韓国ドラマ「リバース」第3・4話:コ・スの“怪演”が本領発揮 ソ・ジヘの封印された記憶と15年前の火災事件が動き出す
動画配信サービスU-NEXTで配信開始したWavveオリジナルシリーズ「リバース」(原題:리버스)の第3話と第4話のあらすじと見どころを紹介する。以下、あらすじはネタバレあり。
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「リバース」は、記憶喪失となった女性が自身の過去と向き合いながら、巨大な陰謀と隠された真実を追うミステリー復讐劇だ。2022年のオーディオムービーが原作で、韓国Wavveで2026年4月17日~5月8日にかけて配信された。
■キャスト
ハム・ミョジン役ソ・ジヘ
ジュノ役:コ・ス
チェ・ヒス役:キム・ジェギョン
サンホ役:イム・ウォニ
ワン・ギチョル役:ユン・ジェムン
ウ・ジュンロク役:シム・ヒョンタク
ほか
■第3話「追撃」あらすじ
モノ建築の代表リュ・ジュノ(コ・ス)は、モノグループからの独立を進めようとしていた。しかし、副会長ユ・ミノ(チェ・ムソン)は、別荘火災事故にジュノが関わっていると疑い、独立に強く反対する。
副会長に会いに行ったジュノは「設立から3年以内に目標を達成すれば、本社保有株を譲渡する」という約束の履行を要求。ユ副会長が「会長の死は事故ではないかもしれない」と意味深な言葉を口にすると、「私も我慢の限界です。何をするか分かりませんよ」と逆に脅しをかける。
一方、ヒスのアトリエを訪れたミョジン(ソ・ジヘ)は、封印されていた記憶を取り戻す。
そこには、ジュノがもともと親友チェ・ヒス(キム・ジェギョン)の恋人だったという衝撃の過去があった。別荘で紹介された日、ジュノはミョジンに興味を示し、ヒスに隠れてミョジンに強引にキスした。結局ミョジンもそれを受け入れ、三人の関係は大きく歪み始めていた。
「自分がヒスを裏切り、苦しませた末に死なせてしまったのではないか」そう考えたミョジンは、深い罪悪感に苦しむ。
その頃ジュノは、国家プロジェクトでもあるアジア最大級のミュージアム設計コンペに挑むため、選考委員長候補の建築家オ・サンイル(アン・ネサン)を訪問する。
オ代表はジュノの模型を「伝統を無視した自己満足の塊」と酷評するが、ジュノは「過去を参考にした建築は模倣の積み重ねにすぎない」と持論を展開。その情熱に心を動かされたオ代表は、ジュノを見直し始める。
一方、ヒスを脅迫していたイ・ジョンス(ユ・ヒョンス)はミョジンの殺害を計画し、ワン・ギチョル(ユン・ジェムン)に協力を持ちかける。しかしギチョルは、自分に罪を着せるつもりだと見抜き、相手にしなかった。
家へ戻ったミョジンは、ジュノがヒスの恋人だった事実を隠していた理由を問い詰める。ジュノは「君を傷つけたくなかった」と弁解するが、ミョジンの疑念は深まるばかりだった。
一方、警察ではウ・ジュンロク刑事(シム・ヒョンタク)が削除されていたヒスのSNSを復元し、ヒスとジュノが恋人同士だったこと、ミョジンがヒスの親友だったことを突き止める。
さらに政界でも動きがあった。ミュージアム公募を巡り、アン議員(キム・ジョング)はジュノのライバル建築家チョ代表(イ・ヒョンジン)を支援するため、ジュノを牽制するよう画策する。
そんな中、私立探偵サンホ(イム・ウォニ)からイ・ジョンスの居場所を知らされたミョジンは、ジョンスの携帯電話のデータをコピーすることに成功。しかしジョンスは逃走し、その途中で車にはねられてしまう。
瀕死のジョンスは、ミョジンに向かって不気味に笑いながら言い放つ。「二人も殺したんだから、もう十分だろう」その一言は、ミョジンの心を大きく揺さぶるのだった。
■見どころ
第3話では、記憶を失う前のミョジンが、現在とはまるで別人だったことが明らかになる。
冒頭では刑務所でワン・ギチョルに「殺してやる」と激しく迫る姿が描かれ、穏やかな現在の彼女とのギャップに驚かされる。ミョジンがここまでギチョルを憎む理由とは何なのか。
