宮崎あおいは未来の記憶を持っていた「ちょっとだけエスパー」本格的SFに突入!第7話ネタバレと第8話予告

12月02日23時50分ドラマ
©テレビ朝日

12月2日に大泉洋主演 野木亜紀子脚本のTBS火曜ドラマ「ちょっとだけエスパー」第7話“兆し”が放送された。気になるネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。次回第7話は12月9日に放送される。予告動画や撮影メイキング動画などは番組公式YouTubeとTverで公開。放送直後からTVer・ABEMAで無料見逃し配信、TELASA(テラサ)では見放題配信がスタート。さらに、Netflixでの世界配信も発表されている。



「ちょっとだけエスパー」は、ヒットメーカー・野木亜紀子の完全オリジナル脚本のSFラブロマンスドラマ。会社をクビになり、人生詰んだサラリーマンが「ちょっとだけエスパー」になって世界を救う姿を描く“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。

“未来の記憶”を飲まされていた四季
兆と「アイ」が30年後の未来から転送されてきたことが明かされた先週に続き、今秋も怒涛の展開が続いた。四季の記憶が混濁していたのは、未来の記憶のインストールに失敗したからで、“文人”は亡くなっていないどころか、2025年には、まだ四季とはまだ知り合ってもいなかったのだ。

半年前に兆からこれから起こることを知らされていたはずの四季だが、再度「ナノレセプター」を飲んで記憶を修正するように兆に促されると、これを拒否。この半年で、四季の中の“ぶんちゃん”が、文人から文太に入れ替わったのだから、当然といえば当然の結末。四季が自分を愛するに違いないと思っていた兆は驚いたはず…。

兆が本当のヴィラン!
四季に選ばれなかった兆は負け惜しみのように、文太たちが「ノンアマーレ」な存在だと告白。エスパーにならなければ、この世に存在していなかった人間だから選ばれたのだという。自分の望む未来を確立させるため、過去を改ざんしようとする兆。どうやら、兆と文太たちこそが本当のヴィランだったようだ。

ディーン・フジオカに異変!
“花を咲かせるだけ”のはずの桜介のエスパー能力が、市松の命を脅かす恐ろしい能力に変貌、さらに目から血の涙が…。九条の友人が亡くなったときも、同じように血の涙を流していたことを思うと、桜介の体にも、Eカプセルの副作用が出てきたということなのだろうか?

■第7話 ネタバレあらすじ
四季(宮﨑あおい)の本当の夫“ぶんちゃん”は、「ノナマーレ」の兆(岡田将生)。そして彼の本当の名前が文人だという事実に気づいた文太(大泉洋)が、兆に真相を問い詰めると、兆に実体がないことに気付いてしまう。兆は「この姿は立体映像。私の実体は、2055年、30年後の未来にある」と衝撃の告白をする。

そんな中、桜介(ディーン・フジオカ)から連絡を受けた文太は、混乱したまま市松(北村匠海)のアパートに向かうと、そこには、半身の皮膚が変色し、息絶え絶えの市松が横たわっていた。久条(向里祐香)は桜介の花咲かエスパーが活性酸素をあやつることだと見極め、Eカプセルを飲ませて対処する。

その後、文太は毎日市松の看病に行き、彼らの背後にいる「アイ」が、2055年の《未来の市松》だということを知らされる。「アイ」は開発したEカプセルを過去に送った罪を問われており、解決しなければ「死刑」になるため、当事者である市松が真犯人を探している際に、文太たちを見つけた。

一方、“花を咲かせるだけ”のはずのエスパーが、市松の命を脅かす恐ろしい能力に変貌したことに激しく動揺した桜介。そんな桜介にも異変が起こり、目から血の涙が…。そして、円寂(高畑淳子)と半蔵(宇野祥平)は、以前自分たちがミッションで救ったはずの画家・千田守が突然死していた事実を知る。彼らは、これまで自分たちが行ってきたミッションが本当に正義のためだったのか、徐々に不安を覚え始める。

以前勤めていたクリーニング店を訪れた四季は、元同僚に停電があった半年前に、急にいなくなったと聞かされる。その話を聞いた四季は何かを思い出す。

四季から「ぶんちゃん(文人)」が以前住んでいたところを聞き出した文太は、文人に会いに行く。ところが文人は四季のことをまったく知らないという。

四季は半年前の記憶を取り戻した。クリーニング店に現れた兆から、未来の話を聞かされた四季は、「10年分の未来の記憶」をインストールするため「ナノレセプター」を服用する。ところが、停電のせいで誤作動がおき、未来の記憶と現在の記憶が混濁してしまい、四季は不安定になってしまったのだ。

「たこっぴ」に現れた兆は、四季にもう一度「ナノレセプター」を服用するように言うが、四季は自分が愛する「ぶんちゃん」は文太だと言って、兆を拒絶する。

そこへ文太と円寂、半蔵、桜介が現れる。四季に拒絶された兆は、文太たちに残酷な事実を突きつける。ノナマーレの社員として、選ばれたのは、彼らがディシジョンツリーの外側にいる《いらない人間》。すなわち、今年中に死んでいた人間で、2025年の世界で誰とも結びつきがないため、未来への影響を最小限におさえて、世界の形を変えることができる人物だからだと。

すべてを失い絶望していた文太、同様に孤独だった桜介、円寂、半蔵、かれら全員が、「もしもエスパーになっていなければ、今年中に死んでいた人間」であるから「人を愛してはいけない」というルールだったと告げられ、愕然とする四人。

■第8話 あらすじ 
円寂・桜介・半蔵はノナマーレをクビになり、それぞれの社宅を出ることに。だが、なぜか文太だけはクビにならずに、兆から新たなミッションを告げられる。文太は「やるはずがないだろう!」と怒りをあらわにするが、兆は「あなたはミッションをやるしかない」と告げる。

ついに明らかになる兆が“世界を変える”理由。バラバラになったエスパーたちの運命は?文太と文人、ふたりの《ぶんちゃん》が選ぶ愛の結末とは?

テレビ朝日 2025年10月21日スタート。毎週火曜日21時放送「ちょっとだけエスパー」。脚本:野木亜紀子 出演:大泉洋、宮崎あおい、岡田将生、ディーン・フジオカ、高畑淳子、宇野祥平、北村匠海 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chottodakeesper」

テレビ朝日「ちょっとだけエスパー」番組公式サイト

【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】