チソン主演「二度目の裁判」脚本家が語る核心メッセージ――“選択の重み”と俳優シンクロ率100%超

09時58分ドラマ
「二度目の裁判」(©MBC)

「二度目の裁判」(판사 이한영/判事イ・ハニョン)のキム・グァンミン脚本家が、本作を通じて伝えたい核心的メッセージとして「選択の重み」を挙げた。

2026年1月2日に初放送を迎えるMBCの新金土ドラマ「二度目の裁判」は、巨大ローファームの“奴隷”として生きてきた過去を持つ“積弊判事”イ・ハニョンが、10年前に回帰し、新たな選択によって巨大な悪を裁いていく“正義実現・回帰ドラマ”だ。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】



「二度目の裁判」(企画:チャン・ジェフン/脚本:キム・グァンミン/演出:イ・ジェジン、パク・ミヨン)は巨大ローファームの操り人形として不当な判決を積み重ねてきた判事が、ある日突然“10年前”に戻り、全く違う選択を通じて巨悪へ立ち向かうという回帰型リーガルドラマだ。

チソン、パク・ヒスン、ウォン・ジナといった実力派俳優たちの出演に加え、回帰ものと法廷ドラマを融合させた新鮮なジャンルとして、放送前から大きな注目を集める中、30日(本日)、キム・グァンミン脚本家が本作を執筆することになったきっかけを明かした。

キム脚本家は「原作のファンとして、物語が持つ“選択の重み”が非常に強烈だと感じた」とし、「人間は不完全な存在であり、誰しも過ちを犯し、後悔し、やり直したいと願うもの。イ・ハンヨンが自らの誤った選択が生み出した過去と向き合い、贖罪していく過程を描きたかった」と説明した。さらに「人生の“二度目の答案用紙”を手にしたイ・ハニョンの旅路を通じて、視聴者の皆さんが自身の人生における“選択”の重みを、改めて考えるきっかけになればと思う」と語り、これこそが『判事イ・ハニョン』を通して伝えたい真心だと強調した。

「二度目の裁判」ならではの特別なポイントについては、「主人公イ・ハンヨンが戦わなければならない最も強力な敵が、“過去の自分自身”である点」だと述べた。「従来の法廷ドラマでは“正義の外部者”や“改革的な内部者”が巨大な悪と戦ってきたが、司法システムを最も効率的に利用してきた“積弊”であるイ・ハニョンは、現在の敵に勝つために、かつて自分が勝利してきたやり方そのものと戦わなければならない」と語った。

キム・グァンミン脚本家は、こうした複雑なキャラクターをリアルに表現した俳優陣にも惜しみない賛辞を送った。「俳優たちのシンクロ率は100%以上」とし、「過去の冷笑的な積弊判事と、現在の切実な贖罪者という両極端な姿を、その表情に映し出すチソンさんの演技こそが、このドラマの核だ」と語った。さらにパク・ヒスンについては「巨大な悪を圧倒的なカリスマ性と重厚感で体現してくれた」と評価し、ウォン・ジナについては「重くなりがちな物語に、明るいエネルギーで息を吹き込んでくれた」と親指を立てた。

最後にキム・グァンミン脚本家は、本作の見どころとして、「贖罪の重みを全身で演じ切るチソンの名不虚伝の熱演」と、「過去の積弊判事が“内部者の論理”で敵を打ち破る際のカタルシス」を挙げた。そして「一人の判事の選択が、誰かの人生をどのように変え得るのか、そして彼が新たな選択を通じて、どれほど壮絶に戦うのかを描いた“人間の物語”としての真心が、しっかりと伝わってほしい」と締めくくった。

MBC新金土ドラマ「二度目の裁判」は、2026年1月2日(金)21時40分より初放送、その後Disney+(ディズニープラス)で配信される。。

판사 이한영 하이라이트](ハイライト映像)

kandoratop【作品詳細】【「二度目の裁判」を2倍楽しむ】