パク・シネ、世紀末レトロの世界へ―「アンダーカバー・ミスホン」ポスター公開、エリート×20歳新人の二重生活

08時34分ドラマ
画像:tvN drama公式Xより「

俳優パク・シネが、1990年代の世紀末を舞台にしたレトロ・オフィス・コメディで新たな顔を見せる。2026年1月17日より放送開始予定のtvN新土日ドラマ「アンダーカバー・ミスホン」(언더커버 미쓰홍)で、エリート証券監督官と20歳の末端社員という“正反対の人生”を行き来する二重生活を描く。



「アンダーカバー・ミスホン」(演出:パク・ソンホ、脚本:ムン・ヒョンギョン)は、1990年代末、30代エリート証券監督官のホン・グムボ(パク・シネ)が、怪しい資金の流れが確認された証券会社に、20歳の末端社員として潜入就職することで巻き起こるドタバタ・レトロオフィスコメディだ。

8年ぶりのtvN復帰、実力派キャストが集結
パク・シネにとって本作は、約8年ぶりのtvNドラマ復帰作。共演には、クールな魅力を放つ役どころで新境地を予告するコ・ギョンピョをはじめ、ハ・ユンギョン、チョ・ハンギョルといった実力派俳優が名を連ねる。

演出を手がけるのは、「油っこいロマンス」「社内お見合い」「怪しいパートナー」などで知られるパク・ソンホ監督。テンポの良い演出に定評のある監督とキャスト陣の組み合わせが、世紀末オフィスコメディというジャンルに新たな魅力を加えることが期待されている。

“エリート”と“新入社員”、極端な二面性を一枚に凝縮
公開された「アンダーカバー・ポスター」では、主人公ホン・グムボの二重生活が印象的に表現されている。落ち着いたスーツ姿で新聞を広げ、自信に満ちた表情を浮かべるエリート監督官のホン・グムボ。その手の中には、どこか不器用ながらも愛嬌のある20歳の新人社員ホン・ジャンミの姿が重なり、鮮烈なコントラストを生み出している。

このビジュアルは、証券監督院のエリートがハンミン証券の末端社員へと“身分を下げて”潜入するという設定を直感的に伝えると同時に、パク・シネの振り幅の大きな演技への期待を高めている。

1990年代・汝矣島証券街を再現したレトロムード
作品の大きな見どころの一つが、1990年代の汝矣島(ヨイド)証券街を再現したレトロな世界観だ。ポスターに映し出される金融指標の並ぶモニターやオフィスの風景は、当時の空気感を忠実に再現し、懐かしさを刺激する。

世紀末の感性が息づく空間の中で、“変身の名手”とも称されるパク・シネが、どのようにキャラクターを演じ分けるのか。たった一枚のビジュアルからも、作品への期待感は十分に伝わってくる。

人物関係とアンダーカバー任務が生む緊張感
物語では、20歳の“ミス”として潜入したホン・グムボを取り巻く人間関係も重要な軸となる。コ・ギョンピョ、ハ・ユンギョン、チョ・ハンギョルが演じるキャラクターたちが、彼女とどのような関係性を築き、アンダーカバー任務の行方にどう関わっていくのかも見逃せないポイントだ。

潜入捜査が進むにつれ浮かび上がる事件、正体が露見する危機、そして世紀末という時代性がもたらす独特の熱量が、物語にさらなる緊張感とユーモアを加えていく。

レトロ×コメディで描く、新たなパク・シネ像
1990年代の汝矣島証券街を背景に、レトロな情緒とオフィスコメディの爽快感を同時に描く「アンダーカバー・ミスホン」。エリート監督官ホン・グムボと、新人社員ホン・ジャンミという二つの顔を生きるパク・シネの新境地に注目が集まる。

YouTubeにて予告動画も公開中だ。

YouTube「언더커버미쓰홍 EP.0」(予告動画)

tvN新土日ドラマ「アンダーカバー・ミスホン」は、2026年1月17日(土)21時10分より初放送。世紀末レトロの世界で繰り広げられる、スリルと笑いに満ちたアンダーカバー・ストーリーが幕を開ける。Netflixでの世界配信はアナウンスされているが、日本では未発表。

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