また、ジュノが並々ならぬ情熱を注ぐミュージアム設計コンペも見逃せない。実は火災事故が起きた別荘もジュノ自身の設計であり、ヒスが内装を勝手に変更したことに激怒する場面からは、彼の異常なまでの完璧主義が浮かび上がる。
さらに、ミョジンがチェ会長に近づこうとしていた理由も少しずつ見え始める。ギチョルへの復讐と火災事故、そしてチェ会長はどうつながっているのか。
そして新たに登場する朝鮮族のフィクサー・ヘグァン(キム・ミン)の存在も今後の鍵を握る。アン・ウシク(カン・ヨンソク)への復讐を進める彼の行動が、本筋とどう交錯していくのかにも注目したい。
■第4話「急所」あらすじ
ミョジンの記憶が少しずつ戻り始め、ジュノは焦りを募らせる。
交通事故で重傷を負ったイ・ジョンスは一命を取り留める。ミョジンとサンホは盗み出した携帯電話のメッセージのやり取りから、ジョンスがヒスを脅して3億ウォンもの金を受け取っていたことを知る。しかし、単なる三角関係の口止め料とは思えず、新たな疑問が生まれる。
その頃、ミュージアム設計コンペを巡る駆け引きも激しさを増していた。
アン議員の娘でギャラリー館長のアン・スンヒ(ユン・ソナ)は、父と結託するチョ代表を快く思っていない。一方、チョ代表はオ・サンイルが選考委員長に決まり、公募規定まで変更されたことを知り動揺する。
そこで手下を使ってジュノを襲撃し、コンペから手を引くよう脅迫する。
実はスンヒとジュノは大学時代の友人だった。スンヒから父とチョ代表が裏で手を組んでいることを知らされたジュノは、自分が政界の思惑に巻き込まれていることを悟る。
一方、ジョンスの携帯電話を調べるミョジンは、ジョンスの本当の狙いがチェ会長だった可能性に気づく。さらにジョンスとギチョルのやり取りの中で、自分とチェ会長の名前が何度も出てくることから、ギチョルこそ過去を知る重要人物だと確信する。
そんな中、モノグループではジュノの独立問題を巡る駆け引きが続いていた。キム秘書室長は訴訟を勧めるが、それは裁判で時間を稼ぎ、ジュノの犯行を裏付ける証拠を探そうという副会長側の策略だった。
一方で、ミョジンの世話役リア(ファン・セイン)は、恋人アン・ウシクにミョジンの誘拐を依頼していた。そのウシクこそ、朝鮮族のフィクサー・ヘグァンが弟の敵として追い続けている人物だった。
さらに警察では、ウ刑事が火災事件を担当していた元刑事から、事件には隠蔽があったことを聞き出す。別荘の防犯カメラは焼失したのではなく、何者かによって持ち去られていたのだった。
真相を求めるミョジンは、ついにワン・ギチョルとの対面を果たす。ギチョルはナイフを突きつけながら、「お前は以前も俺を殺そうとした」と衝撃の事実を明かす。そして15年前、花農家だったミョジンの両親が火災で命を落とし、自分が犯人として逮捕されたこと、現場で中学3年生だったミョジンに石で殴られたこと、さらに2年前にも復讐に燃えたミョジンがナイフを持って現れたことを語る。
「優しかったお前を、復讐心が変えてしまった」その言葉にミョジンは大きく動揺する。
しかし、その頃すでにウシクはミョジンを拉致しようと動き始めていた。そして、その様子をヘグァンが静かに見つめていた──。
■見どころ
第4話では、物語の根幹となる「15年前の火災事件」が初めて具体的に語られ、ミョジンが復讐に取り憑かれるまでの過去が明らかになる。
特にワン・ギチョルとの対峙は圧巻。ソ・ジヘは怒り、戸惑い、そして揺らぐ復讐心を繊細に演じ分け、物語の緊張感を一気に高めている。
一方で、ジュノを巡るミュージアム設計コンペの裏では、政界やモノグループを巻き込んだ権力争いも本格化。建築コンペが単なる仕事ではなく、巨大な陰謀の一部であることが見えてくる。
そしてラストでは、リア、ウシク、ヘグァンという3者の思惑が交錯し、ミョジンを巡る新たな危機が幕を開ける。サスペンスとしての緊張感が一段と高まる、シリーズ前半最大の山場となる一話だ。
配信情報
「リバース」(全8話)
配信開始:2026年6月26日(金)12:00
価格:220円(税込)/3日間(72時間)
◇1-2화 선공개(1・2話予告、日本語字幕なし)