ぽぽたん全12話

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たんぽぽのような花の咲く丘に建つ洋館に、カメラを持って忍び込んだ小学生の大地。幽霊の写真を撮ろうと潜入したのだが、そこで遭遇したのはあい・まい・みいの3姉妹だった。3人とメイドのメアーは大地を犯罪者扱いするが、彼が同級生・明日香のために幽霊の写真を撮りたいのだと知り、幽霊役を買って出ることに。

制作国:日本

制作年:2003年
スタッフ:
原作：ぷちフェレット／キャラクター原案：ぽよよんろっく／シリーズ構成：花田十輝／キャラクターデザイン：桜井はるか／総作画監督：水上ろんど／美術監督：桑原　悟／音響監督：鶴岡陽太／音響制作：楽音舎／音楽：手塚　理／音楽制作：ランティス／アニメーション制作：シャフト／監督：木村真一郎／製作：ぽぽ家／
キャスト:
あい：大原さやか／まい：浅野真澄／みい：桃井はるこ／うなぎ：川澄綾子／メアー：門脇　舞／
帯域:1000k/500k
価格:無料

海辺の岬のぽぽたん畑に洋館を移動したことに伴って、まいは女子高に転校した。だが、学校でのまいは、クラスメートから挨拶されても気のない返事をするだけ。親しげに話しかけてくる小奈美にも、そっけない態度をとってしまう。そんなある日、小奈美が美術の課題を一緒にやろうと、洋館を訪ねてきた。

テレビ番組の「魔法少女リロちゃん」に夢中なみい。自分も魔法少女になると言い出したみいを連れて、あいとまいは街の洋服屋に行き、オーダーメイドで魔法少女の衣装を作ってもらう。困っている人を助けようと、さっそくその衣装を着て街へ駆け出していったみいは、街角でため息をついているおじさんを見つける。

洋館をおもちゃ屋と勘違いした少女が尋ねてきた。壊れた人形の修理を頼まれたメアーは、淋し気な少女に思わず自分を重ねてしまう。そこに、あい・まい・みいが帰ってくると、人形だけを残して少女は消えてしまった。徹夜で人形の修理に励むメアーだったが、あいとまいから、この周辺の村についての意外な話を聞いて…。

春咲温泉郷に現われた洋館。温泉街の店先に置かれている鉢植えのぽぽたんから情報を得て、あい・まい・みいの3姉妹とメアーはさっそく捜索に出かける。しかし、彼女たちに指令を出す鉢植えのぽぽたんは気まぐれだった。そのせいで、あいとまいはミス春咲コンテストに出場することになってしまう。

まいとメアーを置いて、洋館と移動してしまったあいとみい。洋館が次に現われたのは、移動する前と同じ春咲温泉郷だったが、周囲はジェットコースターやテーマパーク館が並ぶ「春咲アミューズメントパーク」になっていた。そこであいは、自分たちが5年後の春咲温泉郷に飛んでしまったことに気付く。

海水浴客でにぎわう砂浜に、窓を屋台に改装した洋館「海の家ぽぽたん」が建っていた。まいやメアーたちが焼きそばを売る中、あいは中年男性と偶然に出会う。その男性は、かつて3姉妹が出逢った小学生・大地だった。しかし、その頃とちっとも姿が変わっていない自分に困惑するあいに、クロードという男が近づいて…。

神社の境内にいきなり出現した洋館。神社で暮らすじいさんと孫・ののは唖然とするが、みいはののを無理やり洋館に案内する。住人たちに色とりどりのクリスマスグッズを見せられ、幸せな気分に浸るのの。だが、ののはそこに現われたじいさんに連れ戻され、洋館には近づくなと言われてしまう。

岬に咲き乱れるぽぽたん畑に建つ洋館。いつかどこかで見た風景に、3姉妹が呆然としていると、そこに制服姿の女子高生がやってくる。その顔は、かつてまいが親友として一緒の時を過ごした小奈美にそっくりだった。しかし、女子高生はまいを知らず、彼女のカバンのネームプレートには「MAI」と書いてあって…。

旅をして人と出逢い、いろんな思い出を作りながらも、それが人を苦しめていること。そんな自分たちの存在について悩むまいとみい。妹たちを見て、あいは自分たちが探している「あの人」を強く求める。そしてメアーの脳裏にも、3姉妹と同じように悩んでいた兄弟の記憶が甦っていた。

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