NHK大河「豊臣兄弟!」金ヶ崎の挟撃、兄弟が死闘の末、信長の命を救う 第14話ネタバレ第15話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)4月12(日)放送の第14話「絶体絶命」では竹中半兵衛(菅田将暉)の巧みな作戦炸裂、小一郎(仲野太賀)の死闘が功を奏し、金ヶ崎の退き口が成功したが、4月19日放送の第15話「姉川大合戦」では信長が報復を開始、朝倉・浅井連合軍との対決に挑む。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
信長にとって“人生最大の危機”から命からがら脱出した撤退戦として知られる金ヶ崎の退き口が描かれた4月12日(日)に放送された第14話では、藤吉郎と小一郎らが、信長が逃げる間の時間稼ぎとして殿(しんがり)を任され、攻めて来た朝倉軍と浅井軍と死闘を繰り広げた。
残った兵は約2千。手勢で強敵に挑む中、竹中半兵衛が地形を利用して敵を分断する作戦を展開。蜂須賀正勝(高橋努)が掲げた松明が燃え尽きるまでのわずかな時間、巧みな策で敵を翻弄し続ける緊迫の攻防が盛り上がった。
小一郎が浅井長政(中島歩)と対峙し、四方を敵に囲まれながら必死の説得。しかし銃口が小一郎に向けられ、絶体絶命の場面では、間一髪で駆け付けた明智光秀(要潤)の鉄砲隊で状況が覆される胸アツ展開も視聴者を喜ばせた。そして4月19日(日)放送される第15話では、信長による浅井家への報復が開始される。姉川を境に、朝倉・浅井連合軍と、信長軍が激突。裏では藤吉郎と小一郎が市の救出作戦に繰り出す。
■藤吉郎“負けの美学”が信長を動かす
金ヶ崎の退き口を描いた第14話では、藤吉郎が信長に「いかに勝つか」と同じくらい「いかに負けるか」と説き、「惨めな負け 」にしないよう、藤吉郎が半兵衛の策を用い、少数でも戦える作戦を展開した。
浅井長政の裏切りを受け入れられない信長に、藤吉郎は自らの足を傷つけ、留まる意思を伝える。そして、「戦において一番大事なのは、いかに勝つかじゃ。しかし、その次に大事なのは、いかに負けでござる。」と説く。さらに「だが、殿さえご無事なら・・・我らは何度も蘇りまする!」と語り掛けた。
最後の一言は、信長の胸中に渦巻く怒りと絶望が、希望に変化していく瞬間だった。さらに藤吉郎はこの絶体絶命を切り抜き生きて帰還する。信長と藤吉郎の絆はより強く結ばれ、藤吉郎が身を挺して信長を助けることを誓うシーンは胸を熱くさせられる名シーンとなった。
■第14話ネタバレ
浅井長政の裏切りの報せを受け、金ヶ崎城にいた信長は激しく動揺する。そこへお市から両端が結ばれた小豆袋が届く。“袋の鼠”の暗喩である小豆袋は、浅井と朝倉に囲まれた信長の状況を知らせていた。激昂した信長は小谷城の総攻めを命じるが、背後に朝倉軍が控えている状況で、それは自滅行為に近い。
光秀が冷静に諫めるが、信長は逆行して光秀を蹴り飛ばす。現場が緊迫する中、突然、藤吉郎は自らの足を刀で貫き、負傷を理由に留まることを申し出る。これは信長を逃がすための芝居であったが、信長はその覚悟を察し、京への撤退を決断。藤吉郎には「二刻(約4時間)だけ敵を食い止めよ」と命じ、重臣たちと出発していった。
すでに金ヶ崎周辺の地形を調べていた竹中半兵衛が、狭い山道で敵を分断しながら時間を稼ぐ策を提案。小一郎は、その中でも“殿の殿”という危険な役目を買って出て、少ない手勢と共に夜の山道へ向かう。蜂須賀正勝が松明に火をつけ、燃え尽きる一刻半の間、敵を引き付ける作戦が開始される。
やがて朝倉軍が追撃を開始。小一郎隊と激突するが、背後で蜂須賀正勝率いる軍勢が巨木を倒し、道を塞いで敵を分断することに成功。そこへ藤吉郎の弓隊が左右から攻撃し、半兵衛の策は見事に成功した。
しかし、敵の猛攻は続き、夜明け前には浅井軍が目の前に現れた。小一郎は完全に包囲される中、長政に信長との和睦を呼びかける。しかし、長政は鉄砲隊へ号令をかける。小一郎らが死を覚悟した時、銃声が響き次々と浅井兵が倒れていく。なんと同じく殿をまかされた光秀が援軍と共に駆け付けたのだった。ちょうどその時、松明の火が消え、信長が命じた約束の二刻が過ぎた。
一方、追手を欺くため、馬を捨て、徒歩で山を越えてきた信長は、なんとか京へ帰還。義昭(尾上右近)は、信長が死んだと思い、信長の承諾を得ないまま元号を変えようとしていたので、信長生還の報せに驚きながら、命からがら逃げて来た信長を気遣った。その後、同じく生還した藤吉郎と小一郎に、信長は約束していた宴を開き迎え入れた。そして名医と薬師たちを用意し、彼らの功績を労った。
信長の失脚を願う義昭は、藤吉郎と小一郎を配下に置きたいと考えていたが、金ヶ崎の退き口を見て、兄弟を引き抜くことは不可能だと察する。その代わり、光秀に「信長の配下につき、織田家の動きを探れ」と密命を下すのだった。
■第15話あらすじ
信長は朝倉・浅井に反撃するため、義昭や家康に援軍を要請するが、信長の失脚を願う彼らの動きは鈍い。一方、小一郎と藤吉郎は市の救出を決行。しかし、市の想いは長政とともにあり、策は実を結ばない。そんな中、信長は北近江へ進軍し、姉川を挟んで朝倉・浅井軍と対峙する。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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