「新東京水上警察」佐藤隆太率いる“チーム碇”が船内密室殺人事件に挑む(第9話ネタバレ)
12月2日(火)に放送された、佐藤隆太主演「新東京水上警察」(フジテレビ/毎週火曜21時)の第9話では、南極観測船「海雪」の船内で密室殺人事件が発生。物語は最終章へ突入した。第9話あらすじ、見どころを紹介しよう。第10話予告動画は番組公式サイトで公開中だ。(ネタバレあり)
ドラマ「新東京水上警察」の原作は、人気ミステリー作家・吉川英梨の同名シリーズ。日本連ドラ史上初の「水上警察」をテーマに、東京の海や川を駆け巡りあらゆるジャンルの事件に挑んでいく。今までになかった、船×海×刑事という新ジャンルで描かれ、大迫力のマリン×クライムエンタテーメントが誕生した。
■第9話あらすじ:被害者は「海雪」で生まれて「海雪」で亡くなる
碇(佐藤隆太)は“10月13日20時、「料亭・一の家」で黒木謙一(柿澤勇人)が大きな仕事をする”という情報提供メールを見る。有馬(山下美月)とともに料亭へ張り込むと、海技職員OB・大沢(小林隆)の姿が。「どうしても入りたいなら令状を」黒木に言われた碇たちは仕方なく引き下がる。調べると、黒木の会社で大沢が相談役をしていることが分かり、碇は料亭にいたメンバーの素性を洗おうと動き出す。
日下部(加藤シゲアキ〈NEWS〉)は有馬にプロポーズしたことを碇に話す。「礼子をその気にさせないでください」日下部に言われた碇は「はっ?どういうことだよ…」と聞き返す。「礼子は碇さんに頼られることを心底喜んでる。ただの上司に対する気持ち以上に…」と日下部は話す。碇は「俺…結婚したいんです。だからお願いします」と言われる。
水上署は腐乱死体を発見したと通報を受ける。現場は青海埠頭公園に展示されている南極観測船「海雪」の船内。第一発見者は工事関係者だった。現場に先に到着した湾岸署は、防犯カメラの映像など全て持っていってしまっていた。碇は湾岸署・和田(谷田歩)との腕相撲勝負に勝ち、情報共有と現場の立ち入りを許可させる。
現場は海雪船内の隊員居住室で、遺体発見時に部屋が密室だったことが分かる。被害者は福本という男性で、海雪の管理事務所で長年観光ボランティアをしていた人物だった。海雪を愛する彼は、海雪船内の鍵を持ち出すことも黙認されていた。福本は海雪の船内で産まれ、海雪こそが自分の母親だと思って生きてきた。
碇と細野(山口紗弥加)は福本の妻・弓枝に聞き込みに行く。2人はそこで福本の死因が後頭部強打ではなく熱中症であることを知る。弓枝は海雪グッズをゴミに出していた。そして職場では、遺体見つかる前に夫の保険金が入るから辞めるという話をしていたことが分かる。
碇は有馬に「日下部はいいヤツだ。真っ直ぐだし優しさもある」と話す。そして「もし有馬に結婚願望があるなら、真剣に考えてやってほしい」と伝える。
湾岸署は弓枝を逮捕する。事件の日の防犯カメラに弓枝の姿があり、現場の扉の外側からは指紋が発見されたという。彼女は夫からDVを受けていた。だが弓枝は容疑を否認する。夫から助けを呼ぶ電話を受け海雪に向かった彼女は、そのまま放置して現場を去ったという。
碇は、海雪の移転工事を担当した工事関係者のリストの中に三上(松本怜生)の名前を見つける。そして、三上は黒木の会社から派遣されていたことが分かる。
日下部が撮った海雪の野次馬たちの映像に、料亭にいた男の一人が映っていることを発見した碇。黒木が投げつけられた扇子は福本の海雪グッズで、接待を受けていたのは福本だと考える。碇は「福本弓枝は犯人じゃない」と言う。そしてこの件には黒木が、すなわち湾岸ウォリアーズが絡んでいると確信する――。
■第9話の見どころ:物語は最終章へ突入、黒木との対決が近づく
第9話では、船内密室殺人事件が発生し、碇は黒木が関わっていると気づく。大沢と黒木の関係性も謎が深まる中、海雪事件を追う水上署の今後の展開が気になるところだ。
そして、碇は日下部から有馬にプロポーズしたことを聞く。日下部の頼みを聞いた碇は有馬と距離を取り、捜査を頼まないようにする。3人の関係の行方は果たして?
次回は、大型台風が発生し首都圏を直撃するかもしれないという事態に。“チーム碇”は海雪事件の犯人を捕まえられるのだろうか?第10話は12月9日(火)21:00より放送予定。お楽しみに。
■第10話予告
福本の死に黒木が関わっていると確信した碇。南極観測船「海雪」の移転工事に関わっていた関係者の中には三上の名前が。首都圏には大型台風が接近。明日の上陸が予想される中、東京水上警察署には災害対策本部が設置されるという。正式な災害対策本部の立ち上げ前に、碇たちは海雪事件を解決しようと動き出す。
■放送情報
『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日(火)スタート
毎週火曜 21:00〜21:54(初回15分拡大)
■キャスト
佐藤隆太、加藤シゲアキ(NEWS)、山下美月、中尾明慶、山口紗弥加、齋藤璃佑、皆川猿時、椎名桔平、松本怜生、柿澤勇人、谷田歩、長谷川純、小林隆 ほか
■スタッフ
原作:吉川英梨
『新東京水上警察』シリーズ(講談社文庫)
脚本:我人祥太
音楽:得田真裕
プロデュース:大野公紀、山崎淳子
演出:西岡和宏、柳沢凌介、土方政人、朝比奈陽子
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