Netflix「クルアルバ」イ・ジェウク、情けなさまで武器に 日韓が注目した“時給50倍”のバイト青年
Netflixで10月30日から全8話が独占配信されている「クルアルバ -おいしいバイト-」で、主演のイ・ジェウクが演じるのは、借金に追われ、時給50倍の仕事に飛びつく青年ヒョクジュンだ。
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韓国のメディアは奇抜な設定に説得力を与える演技を評価し、日本の視聴者からは、どこかダメなところのある役が似合うという声も上がった。怖がり、うろたえ、それでも必死に食らいつく。その情けなさまで見せる芝居が、ヒョクジュンを目の離せない主人公にしている。
■韓国メディアが注目した、怪談を身近にする演技
釜山国際映画祭で先行公開された第4話までを見た韓国のiNews24は、レビューの見出しでイ・ジェウクの演技を「연기 차력쇼」と表現した。直訳すれば「演技の力技ショー」。主演が全身で役にぶつかり、作品を引っ張る姿をたたえた言い方だ。ニュースピムも、わざとらしく見えかねない設定を自然に演じていると評価した。同媒体は物語への没入感には物足りなさも指摘しており、作品の展開に注文をつけた評者にも、イ・ジェウクの芝居は印象を残した。
その持ち味が見えるのが、第1話のコンビニ夜勤だ。チェ・ヒョヌクと組んだ先行映像では、二人のとぼけた掛け合いを面白がる反応が韓国のオンラインコミュニティに寄せられた。韓国のXには、二人を映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』のコンビになぞらえる投稿もあった。ヒョクジュン本人は仕事をこなそうと大まじめ。その必死さと、どこかかみ合わない二人のやり取りが、薄気味悪い夜勤に笑いを生む。
■日本では「こういう役が似合う」 兄妹の芝居にも反応
日本のレビューサイトFilmarksには、「もうすぐ死にます」の受刑者役を引き合いに出し、ヒョクジュンのようなダメなところのある人物がイ・ジェウクに合うと評した投稿があった。日本のXでは、キム・ミンハとの兄妹がいい味を出しているという声も。
韓国の映画誌CINE21も、二人が兄と妹を自然に演じていると評価した。チェ・ヒョヌクとの場面で笑いを誘ったイ・ジェウクが、キム・ミンハとの場面では兄妹の生活感をにじませる。共演相手によって変わる芝居の温度も見どころだ。
■兵役中のイ・ジェウク、制作発表会には映像で登場
イ・ジェウクは兵役中で、10月28日にソウルで開かれた制作発表会には映像メッセージで参加した。キム・ダミン監督はその席で、ヒョクジュンには生活感があり、もどかしいところもあるが、生き延びるためには強い執念を見せる人物だと説明した。
時給50倍の仕事に手を出したヒョクジュンを見ていると、危ないから逃げてほしいと思う一方で、この仕事を逃したら借金をどうするのかも気になってくる。怖さと金の切実さが同時に伝わるところに、イ・ジェウクがこの“生計型ホラー”の主演を務める面白さがある。
「クルアルバ -おいしいバイト-」は、借金に追われる青年ヒョクチュン(イ・ジェウク)が、怪しげな人材派遣会社「クモ人材」から紹介された高収入バイトに挑む物語。甘い報酬の裏には、常識では説明できない怪奇現象や命を脅かす危険が潜んでいた。➡navicon特集【「クルアルバ -おいしいバイト-」を2倍楽しむ】
「クルアルバ -おいしいバイト-」はNetflixで独占配信中。
Netflix「クルアルバ -おいしいバイト-」は、10月30日(金)より世界独占配信中だ。
◇『クルアルバ -おいしいバイト-』予告編 – Netflix