「パンダより恋が苦手な私たち」第10話“恋があるから人間は進化した”上白石萌歌の仮説になるほど!【最終回ネタバレ】
日本テレビ系列土曜ドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」第10話“ランウェイを歩く美しい獣”が3月14日に放送された。最終回のみどころとネタバレあらすじを紹介しよう。見逃し配信はhulu、Tverで配信されている。
「パンダより恋が苦手な私たち」は、瀬那和章による人気小説を原作に、令和に生きる私たちが抱える悩みを“動物の求愛行動”から解決し、幸せになるヒントを描く新感覚アカデミック・ラブコメディ。
最終回では、東京デザイナーズコレクションで3年ぶりにランウェイを歩くはずのアリアが、今まで秘密にしてきたプライバシーを暴かれたため、こつぜんと姿を消してしまう…。一方、大喧嘩したことを後悔する一葉と司は互いに歩み寄ることができるのか?
『人間の恋には、人間の恋にしかない意味がある』。その答えを探して野生の恋を学んできた一葉。人間が恋する意味とは?そして、一葉と司の恋の結末は?
■最終回 第10話 ネタバレあらすじ
柴田一葉(上白石萌歌)は、人と向き合おうとしない椎堂司(生田斗真)と大ゲンカ。怒った司から「何も知らないくせに、知ったような口利くな!もう二度と顔を見せるな!」と絶縁を告げられ、それっきり…。
もうすぐ『リクラ』も休刊し、恋愛コラムも終了。今までコラムを助けてくれた司に、最後にきちんとお礼を言ってケジメをつけたいと思うものの、連絡すらできないまま。困っている一葉に紺野幸子(宮澤エマ)は灰沢アリア(シシド・カフカ)に助言してもらえばいいと提案する。
アリアに会うと、アリアも司とはよくケンカをしていたという。二人ののなれそめを聞くと、モデルとして秀でていた司に会って、自分の存在を知ってもらいたいと思いモデルの仕事を頑張ったという。クリスマスに告白をして一年つきあったが、一年後のクリスマスに、動物の求愛行動を学ぶため大学に行くと言って別れをつげられた。「やりたいことを教えてくれたのは君だ」と言われたアリアは、「私も決めた。絶対モデルのトップになってやる。動物といるよりも、私と居た方がよかったって公開させてやるから、ずっと見てろよ」とこれまで努力してきた。「あいつはきちんと話せばわかってくれる奴。だからきちんと話をしてみな」とアリアは一葉に助言する。
一葉が「バンダ饅頭」を買って司に会いに行くと、司も一葉にあやまろうと手土産を用意していた。司はこれまでの生い立ちとアリアを守れなかった後悔を語り、「私は自分の心を傷つけないために、壁を作り、人と距離を置くことにした。君の言うように、人間から逃げていたと思う」と一葉に謝罪する。一葉は「私は先生が人間を嫌いなまま生きていてほしくありません。私のことだけは、信じてくれませんか?」と伝える。
東京デザイナーズコレクション当日。ネットニュースに暴露記事が掲載されてしまう。『灰沢アリア、乳がんからの奇跡の復活』『3年前に左乳房を摘出。極秘闘病生活の裏側』。今まで秘密にしてきたプライバシーを暴かれ、さらに病床の隠し撮り写真まで出回ってしまい、SNSには「かわいそう」「負けないで」などとアリアへの同情コメントが殺到する。
それを見た一葉は「こんなの違う!アリアさんは同情されることなんて望んでない。ただ一人のモデルとして舞台に戻りたかっただけなのに…」。悔しがる一葉はアリアの力になろうとするが、その矢先、アリアはこつぜんと姿を消してしまう…。
「この状況を打開する方法はただ一つ。彼女の言葉で語るしかない」と藤崎編集長(小雪)は、一葉に特集記事のアリアのインタビューを増やすことを即決する。
そこへ宮田から着信がある。アリアが行方不明だという。一葉はアリアが「初めて表紙になったとき」が一番印象に残っていると語っていたことを思い出し、司にその場所を教えてもらう。
