【初回15分拡大】NHK大河「豊臣兄弟!」仲野太賀×池松壮亮が兄弟の絆で天下取りに挑む 第1話予告|2026冬ドラマ

16時20分ドラマ
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2026年のNHK大河ドラマは戦国時代ど真ん中!仲野太賀主演「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)が1月1(日)に放送を開始する。初回は15分拡大、第1話「二匹の猿」で8年ぶりに豊臣兄弟が再会する。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。



大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。

戦国時代のドラマといえば、信長、秀吉、家康の“三栄傑”が語られがち。その影で秀長は“優秀な弟”という存在だった。なので、信長との出会いや桶狭間の戦い、墨俣一夜城や清州での若武者たちとの邂逅など、戦国名場面を秀長の目線で再構築するのは、大河ドラマにとって新しい挑戦だ。

■主役は仲野太賀
主人公の秀長は、温厚で人当りがよかったと言われており、歴史にif(もしも)はないものの、「秀長が生きていれば豊臣家の天下は安泰だった」といわしめた天下一の補佐役だ。そしてそんな秀長を演じるのは、“大河主演は長年の夢だった”と語る仲野太賀。数々の映画やドラマに出演し、作品に溶け込むことから“カメレオン俳優”と言われる実力派で、特に「ゆとりですがなにか」(日本テレビ/2016年)の山岸役でブレイクし、西川美和監督『すばらしき世界』(2021年)での演技が高く評価された。

ちなみに、仲野太賀の「太賀」という案前は、父・中野英雄が“大河ドラマに出られるように”と願いをこめた由来がある。そして今、仲野太賀は本当に大河ドラマの主演を務めることになり、名前の由来が現実になったドラマのような展開になっている。

■兄・秀吉役に池松壮亮
そして秀長が支え続けた兄・秀吉を演じるのは、仲野が「公私ともにお世話になっている兄貴的存在」と語る池松壮。二人は若い頃から俳優という道で育ってきた“戦友”であり、「豊臣兄弟!」での秀吉&秀長の“兄弟の絆”に重なるのが面白い。“深く信頼し合い、作品を作り上げる創作パートナー”として現場では本当に仲の良い仲野と池松の自然体な雰囲気がドラマの魅力になっていくだろう。

■戦国活劇にふさわしい布陣
また、織田信長役に小栗旬、お市役に宮崎あおい、秀長の正妻・慶役に吉岡里帆、寧々役に浜辺美波など豪華キャストが集結。戦国ライバルたちにも、家康役を松下洸平、前田利家を大東駿介、明智光秀を要潤が演じる。仲野太賀×池松壮亮の兄弟タッグに加え、戦国時代のヒーローたちがどんな人間ドラマを見せてくれるのか、今から待ち遠しい。

■初回は15分拡大で放送
さて、気になる1月4日放送の第1話「二匹の猿」では、小一郎(秀長)が、8年前に出奔した兄・藤吉郎(秀吉)と再会することで、貧しい百姓の弟・小一郎の運命が大きく動き出す。静かな秀長の決断、兄弟の再会の熱が、後の歴史を動かす言動力になっていくと思うとワクワクする。仲野太賀と池松壮亮の空気感、そして静の弟×動の兄という対比に注目したい。

■第1話あらすじ
尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎は、田畑を耕す穏やかな日々を過ごしていた。ある日、村が野盗の集団に襲撃され、幼馴染の直(白石聖)が連れ去られそうになる。そのピンチを救ったのが、8年ぶりに村に帰ってきた兄の藤吉郎(池松壮亮)だった。若き武将・織田信長(小栗旬)に仕官し、大出世を夢見る藤吉郎は、小一郎に「清州へ来い」とうのだが・・・。

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト

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