「帝王の娘 スベクヒャン」は、百済中興と海洋帝国の建設という大業を成し遂げた三国時代を舞台に、25代王の武寧王の娘スベクヒャンの座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する長編時代劇。
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■解説
2010年以降、「トンイ」「チャクペ~相棒~」「馬医」「ホジュン~伝説の心医~」「太陽を抱く月」「九家の書」と朝鮮時代が舞台のドラマを放送してきた韓国MBC。「帝王の娘 スベクヒャン」は、同局が「善徳女王」(2009年)、「階伯〔ケべク〕」(2011年)以来初めての百済を舞台にした長編時代劇。
百済、武寧王の娘、スベクヒャンを演じたのは、「チャクペ~相棒~」「神々の晩餐」「オ・ジャリョンが行く」など時代劇から現代劇まで幅広いキャラクターを演じ分けられるソ・ヒョンジン。彼女にとって初主演作品となる。劇中アクションや百済の皇室舞踊なども披露し、その多彩多能さで視聴者を驚かせた。
スベクヒャンの異父妹ソルヒを「タムナ 〜Love the Island〜」「瑠璃<ガラス>の仮面」のソウが担当。ソウは毒々しいまでの悪女ぶりを熱演し、“悪女専門女優”という肩書までもらった。
また、「薯童謠‐ソドンヨ‐」で30代王・武王役を演じたチョ・ヒョンジェが10年ぶりに百済に戻って来て、今度は26代王の聖王となるミョンノン役で登場。変わらぬビジュアルと優しいカリスマ性で女性視聴者のハートをがっちりつかんだ。
そしてミョンノンを憎み復讐を誓うジンム役担当したのは、「トキメキ☆成均館スキャンダル」「大丈夫、パパの娘だから」のチョン・テス。劣等感に苛まれるジンム役を演じ、悪どい一面とカリスマ性溢れる一面を披露し高い評価を受けた。ちなみにチョン・テスは女優ハ・ジウォンの実弟。
■あらすじ
時は、6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王東城(トンソン)王の治世末期―。加林(カリム)城の城主、ペク・カの娘チェファは、王のいとこにあたるユンと密かに情を通じ、彼の子を身ごもっていた。しかし、ユンは戦に明け暮れ、チェファが身ごもっている事実を知らなかった。
そんな中、戦地から帰ったユンは、もし娘ができていたら「百済を守る花」という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
そのころ、チェファの父ペク・カは東城王によって屈辱を受け、怒りを募らせていたが、娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのでは、と考えを巡らしていた。さらに、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされたペク・カは、東城王の暗殺を実行する。東城王を敬遠していたように見えたが、心では敬愛していたユンはこれに激怒し、ペク・カを自害に追い込む。ネスクはチェファがユンの子を宿していることを知るが、ユンを王にするためその事実を隠し、ユンにはチェファが命を落としたと伝える。ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを、家来のクチョンが助け、伽耶(カヤ)へ逃げると、チェファはそこで女の子を出産し、その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付けた。
一方で、ユンは第25代王・武寧(ムリョン)王として即位し、“息子を守ってほしい”という東城王の遺言に従い、よく似ているといわれる自分の息子と彼の息子を入れ替え、側におくことで身を守り、王位につけようとたくらんでいた。
時は立ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、異父姉ソルランが武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。こうして激動の時代に翻弄(ほんろう)されながらも、次第に権力を掌握していくスベクヒャンの波乱に満ちた物語が始まった。
■DVD-BOX
価格:各24300円
BOX1(第01-27話収録) 2015.2.25(水)発売
BOX2(第28-54話収録) 2015.3.04(水)発売
BOX3(第55-81話収録) 2015.4.02(木)発売
BOX4(第82-108話収録) 2015.5.02(土)発売
※ノーカット完全版108話。
販売元: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
■作品紹介
【帝王の娘スベクヒャン】(全108話)ドラマ紹介
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