★「歴史ドラマ」を楽しむ-韓国三大悪女とは?

特集 韓ドラここが知りたい 三大悪女
韓国には「三大悪女」という番付をもつ実在の人物がいる。彼女たちの名前は鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)、張緑水(チャン・ノクス)、張禧嬪(チャン・ヒビン)。ドラマや映画で描かれることも多く、揃って朝鮮王朝に生きた女性たちだ。

3人に共通するのは、①身分が低い ②宮廷入りする ③とびきりの美人 の3つ。
特に、③の美人はドラマにする上で重要なポイント!そういえば、日本でも「あの人悪女ね・・・」という悪口は、「男を手玉にとって弄ぶ女」を指し、男を手玉に取れるだけの「器量と魅力」のある女性、つまり、ある意味「女性」としてのほめ言葉に通じなくもない。「貴女って悪女ね」…うん、言われても良いかも。もちろん、この3人も比類なき美女か妖艶な女性だったらしく、「三大妖女」とも紹介されている。妖女も悪くない!しかし、その行状のあまりの凄さに「三大毒婦」とも呼ばれている。うーん、毒婦…これはいただけない。

毒婦とまで呼ばれたこの3人がいったい何をしでかしたのか?ドラマを通して調べてみよう。まず、彼女たちが生きた「朝鮮王朝時代」とはどんな時代だったのか?【韓国歴史年表を見る】で、この時代が韓国の歴史のどの位置にあるのかを確認してみよう。

高麗青磁や金属活字などの技術が発達した輝かしい【高麗時代】の王朝も、北からは蒙古、南方からは倭寇に苦しめられ滅亡し、朝鮮最後の王朝【朝鮮王朝李氏朝鮮時代】が始まる。 この時代は1392年から1910年まで続き、【三国時代】から【高麗時代】までに見られた戦いものは影を潜め、宮中のお家騒動、権力争いを描いたドラマが数多く出てくる。ドラマの年表で見てみよう。→ドラマの朝鮮王朝
こうなると、俄然目立ってくるのが女性の活躍だ。三大悪女たちの登場だ。

彼女たちは揃って宮廷入りしているので、【朝鮮王朝時代】に王位に就いた27人の王を見ておこう。
※ 詳しくは、朝鮮王系図を参照
(1)太祖(テジョ)(李成桂)→(2)定宗(チョンジョン)→(3)太宗(テジョン)→(4)世宗(セジョン)→ (5)文宗(ムンジョン)→(6)端宗(タンジョン)→(7)世祖(セジョ)→(8)睿宗(イェジョン)→(9)成宗(ソンジョン)→(10)燕山君(ヨンサングン)→(11)中宗(チュンジョン)→(12)仁宗(インジョン)→(13)明宗(ミョンジョン)→(14)宣祖(ソンジョ)→(15)光海君(クァンヘグン)→(16)仁祖(インジョ)→(17)孝宗(ヒョジョン)→(18)顕宗(ヒョンジョン)→(19)粛宗(スクチョン)→(20)景宗(キョンジョン)→(21)英祖(ヨンジョ)→(22)正祖(チョンジョ)→(23)純祖(スンジョ)→(24)憲宗(ホンジョン)→(25)哲宗(チョルジョン)→(26)高宗(コジョン)→(27)純宗(スンジョン)

さあ、次からは、ドラマを通して彼女たちの悪行を暴いていく!トップバッターはチョン・ナンジョン。彼女は、現在、ナビコンのアクセスランキング1位の人気ドラマ『女人天下』の主人公。「三大悪女のメニュー」からお楽しみください。

kandoratop【韓国三大悪女メニュー】
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