チームワークは95点!「熱いさよなら」カン・フン×チョ・ヒョンチョル×キム・ジョンジンが語る、30代の夢と恋【制作発表会】
日本のドラマ「コントが始まる」をリメイクしたtvN新水木ドラマ「熱いさよなら」(原題:뜨거운 안녕)の制作発表会が11月3日、オンラインで開催された。チョン・ジヒョン監督とカン・フン、チョ・ヒョンチョル、キム・ジョンジン、イ・イダム、チェ・ムンヒ、ユン・ガイが出席。30代の青春を描く作品への思いと、撮影の舞台裏を語った。YouTubeにてアーカイブ配信が開始されたので、会見写真と共に詳しくレポートしよう。
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「熱いさよなら」は、夢に向かって走り続けてきた無名のお笑いトリオ「アスラ」が、正体不明の女性と出会い、それぞれの明日を探していく全12話の青春ドラマ。失敗に直面した若者たちが、次の道を選ぶまでを、笑いとともに描く。
■「現実的で悲しいけれど、無謀で輝かしい」30代の青春
今年3月に終了した「宇宙をあげる」(原題:우주를 줄게)以来、約8か月ぶりとなるtvN水木ドラマ。チョン・ジヒョン監督は、本作を選んだ理由について、脚本への共感を挙げた。
「オファーをいただいた作品の中で、唯一の青春ドラマでした。30代の人々が夢をかなえていく過程の物語で、今の若者たちにも、自分が過ごしてきた青春にも共感できました。現実的で悲しいけれど、無謀で輝かしい物語に魅力を感じました」
当初のタイトルは、トリオの名前でもある「アスラバルバルタ」。しかし制作を進める中で、ほかの登場人物にもそれぞれの別れと始まりがあることが鮮明になったという。「どんな形であれ、熱い別れをきちんと見送り、新しいものを迎えようというメッセージを届けたかった」と、タイトルに込めた思いを説明した。
■カン・フン、仲間を誘ったリーダーの責任と葛藤
カン・フンが演じるカン・テグは、「アスラ」のリーダー。お笑い一筋で10年間の無名生活を耐えてきたが、仲間への責任と現実の間で揺れる。
「本当に大好きな監督ですし、脚本を読んで、彼らの夢と青春を応援したくなりました。テグはお笑いしか知らない人です。二人をこの世界に引き込んだのも彼なので、10年がたったとき、責任を感じて葛藤する人物です」
監督は、プライベートで見せるカン・フンの型破りな一面が、テグに合っていたと説明。「どうしてもフンと一緒に作りたいキャラクターでした」と語り、撮影順では彼の初主演作となる本作をともにできた喜びを伝えた。
■チョ・ヒョンチョル×ムンヒ、交際10年の恋人を演じる
チョ・ヒョンチョルは、恋人イ・ナヨンと夢の間で悩むキム・ナミル役。「安易に慰めることなく、軽すぎず、悲しすぎず、失敗していく過程を描く。でも、本人たちはその中で何かを成し遂げていく。その過程を見せる作品だと思いました」と、脚本の魅力を語った。
恋愛演技については、「実は学生時代、恋愛演技が専門だったんです。でも、なかなか声をかけていただけなくて」と冗談交じりに告白。監督も、そのうわさを聞いて脚本を送ったと応じた。
ナヨン役のチェ・ムンヒは、「誰に何を言われても、愛する恋人を大切にし、応援し、支える人」と役柄を紹介。チョ・ヒョンチョルとの共演には、「恋愛演技の呼吸は完璧でした。台本にないアドリブが心に響き、場面をより豊かにしてくれました」と感謝した。チョ・ヒョンチョルも「恋愛演技は一人でできるものではありません。相手に集中し、考えていることにも耳を傾けようとしました」と応じた。
■キム・ジョンジン「脚本を読みながら何度も泣いた」
お笑いのために医学部を中退したハン・ジュンソを演じるキム・ジョンジンは、現実と理想の隔たりに悩む役柄に、自身を重ねた。
「この仕事をしていると、現実と理想の隔たりを感じます。脚本は、まさにその感情に寄り添うものでした。失敗と向き合う姿勢が、自分にとって理想的で、こうありたいと思う姿だったんです。何度も泣いて、脚本家にもぜひ出演したいとお伝えしました」
これまでアクションや傷を負う役が多かっただけに、「こんなにきれいな姿で撮影したことがほとんどなく、最初は仕事をしていないような感覚もありました」と、新鮮な役どころも予告した。
■イ・イダムとユン・ガイ、対照的な姉妹に
イ・イダムは、「アスラ」を心から応援する熱烈なファン、コ・ウニョン役。「彼らにとっては招かれざる客かもしれませんが、本気で誰かを応援できる人。そばにいると世話を焼きたくなる、気になる存在です」と紹介した。テグとの関係では、追いかけっこなど、一風変わったエピソードも待っているという。
妹コ・ジヨン役のユン・ガイは、「脚本を読んだら、こちらからお願いしてでも出演したくなりました」と参加への思いを明かした。世間と距離を置く姉とは対照的に、華やかな衣装を意識。「言い合ったり面倒くさがったりしながらも、その中に愛情が見えるように、たくさん話し合って準備しました」と、姉妹の関係作りを振り返った。
■本物の芸人に学んだコント、チームワークは「95点」
3人は芸人を演じるため、実際の仕事場で打ち合わせやネタ作りを見学。ソン・ピルグンからコントの指導も受けた。チョ・ヒョンチョルは「本当に難しかったです。芸人の皆さんを、ますます尊敬するようになりました」と語った。監督もチャン・ドンミンから芸人になるまでの道のりを聞き、作品作りの参考にしたという。
撮影では、共演者同士が冗談を交わす時間も多かった。カン・フンはチームワークを100点満点で95点と採点。「5点がないから」と答え、韓国語で同じ発音になる「汚点がない」という意味を重ね、笑いを誘った。
最後にチョ・ヒョンチョルは、「共演した先輩方も『自分の話のようだ』『若い頃の話みたいだ』とおっしゃっていました。もしかすると、私たちもみんな、失敗の途中にいるのではないでしょうか」と語った。カン・フンも「6人の若者たちの輝く姿を見守っていただきたい」と呼びかけた。
夢を追う本人だけでなく、恋人、仲間、応援する人の思いにも寄り添う「熱いさよなら」。笑いの奥にある葛藤と、それぞれが選ぶ新たな一歩を描き出す。
◇[FULL] tvN 수목드라마 [뜨거운 안녕] 제작발표회 다시보기(会見動画アーカイブ配信中)
本作は、菅田将暉、有村架純、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音の群像劇「コントが始まる」のリメイク作。韓国では11月11日(水)22時50分より放送される。そのあと、日本ではU-NEXTで配信される。
➡【「コントが始まる」全話ネタバレと見どころ】
◇tvN「뜨거운 안녕」HP
◇tvN drama「뜨거운 안녕」티저(ティザー)