【最終回予告】「終幕のロンド」月城かなとの中村ゆりへの思いが、草彅剛たちを窮地に陥れる【第10話ネタバレ】

12月15日23時56分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

御厨ホールディングスの社長に就いた彩芽(月城かなと)は真琴(中村ゆり)への思いを隠せない。それでも訴訟をする樹(草彅剛)の味方をする真琴に対して、週刊誌に不倫だとリークするという手に出た。「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年12月22日、最終回・第11話を放送する。樹と真琴は愛を貫けるのか?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」とは
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」は、シングルファーザーで、遺品整理人が仲間とともにときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマだ。その第10話が12月15日に放送された。

新社長の彩芽(月城かなと)の思いが事態をこじらせる

御厨ホールディングスの新社長となった彩芽(月城かなと)だが、真琴(中村ゆり)が好きな気持ちは抑えられない。真琴も彩芽の気持ちに気がつくが、時すでに遅しで、彩芽は自分の敵に回ったと思った真琴と樹(草彅剛)の不倫をリークしてしまう。大好きな真琴の幸せを願い、兄・利人(要潤)を紹介し、絵本作家としての道を開かせた彩芽だったが、裏切られたと思った瞬間から手のひらを返して、反撃にでる。22日に放送される第11話、最終回でも集団訴訟の証人となる壮太(矢野聖人)を味方に引き入れるなど、巧妙な手口で訴訟に備える。周囲の反対があるなか、樹と真琴は愛を貫けるのか?

終盤のキーパーソン、彩芽役の月城かなとと静音役の国仲涼子のコメント

利人(要潤)との不倫相手であり、利人の妻である真琴(中村ゆり)の編集者も務める静音(国仲涼子)は謎の存在だったが、磯部(中村雅俊)の息子の文哉の恋人であること、復讐のために御厨に近づいたことがわかった。国仲涼子は最終回に向けての見どころについて「御厨家の真相を暴く行動に出ます。今までどんな思いで御厨家の近くにいたのか、静音の本当の気持ちが現れる回でもあります!最終話までの展開も早いので、チェックしてください!」と、さらなる波乱を予感させるコメントを出している。そして、もう一人、利人の妹である彩芽役の月城かなと。利人にかわって汚れ役をやってきたことを評価されて次期社長に任命される役だ。最終回に向けては「御厨ホールディングスが新たな局面を迎え、ついにHeaven’s messengerのメンバーと関わっていきます」と話している。

■第10話ネタバレあらすじ

約束されていたはずの社長の座を妹・彩芽(月城かなと)に奪われる形となった利人(要潤)は悔しさをにじませるが、彩芽の胸中もまた複雑だった。

そんななか、樹と陸(永瀬矢紘)、真琴(中村ゆり)がまるで家族のように幸せなひとときを公園で過ごす様子を、どこかくたびれた様子の利人が見つめていた。神妙な面持ちで近づいてきた利人は、何も知らない陸に近づいてきた。陸は樹と二人作ったサンドイッチを利人に勧める。利人は寂しそうだった。

同じ頃、ゆずは(八木莉可子)は海斗(塩野瑛久)の転職先が御厨ホールディングスの子会社であることを知り、がくぜんとする。海斗はすっかり剛太郎に心酔していて、ゆずはの忠告にも耳を貸さないという。憤るゆずはに、樹はあることを進言する。それは毎日、出勤と退勤時に連絡をもらうというものだ。それで、海斗の労働時間がわかる。海斗は面倒だと思いながらも“新婚はこんなものか”と思って連絡をくれた。

御厨ホールディングスに買収された子会社はノウハウがなく、オゾン脱臭機すら用意してくれない。部下たちはみな不満を募らせてゆく。

そんな中、静音(国仲涼子)が磯部豊春(中村雅俊)と磯部美佐江(大島蓉子)と波多野(古川雄大)の仲介で会う。美佐江は息子に恋人がいたことに喜びを隠せない。静音は結婚の準備を進めていたのにパソコンに何もデータが残っていなかったことを知り、おかしいと思ってパソコンを持ち去っていたのだった。

波多野は御厨ホールディングスでの自殺が多発している件について記事にしたが、御厨ホールディングスがスポンサーだったために潰されていた。

海斗はいつまでたっても買ってもらえないオゾン脱臭機を『Heaven’s messenger』で貸してもらうためにやってきた。古い機種を貸してもらおうと思っていた海斗に、樹は最新機種を貸した。

ゆずはは海斗と連絡がとれないと不安になる。海斗の勤怠をみると、過労死基準を超えるほどの残業をさせられていた。部下たちは辞めたり、休んでいるため、海斗がその穴埋めに加重労働に耐えていたのだ。しかし、海斗のもとへいったゆずはと樹の前で海斗は倒れてしまった。

彩芽は存分すぎる金額をもって海斗のもとへやってきた。ゆずははその金を突き返す。彩芽は帰って行った。そして、彩芽はイメージアップのために社長就パーティを開くと言い出す。利人は時期が悪いと言うが、剛太郎はそれでこそ御厨ホールディングスの社長だといって勧める。彩芽は真琴にも挨拶をしてもらおうと思っていた。しかし、真琴はそれを拒否する。すると、彩芽は樹と真琴のことをリークした。マスコミは二人の関係を禁断の愛だと騒ぎ立てる。

■最終回・第11話あらすじ

樹(草彅剛)と真琴(中村ゆり)の不倫騒動のせいで陸(永瀬矢紘)は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が入る。

さらに悪い知らせは続き、波多野(古川雄大)の話では、裁判で『御厨ホームズ』の実態を証言するはずだった壮太(矢野聖人)が、やはり証言はできないと考えを翻してしまったという。壮太は彩芽に呼び出され、情報が御厨側に漏れている可能性を示唆する。

一方、真琴も騒動の影響で進めていた新作絵本が頓挫してしまい、ほとぼりが冷めるまで、かつて両親が暮らした下田の家に避難することにした。樹も、陸を連れて一緒に行かないかと誘われるが…。

カンテレ・フジテレビ 2025年10月13日スタート。毎週月曜日22時放送「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」。出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shumaku_rondo」。

カンテレ・フジテレビ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」番組公式サイト

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