土浦城跡(亀城公園)
築城は永享年間(1429〜40)、若泉三郎とされる。小田氏麾下の信太・菅谷が居城、小田原合戦後、結城秀康の支配となる。次の松平氏が城郭への整備を進め、江戸に近い譜代藩の例により、西尾、朽木、土屋氏へと領主が交替。唯一の建物遺構である太鼓櫓は、慶安に入封した朽木稙綱の築造である。明治に廃城になったが堀や桜門が昔日の面影を伝えている。現在、本丸や二の丸跡は亀城公園として開放されている。
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