【最終回ネタバレ】視聴率11.7%「ザ・ロイヤルファミリー」妻夫木聡は牧場経営、目黒蓮は正式に馬主の資格を得た
「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)の最終回、第10話が12月14日に放送され、世帯11.4%、個人7.0%で好フィニッシュ。引退を決めたロイヤルファミリーは椎名(沢村一樹)の馬に破れ、耕一(目黒蓮・Snow Man)はファミリーの引退を撤回。翌年にG1で三冠、有馬記念も勝利した。耕一を見守った栗須(妻夫木聡)は加奈子(松本若菜)と牧場を経営と大団円で幕を閉じた。最新話はTVer、全話はParaviでは配信中だ。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その最終回、第10話が12月14日に放送された。
気になる最終回の視聴率は?
秋ドラマの中でかなりの高視聴率を出している「ザ・ロイヤルファミリー」は、世帯視聴率は11.7%、10.4%、10.3%、9.0%、11.0%、10.4%、10.5%、10.6%、10.3%、個人視聴率は6.8%、6.0%、6.2%、5.5%、6.6%、6.1%、6.3%、6.5%、6.3%と推移した。(ビデオリサーチ社調べ、関東地区)そして、14日に放送された最終回は11.4%、7.0%と好成績を記録した。栗須(妻夫木聡)は引退馬たちの幸せを追求し、耕一(目黒蓮)は会社社長に
20年間にわたるドラマは、みな、それぞれの幸せを求めて、別々の道を目指す大団円で幕を閉じた。山王耕造(佐藤浩市)の持ち馬の子・ビッグホープを椎名(沢村一樹)が買い、その馬が2025年の有馬記念を制した。ロイヤルファミリーは2着となったが、耕造の夢は椎名が叶えた。しかし、そこで耕一の心に火がともった。引退を撤回して、2026年のG1レースに勝ち、有馬記念も制することができた。栗須は加奈子(松本若菜)と牧場を経営し、引退した馬たちが幸せに暮らせるようにと夢をもって仕事をしている。妻夫木聡と目黒蓮(Snow Man)のクランクアップコメント
クランクアップを迎えた妻夫木聡は「このドラマが誰からも愛されるものでありたいと思っていましたし、“何を思い託していくのか”、そういうことに僕たちは向き合っていかなければいけないのだろうなと思っていました。僕は皆さんと一緒にこの先の夢の続きを見続けたいなと心から思っています」と語った。また、同時にクランクアップを迎えた目黒蓮(Snow Man)は「この現場で受け取ったものを、次は自分が誰かに受け渡していけるような、そんな大きな人になれるように、これからもがんばっていきたいなと思います」と決意を口にした。Blu-ray&DVD発売決定、視聴者プレゼントも
2026年4月10日に「ザ・ロイヤルファミリー」のBlu-ray&DVDが発売されることが発表となった。視聴者20名へのプレゼント企画も。詳細は番組公式サイトに掲載されている。■最終回・第10話ネタバレあらすじ
栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)が夢見続けた“有馬記念の舞台”に立つためには、重賞レースでの勝利という、険しく厳しい条件が立ちはだかる。そんな耕一と栗須を、椎名(沢村一樹)が食事に誘う。椎名がもっている馬・ビッグホープに佐木(高杉真宙)が騎乗することを告げる。“ホープ”という名前は、父・ロイヤルホープからとったものだと聞いて、栗須と耕一は驚く。これまであまり注目されていなかったビッグホープだが、有馬記念に出走するという。
椎名の息子・展之(中川大志)の馬・ソーパーフェクトはG1で三冠を勝ち取り、展之は“父を超えた”と思う。
ロイやファミリーはG1レースでの2着が続き、残り1試合となったジャパンカップに勝つしか有馬記念に出走できない。椎名はまるでファミリーが負けるような発言をするが、耕一は「誰より早くテープをきって、有馬記念を掴みます」と言い切った。そして、ジャパンカップに勝利し、有馬記念への出走を決めた。
栗須と耕一は山王家に向かう。京子(黒木瞳)と優太郎(小泉孝太郎)を有馬記念に誘う。京子たちはいい返事はしなかった。
展之が栗須と耕一を食事に誘う。展之と耕一の二人は馬の細かな話で盛り上がる。展之は父親である椎名が馬にばかり夢中になって家を顧みなかったことを恨んでいて、そんな父親を負かすことばかり考えていたというのだ。そして耕一に「継承に飲み込まれるな」といい、自由になれを言った。
それぞれの想いを胸にチームロイヤルは決起集会を開き、結束を確かめ合う。その場で耕一は静かに、しかし揺るぎない覚悟を口にする。それは引退のことだ。生涯食べていけるだけの賞金を稼ぎ出してくれたので、幸せに引退できるといい、最後までよろしくといった。
栗須はファミリーが引退した後は、加奈子(松本若菜)と牧場を経営したいと耕造(佐藤浩市)の墓前に報告した。牧場は引退した馬たちを世話する“養老牧場”だ。
そして、有馬記念の日がやってきた。父親にも耕一の馬にも勝つと宣言する展之。騎手の翔平はファミリーにはまだ能力が眠っているといい、今日のレースでそれを全部だすという。京子と優太郎もやってきた。そして、レースが始まった。
ルメールが騎乗するソーパーフェクトが逃げに出る。それを翔平が騎乗するファミリーたちが追いかける。4コーナーを回ってファミリーがソーパーフェクトに追いつくも大外から佐木が騎乗するビッグホープが迫ってくる。ファミリーとビッグホープの2頭の競り合いとなったが、鼻差でビッグホープが優勝し、ファミリーは2着になった。
椎名は栗須に「社長の馬で有馬を勝つ」と約束していたのだという。耕一も展之も悔しがる。京子は自分が見に来て応援する馬は全戦全敗だといい、耕一に正月にでも家にくるようにいう。優太郎も兄弟として会話したいと言った。
栗須は耕一にファミリーの今後について尋ねる。一度、引退を発表しているが、ファミリーが走りたいと思っているならといい、二人はファミリーのもとにむかった。
2030年。耕一は社長となり、正式に馬主となる資格を得ていた。栗須は加奈子と一緒に牧場経営にいそしんでいる。2026年にファミリーはG1で三冠を成し遂げ、有馬記念にも優勝していた。
TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。
◇TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト
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