いきいき学びの新潮流 総合的な学習の時間全13話

お茶の水女子大学附属中学校の総合学習の時間には2つの取り組みがあります。25年の歴史を誇る、生徒個人が探求していく『自主研究』、そしてここ数年取り組み始めたのがグループを単位して探求、発信していく『共同学習』です。7年ほど前に教科クロス型の時間として始まった『共同学習』は最近ではテーマから生徒と先生が一緒になって考えていく時間へと変わってきました。まだ試行錯誤の段階という『共同学習』はさまざまな形で行われています。今回は平成13年度第二学年の『共同学習』を紹介します。 第二学年の『共同学習』の大きな特徴は○ 学年テーマから生徒主体で決めていく○ 社会への発信を考えていく(世の中のために役立つ事)○ 長期間に渡る同一テーマでの共同学習(2年後期から3年後期まで)その中でもテーマ作りを中心に先生たちが試行錯誤しながら生徒たちと一緒にテーマ作りをする様子を追っていきます。 
  • 尾又 淑恵 ㈱シグマ・セブン ナレーター、全国伝統的工芸品センター、
  • 再生時間 : 29分
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相模原市立谷口中学校の総合的な学習の時間は、生徒一人一人の夢や願いを課題として設定し、課題解決学習を通して夢の実現を目指す、という思いを込めて「谷口ドリーム学習」と呼ばれています。平成9年度に自主研究として始められ、平成11年度からは文部科学省の研究開発校に指定されました。「谷口ドリーム学習」は3年間を見通した学年発展型の学習として、全校で一年を通して行われ、課題解決学習とふれあい体験学習の二面から構想されています。番組では、3年生の課題解決学習を中心に、2回にわたって「谷口ドリーム学習」を紹介していきます。1学期の終わりには3年生の課題発表会が行われました。3年生は自分の興味関心に基づく自由な課題を設定し、その課題をもとに学級を越えて六つの研究会をつくりました。生徒たちが自由に課題解決学習を進めていくために谷口中学校が行っている独自の工夫と、2学期に入って実施された中間チェックのポイントなどを紹介します。1年生の課題解決学習は郷土の相模原を対象にした「相模原探検」の中で、学び方を発見しようという学習です。2学期の半ばには「相模原探検Ⅱ」の校外調査が行われました。3年生の中間発表会「ドリームフェスタ21」は、1・2年生や保護者、地域の人たちとの交流をひとつの目的として、11月9日に行われました。何をやるかは各研究会の自由で、生徒たちが話し合って決めます。アメリカで起きた同時多発テロとその報復攻撃についてのディスカッションを行った研究会もありました。前編にあたる今回は、この「ドリームフェスタ21」までの取り組みを紹介しています。
  • 尾又 淑恵 ㈱シグマ・セブン ナレーター、
  • 再生時間 : 29分
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相模原市立谷口中学校の総合的な学習の時間、「谷口ドリーム学習」を紹介する2回目の今回は、前編を振り返りながら「谷口ドリーム学習」の特徴である「谷口ドリーム学習の10ポイント」やポートフォリオ評価法についてふれていきます。2学期の終わりに行われた1年生の「相模原探検Ⅱ」学級発表会は、3年生の中間発表会「ドリームフェスタ21」を参考にしたためか、発表の仕方に様々な工夫が見られました。模造紙やOHCなどを使ったグループ、パンフレットやちらしを配ったグループ、劇にして発表したグループもあります。2年生の課題解決学習は環境、伝統文化、福祉健康、国際という四つの領域の中から自分の課題を見つけ出す領域選択学習です。研究主任でもある関口先生の研究会では、生徒たちの課題の中からテーマを選んでディベートを行いました。3学期に入ると全学年で課題解決学習のまとめが始まります。3年生の研究会発表の様子や学習プロフィール表の作成、「生き方スキルに見る学びのプロセス表」などを通して、次の学びへ、或いは自分の生き方へとつなげることを大切にしている谷口中学校独自の工夫を紹介します。
  • 上記キャストと同じ
  • 再生時間 : 29分
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