理解し合い恋へと発展していくロマンティックコメディだ。
今月3日全国視聴率5.5％でスタートし、17日放送の第5話の視聴率は全国平均4.6％を記録。他局の新作を抑えて独走状態を維持した。イム・ジヨン×イ・ジョンジェの主演カップルの掛け合いや、軽快な恋愛コメディの強さが数字にも反映された格好だ。
※Prime Videoで独占配信中
➡【「憎らしい恋」を2倍楽しむ】


■ TV朝鮮「次の人生はないから」も2.0％で堅実
U-NEXTで独占見放題配信中
一方、TV朝鮮で10日にスタートした「次の人生はないから」（다음생은 없으니까）。こちらは、育児との戦いと、マンネリ化した職場生活に疲れ切った41歳の3人の友人たちが、“より良い人生の完成（＝完生）”を目指して繰り広げるドタバタ・コメディ成長記。
初回1.9％でスタートしたが、17日放送の第3話は2.0％に微増した。キム・ヒソン×ハン・ヘジン×チン・ソヨンの3女優による人生リセットをテーマにした大人向けロマンスで、重すぎず軽すぎない“ヒューマンドラマ×恋愛”の配合が特徴。視聴者層の自然な口コミ拡大に期待がかかる。
※U-NEXTで独占見放題配信中
➡【全話あらすじ・見どころ】


■ ENA「UDT：私たちの町の特殊部隊」がついに出撃　アクション×ヒューマンの新機軸
U-NEXTで独占配信中
遅れて同日スタートしたENA「UDT：私たちの町の特殊部隊」（UDT: 우리 동네 특공대）は2.0％で初回を発進。「家族」と「町」を守るために立ち上がった元・特殊部隊員たちの奮闘を、笑いと感動を交えて描くアクションコメディ。市井の“町のヒーロー”を特殊部隊風に描く斬新な設定と、ユン・ゲサンとチン・ソンギュの3度目、8年目の再共演が話題を呼び、SNSを中心にポジティブな反応が目立った。アクション要素と地域コミュニティの温かさを融合させたスタイルが、今後どこまで視聴層を拡大できるかが焦点だ。
※U-NEXTで独占配信中
➡【「UDT：私たちの町の特殊部隊」を2倍楽しむ】


■ 月火ドラマ戦線、初週から“1強2中”の構図に
首位の「憎らしい恋」が4％台後半で抜け出しつつ、「次の人生はないから」と「UDT」が横並びで追走する形に。今後は、
・新作2作の“第2話での伸び”
・「憎らしい恋」の安定維持
・SNSでの話題量
などが勢力図を左右しそうだ。
3作が揃って走り出した11月の月火ドラマ枠。次週以降、数字の変化と口コミの広がりに注目が集まる。

●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマはこちら】　/　【「U-NEXT」で独占配信の韓国ドラマはこちら】

※navicon韓流コーナー（韓国ドラマ2025年11月現在1500作品以上の紹介、ドラマの深掘りする【2倍シリーズ】、時代劇に役立つ【年表・王朝系図・地図】など図表などまとめています⇒