イ・ジョンソク×シン・ヘソン「死の賛美」あす10月30日WOWOWで一挙放送!新作控える二人の切ない愛

11時21分ドラマ
「イ・ジョンソク×シン・ヘソン「死の賛美」」(c) SBS

イ・ジョンソクとシン・ヘソンが共演した「死の賛美」が、あす10月30日(金)午後0時30分からWOWOWプライムで全3話一挙放送される。字幕版で、第1話は無料放送。「再婚承認を要求します」「DASH(ダッシュ)」(仮題)と、それぞれ新作が控える二人の共演作を、まとめて楽しめる機会だ。



「死の賛美」は、日本統治時代の1920年代を舞台に、朝鮮初のソプラノ歌手ユン・シムドクと劇作家キム・ウジンという、実在した男女の愛を描いた作品。芸術を通して惹かれ合った二人が、時代や家族、社会の重圧に翻弄されていく姿を、全3話に凝縮している。➡【全3話あらすじ】

■東京で出会い、芸術を通して惹かれ合う二人
早稲田大学に留学し、祖国の言葉で演劇を作ろうと情熱を燃やすキム・ウジン(イ・ジョンソク)は、東京音楽学校で声楽を学ぶユン・シムドク(シン・ヘソン)と出会う。最初は反発し合っていた二人だが、演劇や音楽を通して交流するうちに、互いを強く意識するようになる。

しかし、ウジンには故郷に妻がおり、父親からは家業を継ぐことを求められていた。文学への情熱を抱きながらも、自分の人生を自由に選べないウジン。一方のシムドクも、歌手としての夢を追いながら、貧しい家族を支える責任を背負っていた。女性が自由に生きることが難しい時代に、社会の偏見やスキャンダルにも苦しめられていく。

やがて離れ離れになった二人は、5年後に再会。思うように生きられない日々の中で、互いの存在が心の支えとなっていく。恋愛の行方とともに、才能ある若者たちが何を求め、何に苦しんだのかにも目を向けたい。

■まなざしと沈黙が伝える、イ・ジョンソク×シン・ヘソンの切なさ
本作の大きな見どころは、恋する喜びと、それだけでは乗り越えられない現実を表現する二人の演技だ。

イ・ジョンソクは、文学と愛を追い求めながら、家族への責任との間で揺れるウジンを演じる。言葉にできない思いを表情やまなざしににじませる静かな演技が、人物の孤独を際立たせる。

シン・ヘソンは、才能と夢を持ちながらも、生活の重荷を背負うシムドクの葛藤を繊細に表現。ウジンと心を通わせる喜びから、厳しい現実に直面する苦しさまで、感情の変化が胸に迫る。

自分を理解してくれる相手に出会えたからこそ、離れ難くなる二人。会話だけでなく、相手を見つめる表情や言葉をのみ込む間にも、その思いが宿る。全3話を続けて見ることで、出会いから少しずつ変化していく心の距離をじっくり追うことができる。

■名曲「死の賛美」と、劇作家ウジンの人生にも注目
作品名の「死の賛美」は、1926年にユン・シムドクが発表した楽曲のタイトルでもある。ヨシフ・イヴァノヴィチの「ドナウ川のさざなみ」の旋律に歌詞を乗せたこの曲は、当時の朝鮮半島で大きな反響を呼んだ。

ドラマでは、楽曲が生まれる背景とともに、シムドクとウジンの運命を描く。音楽と詩情豊かな映像が二人の心情に重なり、物語の余韻を深めていく。

二人の物語は映画やミュージカルなどでも描かれてきたが、本作はシムドクだけでなく、劇作家ウジンの人生や創作への思いにも焦点を当てている。自由に表現すること、生き方を自分で選ぶことの難しさが、切ない恋の背景に浮かび上がる。

■監督との縁から、イ・ジョンソクはノーギャラで出演
SBSの特集ドラマとして制作された本作で演出を手掛けたのは、「あなたが眠っている間に」にも参加したパク・スジン監督。イ・ジョンソクは短編ドラマへの思いや監督との縁から、ノーギャラでの出演を決めたと伝えられている。

華やかな展開を重ねる長編ドラマとはまた違う、短編ならではの密度も魅力。限られた時間の中で、一つ一つの言葉や表情が積み重なり、二人の人生を鮮やかに印象づける。

■イ・ジョンソクは「再婚承認を要求します」で新たなロマンスへ
イ・ジョンソクは、11月4日(水)からDisney+(ディズニープラス)で独占配信される「再婚承認を要求します」に出演。シン・ミナ、チュ・ジフン、イ・セヨンとともに、愛と裏切り、権力が交錯するロマンスファンタジーを届ける。

演じるのはハインリ役。「死の賛美」の苦悩する芸術家から、豪華絢爛な世界へと舞台を移す新作を前に、恋する人物の心情をどう表現してきたのか、イ・ジョンソクの演技の魅力を振り返るのも楽しみ方の一つだ。

■シン・ヘソンは来年のSBS「DASH」で検事に
一方、シン・ヘソンには、2027年放送予定のSBS新ドラマ「DASH(ダッシュ)」(仮題)が控えている。殺人容疑者となった夫を巡る真実を追う、ミステリーサスペンスメロだ。

演じるのは、ソウル中央地検の部長検事ミン・ファヨン。母の死にまつわる秘密を探るため検事となった彼女が、夫への疑いと周囲からの圧力に直面しながら真相へ突き進む。愛と信念の間で揺れる複雑な役柄で、どのような姿を見せるのか期待が高まる。

新作での変身を楽しみにしながら、二人が共演した「死の賛美」の世界へ。秋の午後、文学と音楽が結ぶ切ない物語に浸ってみてはいかがだろうか。

「死の賛美」は10月30日(金)、WOWOWプライムで第1話「好きです」を午後0時30分(12:30)、第2話「さようなら」を午後1時35分(13:35)、最終話「行きましょう」を午後2時40分(14:40)から放送する。11月4日~6日あさ7時15分(7:15)から再放送も予定されている。

◇WOWOW「死の賛美」番組公式サイト

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