うみねこのなく頃に全26話
1986年10月、伊豆諸島六軒島。余命わずかとなった右代宮家金蔵の財産分割問題のために一族が集まっていた。金蔵には、ベアトリーチェと呼ばれる“魔女”から授かった10tの黄金の隠し場所を暗号にして魔女の肖像画の碑文に記したという噂があった。その隠し財産を巡って親族間で激しい論争が繰り広げられるが…。
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(C)2009竜騎士07/右代宮一族
真里亞が魔女ベアトリーチェから預かった手紙の内容。それは、右代宮家のすべての財産と一族の命を頂戴する、ただし誰かが碑文の謎を解いて隠し黄金を見つけた場合はそれを中止し、その者に黄金の全てと右代宮家の家督を譲り渡す、というものだった。紛糾必至の親族会議は夜更けまで続き、そして翌朝。第一の惨劇が…。
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第一の惨劇による犠牲者は6名。無残な姿に変わり果てた彼らを目にして、戦人たちは言葉を失う。台風で島から出られない以上、犯人はまだ島内に潜んでいるはず…。疑心暗鬼に駆られ、お互いの腹を探り合いながらも、孤立しないよう行動を共にする一同。だがその夜、その警戒を欺くかのように第二の惨劇が起きてしまい…。
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自室で無残な遺体として発見された絵羽と秀吉。そして扉にはまたも奇妙な魔方陣が描かれていた。そんな中、地下のボイラー室で新たな遺体が発見され、新たな犠牲者まで出てしまう。追い詰められ、疑心暗鬼を募らせる生存者たち。そして戦人はある事実に気付く。それは殺人事件と碑文との関連性だった…。
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疑心暗鬼が招いたさらなる悲劇。惨劇はついに第八の晩まで進んでしまった。その場に居合わせたはずの真里亞も「何も見ていない」というばかりで、真実は闇の中。精神的にも限界寸前の状況の中、戦人たちは一緒に居た夏妃の姿が見えなくなったことに気付く。慌てて夏妃が向かったと思われる玄関ホールへ急ぐが…。
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運命の日から遡ること数年、譲治のさりげない気配りに助けられ、想いを寄せるようになった紗音。身分違いの恋心に苛まれる彼女の前に思わぬ客人が現われて…。時を経て1986年。朱志香は嘉音を学園祭に招く。最初は嫌々従っていた嘉音だが…。各々が想いを抱えたまま、運命の10月4日がまたやってくるのだった…。
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1986年10月4日、親族たちはそれぞれの思惑や感情を胸に秘め、六軒島へやってきた。そんな中、魔女ベアトリーチェと同じ名前の客人が現れる。彼女は次々と親族や家人とあいさつを交わしていく。親族たちは彼女が金蔵の愛人の隠し子で、財産の分け前を主張しにやってきたのではないかと疑うが…。彼女の真意は!?
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礼拝堂の扉に浮かび上がる不気味な魔方陣と「Happy HALLOWEEN for MARIA」の文字。その奇怪な状況に戦人たちは不安を隠せない。そこで楼座が思い出したのは、昨日真里亞がベアトリーチェから預かったという封筒。封を開けると礼拝堂の鍵が入っていた。中に踏み込む彼らを待ち受けていたのは…。
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また新たな密室殺人が起きてしまった。行方不明の嘉音を筆頭に、マスターキーを持つ使用人たちに疑いの目が向けられる。使用人の犯行を疑わない限り、ベアトリーチェの魔法を認めざるを得ない状況に、戦人は強い憤りを感じる。そんな中、戦人の機転でなんとか疑いを晴らした失踪中の嘉音が、深手を負って現れて…。
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説明できない現象で2人が殺された、と主張する使用人たち。状況を確認しに使用人室へやってきた一同の前に、さらなる異変が起こる。鍵がかかっていたはずの部屋から2人の遺体が消えていたのだ。そして犯人が置いたと思しき封筒が残されていた。その中にはまたベアトリーチェからの手紙と、2つのマスターキーがあり…。
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