世界に衝撃を与えた日全12話
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ラジオが巻き起こした社会的混乱と、ジャーナリズム史に残る誤報。最新のニュースを聞けることで人気を博していたラジオから流れる架空の火星人襲来のニュースを人々は信じ、全米はパニックに陥る。それは当時ラジオからの情報がどれだけ信頼されているかを証明する出来事でもあった。一方、長らく信頼されてきたサンデー・タイムズ紙の「ヒトラーの日記」発見のスクープは、日記が偽造文書であることが判明し、誤報だったことが知れ渡る。誤ったスクープによってタイムズ紙は築き上げてきた信頼を失ってしまう事となった。
(C)BBC Worldwide Ltd.
イギリスによる植民地支配に反抗し、立ち向かうことで独立を勝ち取ったアメリカと、第二次世界大戦後のイギリスの国力低下によって植民地支配から開放されたインド。独立を果たした両国のその後は対照的なものとなる。自らの手で自由を手にしたアメリカは世界有数の大国へと成長していく。一方、インドは独立によって宗教間の争いが激化し暴動が頻発する。現在も続く対立は植民地支配からの独立によって生み出された。
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情報が最大の武器となった冷戦下。スパイたちは至るところに滑り込み情報を手に入れていた。ケンブリッジ・スパイグループの一員で外務省に勤めていたドナルド・マクリーンたちは、手に入れた情報をソ連に提供し続けた後、ソ連への亡命に成功する。一方で、情報を流失したと疑いを持たれた人たちもいる。原子爆弾に関する機密をソ連に流したと疑われたローゼンバーグ夫妻は処刑を宣告され、アメリカを裏切ったスパイとして確証のないまま処刑され、この世を去った。
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アメリカを舞台にした時代を象徴する2つの事件。アリゾナ州では、保安官ワイアット・アープたちと地元カウボーイたちによる決闘が行われた。決闘の真の理由は明らかではないが、この決闘によって西部開拓時代の正義と悪の構図が出来上がる。決闘から48年後、マフィアのボスであるアル・カポネは対抗勢力を狙った銃撃事件を計画し実行する。この事件をきっかけに名声を得ていたカポネは国を代表する悪者へと転落していく。
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国家の運命は、革命によって大きな転機を迎える。25年もの間ルーマニアに君臨した、独裁者ニコラエ・チャウシェスク大統領による共産主義政権は民衆の蜂起をきっかけに終焉を迎える。チャウシェスクは軍事裁判によって銃殺され、ルーマニアには新たな時代が訪れる。イランではパーレビ国王の専制政治に不満を抱いていた国民たちが、国王と対立していた宗教指導者のホメイニ師に導かれ、国王を退位させる。国王は国外へと亡命し、二度と戻ってくることはなかった。
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真珠湾攻撃以来、太平洋で圧倒的な強さを誇っていた日本海軍だったが、1942年6月4日、ミッドウェー海戦での敗北によってその流れは大きく変化する。南雲海軍中将率いる日本軍はアメリカ軍主力航空母艦を滅ぼすためミッドウェー島へ向かうが、暗号解読によって作戦を察知していたアメリカ軍はミッドウェー島周辺に空母を配置。待ち構えていたアメリカ軍によって、日本軍は敗北を喫する。この戦いによって、日本海軍の圧倒的な強さは失われ、徐々に戦況は劣勢となっていく。
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1948年の独立以来、イスラエルは旧市街を占拠するヨルダンとエルサレムを巡る争いを幾度も続け、周辺諸国との対話を続けてきた。1967年6月、イスラエルは後に「6日間戦争」と呼ばれる戦いに勝利し、ヨルダン川西岸を制圧。エルサレムの旧市街を奪取することに成功する。だが、そのことによってイスラエルは周辺諸国との間に新たな対立を生み出していく。
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世界各地で数多くの戦死者を生み出した第一次世界大戦。4年以上にわたった大戦の終わりは、ドイツが休戦交渉を行うため使節団を派遣したことから始まった。同盟国が次々と降伏し、孤立無援となったドイツは圧倒的優位に立つ連合国軍との交渉締結を目指すが、休戦の条件は厳しいものだった。その間も、各地の前線では戦闘が行われ戦死者は増え続けていった。休戦協定が無事締結されてから発効まで6時間。戦争の終わりを目前に、1時間ごとに500人の犠牲者が生み出されていく。
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冷戦下のアメリカとソ連にとって、相手の国の情報を手に入れることは非常に重要なことだった。そのため、冷戦時代は情報を操るためスパイが活躍した。だが、スパイの存在は国際問題に発展しかねない、危険性を併せ持っていた。1960年、1人のアメリカ人スパイがソ連に捕らえられたことが発端となり、両国間が築きつつあった友好関係は崩れ去り、目前に迫っていたパリ・サミットは中止。核軍縮への道のりは閉ざされてしまう。
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アメリカ国民は英雄や指導者の突然の死によって幾度も衝撃を受けてきた。1865年4月14日、人種差別に反対し奴隷解放を目指したリンカーン大統領が、1人の男の放った銃弾によって暗殺される。指導者たちが狙われるだけでなく、無差別テロによって多くの人命もまた失われてきた。1995年4月19日には、オクラホマ連邦ビルを狙った爆破テロが発生。子どもを含めた168人がテロリストの犠牲となった。テロリストの起こす事件によって国中は悲しみに包まれ、テロリストたちに対し墳りを覚える。
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