BTSカムバックライブ、世界1840万人が熱狂 Netflix週間1位でK-POPの底力示す
Netflixが3月21日に生配信したBTSのカムバックイベント「BTSカムバックライブ:ARIRANG」が、世界で延べ1840万人の視聴者を集める大成功を収めた。
配信当日だけでこの数字に到達した本イベントは、2026年3月16日~22日のNetflix週間集計でも好成績を記録。視聴数は1310万(※総視聴時間を作品の総ランタイムで割った数値)に達し、TOP10シリーズ(非英語部門)で1位を獲得した。さらに80カ国で週間TOP10入り、24カ国で1位を記録し、グローバル規模での圧倒的な人気を改めて証明している。
舞台となったのはソウル・光化門広場。約1時間にわたって行われたスペシャルライブでは、タイトル曲「スイム」をはじめ、新作アルバム『アリラン』の収録曲が次々と披露され、会場はBTSの象徴カラーである紫一色に染め上げられた。オンラインでも世界中のファン“ARMY”が同時に熱狂し、リアルとデジタルが融合した象徴的なカムバックとなった。
今回の成功を支えたのは、Netflixの配信技術だ。独自のコンテンツ配信ネットワーク「オープンコネクト」に加え、ロードバランシングやマルチエンコーダー自動切替、ライブ専用エンコーディングパイプラインなどを駆使。世界同時配信でも安定した視聴環境を実現した。
●BTS完全体が世界を変えた日 光化門ライブが示した“次のエンタメ”の形(ライブ写真公開)
制作規模も桁違いだ。10カ国のスタッフが8言語で連携し、23台のカメラと124台のモニター、総重量164.5トンの機材を投入。さらに約9.5kmの電力ケーブルと9660kVAの電力供給、40TBのサーバー容量、108TBに及ぶ映像データ処理など、まさに“超大型プロジェクト”として展開された。
こうした中、同週のNetflixランキングではドラマ勢も健闘。ユ・ヨンソクが幽霊が見える弁護士を演じるヒューマン・リーガルファンタジー「シン・イラン法律事務所」は、240万回で先週から2ランクアップして5位、BLACKPINKのジスが主演を務める「マンスリー彼氏」も6位で3週連続でランクインし、Kコンテンツ全体の強さを示す結果となった。音楽ライブとドラマが同時に上位を占める構図は、Netflixにおける韓国コンテンツの広がりを象徴している。
NetflixはこれまでKドラマや韓国映画を通じて韓国文化の世界進出を支えてきたが、今回のライブはK-POP領域での存在感を一段と高めた格好だ。関係者も「多様な形式とジャンルで韓国コンテンツを発信し続ける」としており、今後はライブ配信を含めた新たな展開にも期待が集まる。