【最終回予告】「緊急取調室」天海祐希たちキントリの前で、大橋和也がいつもの笑顔を封印し熱演【第7話ネタバレ】

10時18分ドラマ
©テレビ朝日

警察学校で一番の教官・滝川隆博(玉山鉄二)が教える教場で発砲事件が発生。発砲した学生・宮本健太郎(大橋和也)の取調は難航し、真壁有希子(天海祐希)と小石川(小日向文世)の聴取の最中に宮本が暴れてしまい、キントリが危機に陥る。「緊急取調室」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)2025年12月18日、最終回・第9話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「緊急取調室」とは「緊急取調室」は、天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。その第8話が、12月11日に放送された。

玉山鉄二と大橋和也(なにわ男子)との緊迫した取調

取り調べられた役の玉山鉄二は「頭の中で自分自身に「落ち着け」と言い聞かせながら挑む、自分自身との戦いでもありました」と振り返る。「天海(祐希)さんをはじめ素晴らしい役者さんたちに、僕のいい部分を引き出していただき、台本を読んだ段階では発見できなかったことも自然と表現できたんです。これは、この現場に来て初めて学んだことであり、僕の中で大きな財産となりました」と語った。

大橋和也(なにわ男子)の演技力に話題が集中

銃を発砲した学生役として登場した大橋和也は、アイドルとしての活動時には満面の笑顔をみせ、常に笑顔を振りまいている。しかし、ドラマ内では自信のない態度や発砲後の取調でみせるふてぶてしさなど、いつもの様子とは一変させた。画面に映る大橋和也をみて、“なにわ男子の大橋和也”と認識するのに時間を要する視聴者もいた。そんな大橋和也は、天海祐希が演技のアドバイスなどを話してくれたといい「僕の自主性も尊重しながら、新しい選択肢を提示してくださって、すごく勉強になりました」とコメントしている。

ラストで生駒亜美(比嘉愛未)、酒井寅三(野間口徹)、山上善春(工藤阿須加)も登場

キントリメババーが再集結したなか、比嘉愛未、野間口徹、工藤阿須加が出演していないことを残念がる視聴者も多かった。しかし、そこは人気シリーズの完結編。しっかりと3人がラストに登場する。第8話で姿をみせたのは比嘉愛未演じる生駒亜美と野間口徹演じる酒井寅三だ。亜美は被害者が監察に訴えないという情報を入れ、酒井は宮本の銃の構え方がSATの構え方だと見破った。工藤阿須加演じる山上は最終回のみでの登場となる。

18日に放送される最終回、ピンチのキントリは容疑者を丸裸にできるのか?

2話完結の後半となる最終回。前半で、学生の宮本(大橋和也)が暴れたことで、上から激しい叱責を受ける。事件の真相にたどり着けない場合には警視庁副総監も責任を取らされるという危機に瀕している。教官・滝川(玉山鉄二)や生徒たちはいったい何を隠しているのか?1週間が待たれる。

■第8話ネタバレあらすじ

警察学校で、教官・滝川隆博(玉山鉄二)の指導のもとの射撃訓練の最中、学生の一人・宮本健太郎(大橋和也)が構えた拳銃が暴発し、同期生・中里美波(森マリア)に命中した。

警察学校では“事故”で押し通そうとしているが、官邸からの要請で、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は取調べに着手するが、宮本は黙秘する。警察学校から提供された監視カメラ映像は、宮本の様子を至近距離からとらえた映像しかなく、銃弾が命中した瞬間は記録されていなかったのだ。

キントリの管理官・梶山勝利(田中哲司)は射撃場全体の映像を提出するよう要求するが、学生たちの個人情報流出を危惧した滝川から拒否される。

そんな中、有希子たちに宮本が突如自白した。狙って撃ったと言い出したのだ。時を同じくして梶山は、一命を取り留めた美波が発した“なんで”という一言に引っかかりを覚えていた。

一方、捜査一課の刑事・渡辺鉄次(速水もこみち)と監物大二郎(鈴木浩介)は、滝川教場の学生への聴取を開始。だが、教場には異様な空気が漂っていた。誰もが“何も知らない”“見ていない”の一点張りだ。瀧川教場は警察学校の中でも優秀なクラスとして知られている。滝川の統率が行き届きすぎているように思え、監物は帰ろうとする。すると、学生のひとりから、宮本が美波に交際をせまっていたのだと話してきた。

取調室でそのことを言うと、宮本は大人しかった態度を一変させ、「それ!誰の話してんだよ!」と感情をあらわにした。

取調室の控えで、宮本の同窓会での様子が判明した。そこにいるのは、有希子たちに見せている姿とは全く違い、明るくムードメーカーといった様子だ。滝川は父親を殺された過去がある宮本を“異質”といっていたが、とてもそんな風には見えなかった。

取調が続く中、小石川(小日向文世)が優しい言葉をかけ、有希子が厳しい言葉をかける。学校で教えてもらう取調の方法と同じだと宮本はいう。小石川の「助けたいんだ」という一言に反応して、宮本が小石川を突き飛ばし暴れ出した。有希子が制したが、取調中の公務執行妨害という大問題に発展してしまい、警視庁副総監(大倉孝二)たちの怒りが頂点になる。このままでは副総監も責任を取らされるといい、事件を必ず解決するようにと厳命される。

副総監はかつての仲間である捜査一課の刑事・生駒亜美(比嘉愛未)と酒井寅三(野間口徹)を支援によこした。亜美の話では美波は監察に訴えることはしないといい、酒井は宮本の銃の構え方がSATの銃の構え方と同じだと見抜いた。有希子は、宮本が狙っていたのは、美波ではなく滝川だと考えた。

■最終回・第9話あらすじ

警察学校で宮本(大橋和也)が発砲した際、警察学校では教えない構えをとっていたことが判明する。それは、教官の滝川(玉山鉄二)が以前所属していた特殊部隊SATが採用している銃の構え方だった。もしかすると、宮本が狙ったのは美波ではなく、滝川だったのではと有希子(天海祐希)は考えた。

かつてキントリと捜査で協力した捜査一課の刑事・山上善春(工藤阿須加)のつてを頼り、滝川の過去を探る。

事件の全容を解明すべく、有希子はついに滝川への取調べに踏み切り、自らの仮説をぶつけることにした。瀧川は全く心当たりがないといい、有希子も有希子で自分の仮説を信じる。

かつての仲間である捜査一課の刑事・生駒亜美(比嘉愛未)と酒井寅三(野間口徹)も“助っ人”として合流し、総力戦で捜査にまい進するキントリメンバー。はたして、彼らがたどり着く驚愕の真相とは?

テレビ朝日 2025年10月16日スタート。毎週木曜日21時放送「緊急取調室」。出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kintori_tvasahi」、ハッシュタグは「#キントリ」。

テレビ朝日「緊急取調室」番組公式サイト

【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】