【最終週ネタバレ】「ばけばけ」傷心の髙石あかりはトミー・バストウとの平凡な日々にある大きな幸せを思い出した
トキ(髙石あかり)は亡きヘブン(トミー・バストウ)が自分の意見を取り入れて書いた「KWAIDAN(「怪談」)」を酷評され落ち込んでしまう。そんな中、二人の思い出を語り、平凡な家族の日々がいかに幸せだったかをかみしめた。NHK朝ドラ「ばけばけ」関連動画は番組公式サイト、見逃しはNHK ONEで配信されている。
朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その最終週、第25週が3月23日から放送された。
ヘブン(トミー・バストウ)の表情に注目が集まった
アメリカで「KWAIDAN(「怪談」)」が発売になり、トキ(髙石あかり)たち家族が喜びを大爆発させている中、イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からの荷物に入っていたのは厳しい書評。それをみて胸が苦しくなってしまう。みなが喜んでいるところで、心配させないようにするシーンや、実際に心臓の具合が悪く遺書をトキに渡すもトキが信じられずにいるシーンなど、ヘブンが家族を思い、時に嘘をついても、トキをまもとうとしている表情がせつない最終週のスタートとなった。ヘブンが亡くなるシーンの美しさ
24日放送の第122話で、ヘブン(トミー・バストウ)が静かに息を引き取った。心臓が悪くなっていたヘブンは自らの命が短い事を知り、トキとの最後の時間を楽しんだ。トキの肩に頭をのせて静かに亡くなるシーンは夕日の美しさもかさなりとても美しいシーンとなった。イライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)の迫力に驚き
ヘブン(トミー・バストウ)の最大の理解者としてアメリカでの出版をずっと支えていたイライザが来日し、トキ(髙石あかり)の前に現れた。遺作となった「KWAIDAN(「怪談」)」が子供だましと許せなかったイライザはその怒りをトキにぶつける。朝ドラ最終週は穏やかに終わるかと予想される中、残り3話となった25日の放送で、トキが最大級に落ち込むシーンとなった。ただ、イライザが回顧録を書くように言ったことで、トキはヘブンとの日々を思い返し、平凡な日々に大きな幸せがあったことに気がついた。クランクアップコメントは番組公式サイトで公開
クランクアップに際して髙石あかりは「皆さんの反響を感じながら撮影を行うということも初めての経験で、毎朝SNSで感想が届くのが本当にうれしかったです。イベントなどでお会いした時の優しさや表情にも、たくさん救われていました。皆さんの応援が、私含めて、キャストの方々や、一緒に作ってきたスタッフの方々にも届いていました。半年間、本当にありがとうございました」などコメントしている。髙石あかり、トミー・バストウ、脚本担当のふじきみつ彦のコメント全文は番組公式サイトに公開されている。異例の朝ドラ受け
現在、選抜高校野球が実施されていることからいつもなら朝ドラ受けをする「あさイチ」が放送されない。最終週に朝ドラ受けがないことを残念がっていた視聴者も多かったが、27日に放送された最終回は高校野球放送のアナウンサーの朝ドラ受けがあり、ネットでも非常に話題となった。スピンオフの放送は30日(月)から
大人気となった「ばけばけ」のスピンオフドラマ2作品を、3月30日から4夜連続で放送する。主人公はトキの友人のサワ(円井わん)と、花田旅館の女中のウメ(野内まる)の二人。サワを主役にした「オサワ、スイーッチョン。」とウメの「オウメサン、オカミ、シマス。」が2話ずつ放送される。3月30日(月)~4月2日(木)の23時からNHK総合での放送となる。【最終週・第25週(2026/3/23-3/27)ネタバレあらすじ】
トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の元に、アメリカから大きな荷物が届く。中には、トキとヘブンで作り上げた二人の本「KWAIDAN(「怪談」)」が入っていた。大はしゃぎするトキをはじめ司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、勘太と勲、クマ(夏目透羽)。二人の協力で作り上げたということで子どもたちも喜びが爆発している。その様子を見ながら、ヘブンはイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)からの書評に目を通す。書評は子供だましの民話集に過ぎないと書かれているのだ。それを読んでヘブンは胸が苦しくなってしまう。そんなある日、ヘブンはトキに胸の痛みがあると告げる。医者にいき、心臓だと言われたといって、財産をすべてトキに譲るという遺書も書いた。自分の骨を入れて欲しいと小瓶も買ってきた。しかし、トキはそれが信じられない。ただ、夕方にはヘブンは体調がよくなり、皆との食事を楽しんだ。
子供たちの遊ぶ様を見守る、トキとヘブン。庭には季節外れの桜が返り咲きしている。その桜を見たヘブンは、日本に来た日のことを思い出していた。ある日の食事時。ヘブンは魚の小骨取りをトキにお願いする。久しぶりのお願いに、昔を懐かしむトキとヘブンだった。
西向きの部屋の縁側に座り、美しい夕陽を眺めながらトキとヘブンは静かに語り合う。ヘブンはトキに「先に休みます」といって、トキの肩に顔を埋める。トキはヘブンの命がつきてゆくことを感じ、そのままの姿勢で涙を流し続ける。そしてヘブンは亡くなった。
ヘブンは自らの望み通り、寂しい寺に墓を作ってもらった。サワ(円井わん)に“取り乱したか?”と聞かれたトキは、ずっと堪えていた感情を爆発させた。
ある日、トキのもとにヘブンの死を知ったイライザが訪れる。居合わせた丈(杉田雷麟)が通訳をする中、ヘブンのことを悼むトキとイライザ。そんな中、イライザから聞かされた「KWAIDAN」のアメリカでの評判に、トキは動揺する。ヘブンはアメリカでの評判がよくないことを知っていたが、トキにはアメリカで高い評価を得ているとあえて話していたのだ。
ヘブンが「KWAIDAN」を書いたきっかけがトキだと知ったイライザは、激しい怒りをトキにぶつける。イライザは高尚な文学を書くように薦めていたのに、トキの願いを叶えたヘブン、ヘブンに無理をいったトキが許せない。イライザはそれであれば、トキしかしらないヘブンのことを書くように言い出した。トキは「書くことなどできない」というが、イライザは丈に「兄のようにリテラシーアシスタントとして書かせるように」と厳命して出ていった。その後ろをフミが思いっきり塩をまいた。
ヘブンの人生を台無しにしてしまったと落ち込むトキをみかね、司之介とフミは、トキとヘブンの楽しかった思い出を振り返ろうと話をふる。みんなで思い返すのは楽しい思い出だ。しかし、トキは何を思い出しても、自分がヘブンを縛り付けていたという結論に導いてしまう。これ以上続けるのは酷ではないかと司之介は言うが、フミは「ずっと寄り添う」と決めたのだから、ずっとトキに付き合うべきだと言う。
トキは、司之介、フミに見守られながら丈にヘブンとの思い出を語っていく。洋装を嫌ったヘブンに帝国大学の先生なのだからと洋装を強いたことを悔いるトキだったが、フロックコートの話にさしかかると、トキは“フロッグ”コートと覚えてしまい、蛙のコートだと勘違いしていたことに丈が気付く。そんなトキのことをヘブンは温かくみまもっていたことに家族一同あらためて気がつき、トキの心も思い出でミタされてきた。
二人の死後、「KWAIDAN(「怪談」)」は世界でベストセラーとなり、ヘブンのことを改装したトキの話は「思い出の木」という本になった。
■スタッフ他
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,トミー・バストウ,池脇千鶴,岡部たかし,シャーロット・ケイト・フォックス,円井わん,濱正悟,杉田雷麟,夏目透羽,小日向文世,ウェンドランド浅田ジョージ,柊エタニエル,渡辺江里子,木村美穂, 他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式X(Twitter) @asadora_bk_nhk
【2026年冬ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】