チソン主演「判事イ・ハンヨン」“腐敗の犬”から“正義の刃”へ─10年回帰で巨悪に挑む痛快リベンジ劇|1次ティザー

13時21分ドラマ
画像:YouTube|MBC drama「판사 이한영」1차 티저より

MBCが2025年1月2日より放送を開始する新金土ドラマ「判事イ・ハンヨン」(판사 이한영)が、チソン扮する主人公の決意と物語の核を凝縮した第1弾ティザー映像を公開し、大きな注目を集めている。



「判事イ・ハンヨン」は、大手ローファームからの依頼で不正裁判を繰り返していた“積弊判事”イ・ハンヨンが、理不尽な状況に追い込まれた末に10年前の単独判事時代へと“回帰”。そこで新たな選択をし、巨大な悪に立ち向かう“正義実現・回帰ドラマ”だ。

主演のチソンが演じるのは、巨大ローファームの操り人形として生きてきた“腐敗判事”。しかし死の淵で人生をやり直すチャンスを得た彼は、これまでの弱さと決別し、正義を貫く新たな人生へ踏み出す。

■ “10年の犬生”を振り返る主人公
ティザーは、イ・ハンヨン(チソン)が砂時計を凝視する場面から幕を開ける。
「この10年は、ヘナルローファームの首輪をつけて犬のように生きてきた時間だった」
静かな独白は、彼がどれほど屈辱と悔しさを抱えて生きてきたかを雄弁に物語る。

ヘナルローファームの意向通りに判決を下す“下僕判事”として名が知られてきたハンヨン。記者に囲まれた姿やオフィスで声を荒らげるシーンは、世間の批判と職務への葛藤が限界に達していることを示す。そして、彼と対峙する存在としてカン・シンジン(パク・ヒスン)が登場し、物語の軸となる対立関係が緊張感たっぷりに描かれる。

■ 不正の代償──死の瞬間、彼は“願い”を口にする
悪事に手を染めてきたハンヨンは、予想外の襲撃に遭い生死をさまようことに。
「ようやく本当のイ・ハンヨンとして生きたいと思えたのに、こんな終わりは納得できない」
苦悶の声は、後悔と無念が交錯する彼の心の深さを際立たせる。

しかし次の瞬間、運命は劇的な転換を迎える。
彼は突然、10年前──2025年へと回帰。やり直しの機会を与えられたのだ。

■ 10年前の世界で出会う“真の仲間”と“敵”
回帰直後、ハンヨンの前に立ちはだかるのが検事キム・ジナ(ウォン・ジナ)。
「今度こそ、法律に従って進みましょう。従わないなら、あなたを最初に暴くのは私です」
鋭い警告は、彼女が単なる協力者ではなく、彼を律する存在であることを示す。

そして再び対峙するカン・シンジン(パク・ヒスン)。
主人公が立ち向かうべき巨悪の象徴として、物語の緊迫感を高めていく。

■ “執行猶予の人生”で挑む、正義のリセット
回帰したハンヨンは、過去とは異なる人生を歩むことを決意する。
「今回の人生は、被告イ・ハンヨンの執行猶予期間だ」
そう語る彼の表情には、罪を背負う覚悟と再生への意志が宿っている。

そして、「ここから始めます」
という力強い宣言とともに、巨大ローファームが長年積み上げてきた腐敗の根を断ち切る反撃の狼煙が上がる。

■ 立体的に描かれる“腐敗から正義へ”の転生劇
ティザーは、主人公の心理の揺れ動きと物語の本質を圧縮したような仕上がりで、視聴者の期待を一気に高めた。腐敗判事から正義の守護者へと変貌するチソンの演技は、大きな見どころとなるだろう。また、敵として立ちはだかるパク・ヒスン、主人公と“連帯”を築くウォン・ジナなど、主要キャストの相関にも注目が集まる。

판사 이한영 1차 티저(1次ティーザー)

MBC新金土ドラマ「判事イ・ハンヨン」は、2026年のドラマ界に強烈な一石を投じる作品となりそうだ。初回放送は2026年1月2日(金)夜を予定している。

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