NHK大河「豊臣兄弟!」小一郎(仲野太賀)が僧侶姿で将軍の窮地を救う 第11話ネタバレ第12話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)3月22(日)放送の第11話「本圀寺の変」小一郎(仲野太賀)の機転で将軍・足利義昭(尾上右近)の命を救った。3月29日放送の第12話「小谷城の再会」で兄弟が茶々を出産したお市(宮崎あおい)と再会する。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
3月22日(日)に放送された第11話では、堺を舞台に、小一郎と藤吉郎がくせ者揃いの堺商人相手に駆け引きする様子や、三好三人衆による将軍・足利義昭を襲った本圀寺の変が描かれた。
三好勢を前に、わずかな手勢で持ちこたえる義昭たちだが、小一郎の機転で危険を回避。僧侶の恰好に扮した小一郎が“本圀寺に火を放てば祟りが起こる”と時間稼ぎをする間、藤吉郎が堺で浪人たちを金で買い、駆け付けるという連携プレーにより将軍の命は助かった。義昭はそんな2人を見て「あの二人をわしの力にできるか」とつぶやく場面もあり、兄弟が才覚と行動力を武器に、権力への渦へ歩を進めていった。
そして3月29日(日)放送される第12話では、信長と将軍・足利義昭との間に、方向性の違いから漂い始める不穏な空気が漂い始める。そして京都の治安を守る京都奉行として仕事を任された秀吉が奮闘する中、小一郎と藤吉郎は信長のお供で小谷城へ向かう。秀吉の側室となる茶々との出会い、そして小一郎の正妻となる慶役で吉岡里帆が登場する。
■義昭の苦悩
足利義昭の兄、第13代将軍足利義輝は、剣豪将軍として知られ、三好三人衆の襲撃で討ち死にした悲劇の名称として知られる。戦国の混乱の中で、将軍の権威を守ろうとして奮闘した武将で、最期は刀を何本も折りながら戦ったという逸話が残されるほど、聡明で武芸に秀でていたと言われている。
兄が討ち死にした後、寺に逃れていたのが、第15代将軍となった足利義昭。将軍になるはずがなかった義昭だが、兄の死後、信長の庇護のもと上洛、将軍となった。同じ“兄弟”でも、お互いを信頼し乱世を駆けあがる豊臣兄弟と、衰退する権威の中で翻弄される足利兄弟。ドラマでは、義昭が「あの2人が欲しい」と光秀に言う場面があるが、義輝にとって、新しい時代を切り開く小一郎と藤吉郎の兄弟像は眩しく映ったに違いない。
■第11話ネタバレ
織田軍が三好三人衆を退けた芥川城に、信長側についた松永久秀(竹中直人)が現れる。久秀は、第13代将軍・足利義輝暗殺に関わっていたと言われていたこともあり、敵からも味方からも命を狙われる危険人物となっていた。久秀は信長と面会し、「将軍殺し」は三好の虚言だと主張し、忠誠の証として名物茶器を差し出し、大和支配の許可を求める。
信長は、本圀寺にいる将軍・足利義昭に、久秀の処遇を相談するが、義昭の家臣たちから反対の声が上がる。しかし、信長は久秀を味方にすることで、三好を封じることができると判断し、義昭も信長に一任することにした。
一方、信長は藤吉郎と小一郎に、堺へ向かい鉄砲の調達を命じる。堺へ行くと兄弟はあまりの賑わいに驚き目を丸くした。そこは会合衆と呼ばれる商人たちが自治を行う巨大都市で、そこにはあらゆる情報、銭、鉄砲が集まる要衝。久秀の紹介で、茶人で豪商の今井宗久(和田正人)や津田宗及(マギー)と出会う。
信長の要求は「矢銭二万貫をひと月以内に納めよ」という過酷なもの。堺商人らは難色を示すが、藤吉郎は幕府を盾に圧力をかけ、小一郎はその二万貫で鉄砲三百丁を購入する“商売”を提案する。結果、会合衆はひと月以内の準備を約束する。しかし、藤吉郎が再び堺を訪れると、鉄砲三百丁は、三好三人衆の元に流れていることが発覚する。三好の背後で斉藤龍興(濱田龍臣)が糸を引いていたのだった。
そして永禄12年(1569年)1月、三好三人衆は義昭が滞在している本圀寺を包囲。襲撃を開始した。その時、信長は岐阜へ戻り、久秀は信長に挨拶するため京都を離れていた。そして藤吉郎と竹中半兵衛(菅田将暉)は堺にいたため、本圀寺に残っていた小一郎と明智光秀(要潤)らがわずかな兵で応戦することになった。
小一郎は義昭を非難させようとするが、義昭は戦場に姿を現し兵士たちを鼓舞するが、戦いは膠着状態に。死を覚悟する義昭を励ます小一郎は、三好家と本圀寺の縁を聞き、自ら僧侶に扮し表舞台に躍り出た。小一郎は「寺に火を放てば三好家に祟りが及ぶ」と警告すると、三好勢は攻撃を一時中断。そこへ藤吉郎と半兵衛が堺の兵を率いて襲撃。三好勢は退散していった。
藤吉郎は一日だけ堺の浪人を雇い、大軍と見せかけて急ぎ京都へ戻って来たのだった。「まこと堺で揃わないものはないわ」と話す藤吉郎は、小一郎と抱き合い喜びあった。その翌日、夜通し駆け抜け到着した信長は、小一郎を労った。
■第12話あらすじ
信長は義昭に“天下人の石”と言われる藤戸石を送るが、義昭は信長と目指す方向性の違いに気づき始める。藤吉郎は京都奉行として新たな職務に奮闘する中、小一郎と藤吉郎は信長のお供で市がいる小谷城を訪ね、久々の再会を果たす。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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