【最終週予告】「ばけばけ」髙石あかりとトミー・バストウは協力して新しい本を完成させた…第24週ネタバレ

03月20日08時59分ドラマ
©NHK

帝大をクビになったヘブン(トミー・バストウ)が必死にそのことを隠す姿にリストラされた会社員が重なる。ただ、妻のトキ(髙石あかり)は無職になった夫に優しい言葉をかけ続け、「KWAIDAN」を作り上げた。NHK朝ドラ「ばけばけ」、最終週となる第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」(3月23日~3月27日)のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第24週が3月16日から放送された。

父・司之介(岡部たかし)、最大の見せ場

ヘブン(トミー・バストウ)は手紙1本で帝大をクビになっていた。家族の手前、朝は人力車にのって普通に出社する。リストラにあった会社員が家族にだまって公園で1日を過ごすのと何ら変わらないヘブンの姿に悲哀がにじむ。そんなヘブンの変化に気がついたのは、なんとトキ(髙石あかり)の父・司之介だ。自分が武士でなくなった時と“同じ匂い”を嗅ぎ取った。これまでほとんど“だめな父親”というシーンが多かった司之介が傷ついたヘブンの心を救う役目を担った。

史実でも大学を解雇されていた

ヘブンのモデルとなっているのは、ラフカディオハーン・小泉八雲であるが、実際に帝大をクビになり、その後、早稲田で教鞭をとっている。どうやら学長よりも高額な給料も問題だったらしいが、ドラマでもヘブンが月400円の収入がなくなったらどうしようと悩むシーンもあった。そんな弱気になるヘブンに、トキ(高石あかり)は書く時間ができてよかったですねと笑って声をかけた。どん底の貧乏暮らしを経験したトキたちは強い。

二人で作り上げた「KWAIDAN(「怪談」)」が出版される

3月23日から放送される第25週をもって、「ばけばけ」も最終週を迎える。今田美桜が主演し、夫役に北村匠海、主題歌にRADWIMPSを迎えた「あんぱん」の次で、「どんな朝ドラに?」と思われていたが、予想以上に“はまる”人の多い作品となった。最終週では二人が大好きな“怪談”を世界にむけて出版する。二人を結びつけた怪談が二人の遺す作品となる。しかし、これがアメリカで思わぬ評判を呼んでしまうのだ。最終週まで波乱万丈は続く。

ヒロインバトンタッチセレモニーが終わった

「ばけばけ」も残り1週。すでに2月にクランクアップしているが、3月13日(金)にNHKで、次作となる「風、薫る」のヒロインである見上愛、上坂樹里へのバトンタッチセレモニーが行われた。バトンタッチセレモニーは朝ドラ恒例の行事で、髙石あかりは「あんぱん」の今田美桜からバトンを引き継いでいた。


【第24週(2026/3/16-3/20)ネタバレあらすじ】

10年が経ち、トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)は東京の大久保に引っ越していた。長男の勘太、次男の勲、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)とにぎやかな幸せな時間を過ごす。ヘブンは子供たちに英語を教え、授業をしに帝大と家を往復する日々。トキは、そんなヘブンを支えながら、子供たちを愛する。どこからどう見ても幸せで、まるで桃源郷のような東京の生活が進んでいく。

しかし、ヘブンは家族に秘密を抱えていた。帝大の英文科で教えているはずが、帝大にいかミルクホールにいるのだ。翌朝、ヘブンが実はミルクホールに通い詰めているとは思いも知らないトキや家族たちはいつも通りに“帝大”に向かうヘブンを送り出す。しかし、司之介だけはヘブンの様子に違和感を覚える。

ミルクホールにいるヘブンの前に、司之介が現れる。驚くヘブンに「同じ“匂い”」を感じたと司之介は話しだす。江戸という時代が終わり、武士という身分を剥奪された時と同じだというのだ。共感したヘブンは、司之介に本心を打ち明ける。そして、2人は秘密を守る仲間となった。

家ではトキが子供たちと遊びながらヘブンの帰りを待っていた。そこに、丈(杉田雷麟)が訪れる。帝大の研究室にいる丈はヘブンが解雇されていることを知っていた。司之介はヘブンの秘密を守るため丈を仲間に引きこもうと動く。ヘブン、司之介、丈は、ヘブンの秘密を守り、家族の幸せを守るためにヘブンが毎日帝大で教えているかのように振る舞った。

