北村有起哉が“今、僕は怒っています”「小さい頃は、神様がいて」第10話ネタバレと【最終回予告】

07時00分ドラマ
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12月11日(木)に放送された北村有起哉主演のフジテレビ木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」第10話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。最終回の第11話は12月18日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、最新話はTverで無料配信、FODで全話配信されている。



「小さい頃は、神様がいて」は、『最後から二番目の恋』シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和の完全オリジナル脚本。二人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)と、その妻・あん(仲間由紀恵)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かくお届けするホームコメディー。

■第10話 ネタバレあらすじ
いつも外見だけを見られてモテまくっていた永島慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)のなれ初めの話を興味深く聞いていた「たそがれステイツ」一同。小倉渉(北村有起哉)が「ハッピーエンドだね」と言うと、部屋は静まり返ってしまう。渉とあん(仲間由紀恵)がついに離婚し、あんが「たそがれステイツ」を出て行ってしまったからだ。

小倉ゆず(近藤華)は、ここにいる全員が渉を気遣い、あんの話をしないようにしているのだと話す。気にせずに話をしてほしいという渉の言葉を聞き、一同はあんの新居に遊びに行こうという話で盛り上がり、渉は切なくなってしまう。

樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)は、キッチンカーのオープン日が9日後に決定した。車が改装中の間は、人気キッチンカーの人の元でお手伝いをしながらノウハウを学んでいる。ゆずはあんに「たそがれステイツ」のみんなの動画を送るために撮影に協力してほしいと頼む。

一方、渉は部下の男性社員が育休に入ると聞き、頑張れと声をかける。男性社員は「楽しみで楽しみで」と目を輝かせる。そんな姿を見た渉は、自分が若い頃にあんな生き方ができていたらと想像して涙する。あんに「無理しなくていい」ではなく、「一緒にやろう」と二人で子育てに挑んでいたら…。

一人暮らしを始めたあんは、順(小瀧望)にランチに誘われる。順は、SOSを出すのが苦手なあんに、「寂しい時や辛い時はちゃんとSOSを出してほしい。弱みを人に見せるのが下手だから、一度言ってわかってもらえないと諦めるところがあるから。SOSは早ければ早い方がいい。それも、何度でも、あきらめずに伝えること」だと消防士らしい助言をする。

念を押す順。その頃、ゆずは「たそがれステイツ」の一人ひとりの動画をあんに送るため、撮影をしていた。すると渉は、ゆずに自分もあんに伝えたいことがあると願い出る。

あんの元にゆずから新作の動画が届く。「たそがれステイツ」の面々の楽し気な近況のあと、渉がどうしてもあんに伝えたいことがあると話を切り出す。

「今、僕は怒っています。自分ができなかったこと、足りなかったこと、気づかなかったこと、考えが及ばなかったこと。それで、あんちゃんを追い詰めてしまったこと。離婚の約束もいつのまにか忘れてしまったこと。それで、あんちゃんが本当に求めていたことが“一緒にやろう”という一言だったこと。今更ながらに気づいて反省しています。けどね、こんな自分を棚に上げて言わせてください。なんでもっと、どうして欲しいか言ってくれなかったんですか?バカな僕に、なんで何度も伝えてくれなかったんですか。悔しいです。それほど僕に絶望したの?なんであんちゃんはあきらめたの?。それが悲しい、情けないです。二人で一緒に乗り越えたかったよ…」

それを見たあんは、静かに涙を流す…。

奈央志保のフンヌと仲良しの秘訣
奈央志保のキッチンカーがまた一歩実現にむかっている。人気キッチンカーの店主から、女性のキッチンカーには「ファン」がつくから覚悟した方がいいという話を聞き、「500円で会えるアイドルは安すぎる、フンヌ!」と憤怒する二人。そんな二人の仲良しの秘訣は「相手に何も求めない」ことだという。お互いが、そのままの相手を好きでいるから、その思いを毎日伝えていて、濁りがないからだという。あんと渉も二人のように毎日を過ごしていたら…。

今夜は泣こう
亡き両親を思い出し、夜中に一人で泣いていた凛(和智柚葉)。さとこと慎一、そして姉を心配していた真(山本弓月)の四人は、慎一の「今夜は泣こう」の言葉を合図に声をあげて泣きだす。努力して笑顔あふれる毎日を過ごしていても、悲しみや寂しさを抑えきれないときもある。永島家の四人が、お互いの弱みを見せられる関係になれたことに安堵した。

渉のふんぬ!
これまで、ずっとあんの気持ちを優先してドラマは進んできたが、ここにきて、やっと渉のターンが回ってきた。あんが大変な思いをしてきたことは理解しつつ、何故何度もSOSを伝えてくれなかったのか、何故自分を頼ってくれなかったのかと訴えたのだ。それには順も同意見で、同じような話をあんに伝えていた。とはいえ…、渉のことだから、本当は何度も何度もあんからSOSを出されていたのに、気づいていなかったのかもしれないのだが…。

次週はついに最終回。渉からのメッセージに、あんはどうこたえるのだろうか? そして2人は最後にどんな答えを導き出すのだろうか?

■最終回第11話 あらすじ
奈央と志保のキッチンカーの開店日がやってきた。渉と永島家一同がキッチンカーへ向かっていると、あんが合流する。久々にあんと会えてうれしくてたまらない渉。キッチンカーにはすぐに客が訪れて二人は大忙し。「たそがれステイツ」の面々や順ら消防隊員の仲間も集まり、みんなは料理をほおばり笑顔になる。

ゆずや奈央と志保は、あんの家に泊まりに行く。それを知って「ずるい」と文句を言う渉。ゆずは離婚したのだから当然だと諭すが、渉は納得できない。そしてクリスマスイブの朝、東京に寒波が襲来する。起床したあんは暖房をつけようとするが、何をやっても暖まらず、寒い部屋で途方に暮れる。そこに順から連絡が届き…。

フジテレビ 2025年10月9日スタート。毎週木曜日22時放送「小さい頃は、神様がいて」。脚本:岡田惠和/主題歌:松任谷由実『天までとどけ』(ユニバーサル ミュージック)/出演:北村有起哉 仲間由紀恵 小野花梨 石井杏奈 小瀧望(WEST.) 近藤華 阿川佐和子 草刈正雄 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chiikami2025」。

フジテレビ「小さい頃は、神様がいて」番組公式サイト

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