【10月新番組】月9「流れ星」で竹野内と上戸が偽装結婚、最悪兄は稲垣!フラッシュ映像で第1話を先取り-フジ

2010年10月17日23時54分ドラマ
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病気、自殺、風俗嬢、借金、非情な兄…そして偽装結婚!どれかひとつだけをテーマにしてもドラマが1本出来そうなところ、これらの不幸の材料を全てテンコ盛りにしたドラマが、今クールの“月9・流れ星”だ。主演は「できちゃった結婚」以来実に9年ぶりに月9に帰ってきた竹野内豊と、今春のドラマ「絶対零度〜未解決事件特命捜査〜」で、初の刑事役に挑戦し演技の幅を広げた上戸彩。番組公式サイトには、水族館をバックに幻想的なフラッシュムービーの予告映像とあらすじが公開されている。

竹野内と上戸は2002年に、TV-CMで家庭教師と生徒役で共演しており、今回は2回目となる。番組サイトのインタビューでは互いの印象を、上戸が「やさしくて素敵な方で、ご一緒していると癒される感じがします」といえば、竹野内は「一言でいうと、とてもいい方ですよね。なかなか、あんな方はいないというくらいに」と手放しの誉めよう。

本作で演じる役柄は、竹野内が妹思いで優しい水族館の飼育員・健吾。上戸は兄が残した多額の借金を返すために風俗店で働く理沙。
竹野内の良く響く低音の美声が水族館という空間で、どのような癒しを与えてくれるのか今から放送が待ち遠しい。
ところで、上戸の風俗嬢という役どころには多くのファンが驚いただろう。CM NOWの読者が選ぶ女性タレント部門で、2004年から2006年まで3年連続第1位に選ばれたり、CMの女王として多くのCMで健康的で爽やかなイメージを醸してきた上戸が、どんなセクシーな演技を見せるのか、これも見どころのひとつだ。しかし、これまでとはまったく異なるキャスティングに、当の本人は、「すごく元気な役を演じるときは、テンションをあげて撮影に臨みますが、梨沙は、あんまり無理をしなくていいというか、わりと素のままで演じられているので、むしろやりやすいと感じています」と、演じる梨沙を自然体で受け止めている。確かに梨沙の悲惨な境遇なら、そういう生き方になってしまうのが自然の流れかもしれない。
それほどまでに妹を苦しめる“悪いお兄ちゃん”を演じるのは、国民的スーパースターSMAPの稲垣吾郎。稲垣は奇しくも、現在公開中の映画「十三人の刺客」でも悪役を演じている。稲垣がどんな“悪いお兄ちゃん”を演じるのか、こちらも大いに期待したいところだ。

第1話は、健吾と梨沙の人物像と取り巻く周辺の人々を丁寧に描く。
健吾は婚約者の美奈子との結婚を控え幸せな毎日を送っているが、妹のマリア(北乃きい)が余命1年の病に冒されていることを知る。
一方梨沙は、恋人の藤代(大東俊介)から両親に会って欲しいといわれていたが、実は彼女はイメクラで働いていた。行方をくらました兄の修一(稲垣吾郎)の借金の返済のためだ。
ある日突然兄が帰ってきてもめている最中に、梨沙がイメクラで働いていることを兄に知られてしまう。理沙は自殺を図った…。
そんな健吾は梨沙の自殺を止め、お互いの抱える事情から、偽装結婚を提案するところまでを描いている。

こうしてあらすじだけを紹介すると、なんとも救いがたい悲恋モノのようにも思えるが、竹野内の癒しと上戸の清潔なイメージから爽やかな大人のラブロマンスが期待できそうだ。主役二人が揃って見た後に余韻の残る作品にしたいという「流れ星」、どんな余韻に浸れるかは、明日18日(月)夜9時からの月9ドラマ枠で確認しよう。初回が15分拡大で放送。主題歌はコブクロの歌う「流星」発売予定日は2010年11月17日。

フジ「流れ星」予告

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