さらに、ヘブンの執筆活動は難航していた。頼みのイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)や関係者からの手紙の返事も届かず、焦りが募っていく。イライザは編集会議でヘブンになにか書いてもらうことを提案するが、他の編集者に一蹴されていたのだ。

一方、トキはヘブンの成功を祈り、ヘブンがなくしてしまったブードゥードールの代わりの人形を作りはじめる。そんな中、ヘブン宛に次々と手紙が届く。ヘブンが待ちわびた手紙だったが、就職を頼んだ事に対する返事はすべて“NO”だった。ヘブンは感情を爆発させてしまう。トキが優しく慰めると、全てを打ち明けた。月給がなくなると謝るヘブンに対して、トキは笑って「書く時間ができてよかったですね。ヘブンさんは書くの人だから」と言った。ヘブンは肩の荷が下りて安心した。

心機一転、ベストセラーを目指して執筆をはじめようとするヘブンに、トキは自分でも読める本を書いてほしいと提案する。トキの提案に、ベストセラーを書かなければとどつぼにはまっていたヘブンの視界が開ける。トキが読める本、読みたい本、それは、怪談だ。トキとヘブン、二人の怪談執筆がはじまった。トキが日本の怪談が載っている本を集め、周りの人に聞き込みをして、ヘブンに聞かせる。幾晩も幾晩もかけてそれが続き、やっとヘブンは本を完成させ、アメリカに送った。

その本をみたイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)は、最後の執筆がどうしてこんなにも“幼稚”なのかと憤ってしまっていた。

【第25週(2026/3/23-3/27)あらすじ】


■第121話(月)

トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の元に、アメリカから大きな荷物が届く。中には、トキとヘブンで作り上げた二人の本「KWAIDAN(「怪談」)」が!大はしゃぎするトキをはじめ司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、勘太と勲、クマ(夏目透羽)。その様子を見ながら、ヘブンはイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からの書評に目を通す。そんなある日、ヘブンはトキに胸の痛みがあると告げる。

■第122話(火)

子供たちの遊ぶ様を見守る、トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)。庭には季節外れの桜が返り咲きしている。その桜を見たヘブンは、日本に来た日のことを思い出していた。ある日の食事時。ヘブンは魚の小骨取りをトキにお願いする。久しぶりのお願いに、昔を懐かしむトキとヘブンだった。夕方。西向きの部屋の縁側に座り、美しい夕陽を眺めながらトキとヘブンは静かに語り合う。

■第123話(水)

ある日、トキ(髙石あかり)のもとにヘブン(トミー・バストウ)の死を知ったイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)が訪れる。居合わせた丈(杉田雷麟)が通訳をする中、ヘブンのことを悼むトキとイライザ。そんな中、イライザから聞かされた「KWAIDAN」のアメリカでの評判に、トキは動揺する。ヘブンが「KWAIDAN」を書いたきっかけがトキだと知ったイライザは、激しい怒りをトキにぶつける。

■第124話(木)

イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)から、ヘブン(トミー・バストウ)のことを書くように依頼されたトキ(髙石あかり)。しかし、後悔の念から、トキは何も話すことができない。ヘブンの人生を台無しにしてしまったと落ち込むトキをみかね、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)は、トキとヘブンの楽しかった思い出を振り返ろうと話をふる。しかし、トキは何を言われても否定してしまう。

■第125話(金)

トキ(髙石あかり)は、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)に見守られながら丈(杉田雷麟)にヘブン(トミー・バストウ)との思い出を語っていく――。連続テレビ小説「ばけばけ」。激動の明治の時代を生きた没落士族の娘・トキ。世界をさまよい日本に辿り着いた外国人の夫・ヘブン。怪談を愛し、国境を越えて結ばれた2人の物語。この世はうらめしい。けど、すばらしい。

■スタッフ他


作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,トミー・バストウ,池脇千鶴,岡部たかし,シャーロット・ケイト・フォックス,円井わん,濱正悟,杉田雷麟,夏目透羽,小日向文世,ウェンドランド浅田ジョージ,柊エタニエル,渡辺江里子,木村美穂, 他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式X(Twitter) @asadora_bk_nhk



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