仲間由紀恵は“ふんぬ”で怒りを鎮火!「小さい頃は、神様がいて」第8話“仲良しのギュー”ネタバレと第9話予告

07時00分ドラマ
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11月27日(木)に放送された北村有起哉主演のフジテレビ木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」第8話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。第9話は12月4日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、最新話はTverで無料配信、FODで全話配信されている。



「小さい頃は、神様がいて」は、『最後から二番目の恋』シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和の完全オリジナル脚本。二人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)と、その妻・あん(仲間由紀恵)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かくお届けするホームコメディー。

■第8話 ネタバレあらすじ
渉は、あんと結婚した時に仲人をお願いした会社の先輩が定年退職を迎えるということで、そのお祝いの飲み会から酔っ払って帰ってくる。今日は「先輩のための日」だったから離婚のことを伝えられなかったと渉は話す。

翌朝、二日酔いで起きてきた渉は、「これ書いておいて」とあんから何気なく離婚届を差し出される。いわれるがままに署名捺印したものの、離婚届けだとわかって動揺し、紙の上にコーヒーをこぼす。あんはすぐに二枚目の離婚届を渉に渡すが、渉は大事な書類なので軽く渡さないでほしいと訴える。

樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)は、キッチンカーをレンタルして新しく事業を始める準備を進めていた。その日、今まで働いていたスーパー銭湯を退職する二人に、小倉家をはじめ「たそがれステイツ」の永島慎一(草刈正雄)やさとこ(阿川佐和子)たちはサプライズでパーティーを企画していた。

あんは離婚後に住む三鷹の部屋に採寸に行ってくると話す。何も聞かされていなかった渉は驚き、「もう会わないという離婚じゃないのに」と自分も行くと申し出る。そこへ立ち聞きしていたゆず(近藤華)も同行すると言い、さらにゆずが順(小瀧望)にも連絡をとり合流することに。

戸惑うあんだが、小倉家一同は待ち合わせをしてあんの新しい部屋を見に行く。新居にいちいちケチをつける渉の態度にこれまでもあった“決まってからケチをつける”に「憤怒」してきた数々の出来事を思い出し、再憤怒。その後は、仲良く順の買ってきた鯵の押寿しを食べて和む。

真(山本弓月)のお気に入りのおもちゃを修理した慎一(草刈正雄)は、公園で真を助けて徐々に元気を取り戻す。一方、さとこ(阿川佐和子)は凛(和智柚葉)に、みんなの前では泣けない自分たちだから、2人きりのときに思いっきり泣こうと女同士の約束を交わす。

渉は仕事を終えた奈央と志保を、サプライズパーティーに気づかれないように自宅に呼び、皆で二人をねぎらう。仕事の最終日に“憤怒”したことを話す二人に、ゆずは「ふんぬ、ふんぬ」と唱えて、怒りを鎮める方法があると話す。あんと渉が些細なことで言い争いになり、真が仲良しのハグを提案。渉はあんを抱きしめながら「離婚することになってから、どんどん、あんちゃんのことが好きになっちゃってるんですよ。まいりました」と告白する渉。それを聞いたあんも、何か思うことがある様子で…。

ゆずは映像コンクールに応募し、渉と順はキャッチボールをする。渉が順に「順も俺に言いたい人あるだろ?あるはずだろ」と尋ねると、順は「お父さんが、最低でろくでもなくて、嫌な奴だったら、どんなにいいだろうって、憎めばいいんだから、その方が、どんなに楽だろうかって、ずっと思っていたよ」とこれまでの思いをぶつけた。

あんの怒りの沈め方“ふんぬ”
あんが、渉に対して抱いたという二文字の漢字は、最大級の怒りを表す“憤怒”。あんは「ふんぬ、ふんぬって言っているうちに、笑っちゃう。そうすると、なごむ」と話す。怒りを笑いに変えるこの方法は確かに有効そう。それにしても、この20年の間に、あんは何度その言葉を使って渉への怒りを鎮めてきたのだろうか?

仲良しのハグはリンクコーデ
真と凛に急かされて“仲直りのギュー”をした渉とあん。抱き合う二人は、ブルーのシャツに紺のセーター、ベージュのチノパンという見事なまでのリンクコーデ。申し合わせたわけではないのに、気づけば揃いのスタイルになってしまうほど、通じ合っているということを表しているのかも?

ほんとに離婚が正解なの?
ドラマラスト、さとこがあんに尋ねた「今も、離婚したい?」という質問。無意識のリンクコーデや、秘密が無くなった後の家族の仲の良さ、それぞれの幸せ度さえも上がっているように感じる小倉家にとって、本当に離婚は最善なのだろうか?

次回はついにゆずの誕生日。

■第9話 あらすじ
さとこは、あんに「今も離婚したい?」と尋ねる。離婚の約束が公になってから、小倉家がどんどんステキな家族になっているように見えると言うさとこに、あんは同意しつつも、今は良くてもこの先の人生で後悔すると思うと話す。一方、慎一も渉に離婚するのかと改めて尋ねる。ゆずは誕生日に発表される映画コンクールの選考について順に相談。入選して両親に安心してもらおうと思っていたが、ゆずにとっての天敵が審査員になったと話す。落選を確信したゆずは、大切な一日が残念なスタートになってしまうのではと不安な気持ちになり…。

渉はあんに、家にある物の中で新居に持っていく物を選別しないのかと尋ねる。一つひとつの家具や道具について、選別しながら思い出を語り合いたいと言う渉に、苦笑するあん。そして数日後。ゆずの誕生日、すなわち渉とあんが離婚する日がついにやってきて…。

フジテレビ 2025年10月9日スタート。毎週木曜日22時放送「小さい頃は、神様がいて」。脚本:岡田惠和/主題歌:松任谷由実『天までとどけ』(ユニバーサル ミュージック)/出演:北村有起哉 仲間由紀恵 小野花梨 石井杏奈 小瀧望(WEST.) 近藤華 阿川佐和子 草刈正雄 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chiikami2025」。

フジテレビ「小さい頃は、神様がいて」番組公式サイト

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