一葉が予想したとり、表紙の写真が撮られた礼拝堂にアリアは居た。「もう誰からも一人のモデルとして純粋に見てもらえない」と嘆くアリアに、一葉は「尾羽を切られたコクホウジャク」の話をする。自分が不利な尾羽になっても、あきらめずに求愛行動を続けたのはコクホウジャクだけでなく、どの動物も生まれつきモテない容姿でも、尾羽を切られても、あなたは灰沢アリアです。あきらめないでください」
そこへ司がやってきて「こんなところで何をやっている。君の仕事はモデルだ。忘れるな、君はモデルになるために生まれてきた。君が歩けば、すべての空気が変わる。それは、私が誰よりも知っている。だから、行け。灰沢アリアを信じろ」とアリアを鼓舞。
「あんたらのおかげで吹っ切れた。今の私のありのままの姿をみせてやる」とアリアは礼拝堂を出て会場へ向かう。
椎堂ケイカ(草刈民代)は「貴方の美しさですべてをねじふせてきなさい。あなたは獣よ!」とアリアを送り出す。ランウェイをさっそうと歩くアリアの美しい姿に誰もが息をのみ、一葉は涙を流す。
『リクラ』の最終号の表紙は橘環希(仁村紗和)が撮ったランウェイを歩くアリアの写真だ。最終号の売れ行きは好調だったが、廃刊の決定を告げる藤崎編集長。しんみりしたムードになる中、藤崎は『リクラ』がweb版で再開することを発表。一葉たち編集部員は歓喜する。
司に呼び出された一葉は、『人間の恋には、人間の恋にしかない意味がある』の答えのひとつとして、「先に恋が生まれたことで、人間の求愛行動が複雑になり、恋が人間を進化させた」のではないかと仮説を立て、人類は永遠に恋愛から逃れられないと思うと熱弁する。
一葉の仮説を受け入れた司は、一葉が周りの人間にまっすぐに向き合う姿を見ているうちに、彼女に惹かれていったことを明かし、「この気持ちに“恋”と名前をつけていいだろうか?」と彼女にたずねた。一葉は喜びの笑みを浮かべ「はい。それが恋だと思います」と司に抱きつく。
■ハッピーエンドの大団円
最終回でやっと司と一葉の“恋”に決着がついた。一葉は一目会ったその時から司に恋をしていたが、司は一葉の「他人に寄り添う力」「自分が傷ついても相手に手を差しのべる優しさ」など周囲の人にまっすぐ向き合う姿に感心しているうちに、それが彼女への好意に変わっていったと長々説明。締めの「この気持ちに“恋”という名前をつけていいだろうか?」にはグッときた。
『リラク』は廃刊されたが、Web版で継続することとなり、一葉は今までと同じ職場の仲間と仕事が続けられることに。環希はアリアの写真撮影も手掛けるようになり、アリアにはドラマ出演のオファーが舞い込む。和菓子職人と結婚した紺野は夫と二人で和菓子作りにいそしみ、司は「動物の求愛行動」についての講義を受け持つことに。
『恋があるから人間は進化した』一葉の仮説はなかなか説得力。なるほど、“恋も仕事も中途半端”だった一葉が大きく成長できたのは“恋”があったからなのだ。
動物の求愛行動と、人間の恋愛のかけ合わせも面白く、視聴者からは「勉強になる」「ためになって面白い」「迷える現代人に向けたエールが散りばめられていた」といったコメントがよせられ、二人の恋のハッピーエンドで終幕となったが、シーズン2を期待する声も多くあがった。
放送情報
新土曜ドラマ「パンダより恋が苦手な私たち」は、日本テレビ系にて2026年1月10日より毎週土曜21時放送。
原作:瀬那和章『パンダより恋が苦手な私たち』(講談社文庫)/脚本:根本ノンジ/音楽:MAYUKO/出演:上白石萌歌 生田斗真 シシド・カフカ 小雪 宮澤エマ 仁村紗和/柄本時生 三浦獠太 片岡凜 佐々木美玲 佐々木史帆 髙松アロハ(超特急) 平山祐介 ほか。
番組公式X(Twitter)アカウントは「@pankoi_ntv」。公式ハッシュタグは“#パン恋”
◇「パンダより恋が苦手な私たち」番組公式サイト
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