Netflix「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」米アカデミー長編アニメ賞受賞 “Golden”も話題の快進撃

10時23分映画
Netflix「케이팝 데몬 헌터스」

Netflixのアニメーション映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」(以下、ケデホン)が、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで現地時間3月15日に開催された第98回アカデミー賞で、長編アニメーション賞を受賞した。

作品は授賞式前から有力候補の一つとして注目されていたが、ディズニー作品やピクサー作品を抑えての受賞となり、世界的ヒット作としての存在感を改めて示した。



受賞スピーチに立ったマギー・カン監督は、「自分に似た人たちが主人公の映画が作られるまで、あまりに長い時間がかかった」と語り、この賞を「韓国、そして世界中の韓国人に捧げる」とコメント。作品が持つ文化的な意味合いと、韓国的な要素を前面に押し出した物語が国際舞台で評価されたことを印象づけた。

「ケデホン」は、悪霊を狩るガールズグループ“ハントリックス”が、人々の魂を狙う悪霊ボーイズグループ“サジャボーイズ”と対決する姿を描くアニメーション映画。K-POPアイドルの世界観にファンタジーアクションを掛け合わせた独創的な設定に加え、音楽とパフォーマンスを前面に打ち出した演出で、公開直後から大きな反響を呼んだ。

劇中でサジャボーイズのメンバー、ジヌの声を担当したアン・ヒョソプも、黒のタキシード姿でレッドカーペットに登場し話題に。さらに、主題歌「Golden」に参加したEJAE、Audrey Nuna、Rei Amiもアカデミー賞の場に姿を見せ、作品の音楽的な成功にも一層注目が集まった。

本作は2025年6月の配信開始後、Netflixの世界的ヒット作として急浮上。報道によれば、Netflix史上でも最高水準の視聴実績を記録したとされ、作品人気は配信成績だけでなく、授賞レースにも広がっていった。

音楽面での勢いも際立っている。主題歌「Golden」はアカデミー賞歌曲賞にもノミネートされ、作品のサウンドトラック全体も高い人気を獲得。海外報道では、関連楽曲がビルボード・チャートでも存在感を示したと伝えられており、アニメ映画でありながらK-POPプロジェクトとしても強い訴求力を持つ作品になった。

すでに本作は、ゴールデングローブ賞やグラミー賞など主要アワードでも存在感を示しており、今回のアカデミー受賞によって、その快進撃は決定的なものとなった。韓国カルチャーをベースにしたオリジナルアニメーションが、世界最大級の映画賞で評価された意義は大きく、今後のシリーズ展開や関連プロジェクトへの期待もさらに高まりそうだ。なお、海外では続編決定も報じられている。