マリア様がみてる全13話
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私立リリアン女学園。清く正しい学園生活を受け継いでいくため、高等部には『姉妹(スール)』と呼ばれるシステムが存在していた。高等部に進学して、まだ姉を持っていなかった祐巳は、憧れの「紅薔薇のつぼみ(ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン)」である二年生の祥子から、突然の姉妹(スール)宣言をされるが…?
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
祥子からのスールの申し出を断った祐巳。だが彼女は祥子の境遇を無視しておくことができず、学園祭の日まで芝居の稽古に出ることに。ある日の放課後、ピアノを弾こうとする祐巳は、祥子と連弾することになってしまう。さらに祐巳は白薔薇さま(ロサ・ギガンティア)の紹介で、芝居の稽古場でのデビューを果たして…。
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
オシンデレラ劇の王子様役で、花寺学院の生徒会長である柏木が現れた。そして学園内に響く祥子の悲鳴。祐巳と薔薇さまたちが駆けつけると、そこでは柏木と祥子が口論していた。柏木が祥子の婚約者であることが判明するが、祥子はその場を飛び出して古い温室に駆け込んでしまう。祐巳と祥子は姉妹(スール)になれるのか…?
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
祥子の妹として山百合会の一員に迎えられる祐巳。学園の新聞「リリアンかわら版」で令と由乃が「ベスト・スール賞」に選ばれた矢先、由乃がロザリオを令に返してしまったから大変。令と由乃にならって“破局”する姉妹(スール)が相次ぎ、「リリアンかわら版」がこの事件を『黄薔薇革命』と騒ぎ立て学園内は大騒ぎ…!
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
病院に入院した由乃を見舞い、由乃から令にロザリオを返した経緯を聞いた祐巳。ショックを受けながらも剣道の稽古に励む令だが、由乃が入院したと聞くやいなや病院に駆けつけようとする。だが祐巳は由乃の真意を伝え、令を引き止めるのだった。令の剣道の試合と由乃の手術を経て、彼女たちは関係を修復できるのか…?
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
次期生徒会役員の選挙があり、選挙の結果によってはつぼみでも山百合会幹部=薔薇さまになれないシステムであることを知る祐巳。生徒会役員に「ロサ・カニーナ」と呼ばれる生徒が立候補する噂を聞いた祐巳は、図書館で「ロサ・カニーナ」という薔薇を調べようとする。そこにその花について知る上級生が近づいてきて…。
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近づくバレンタインデー。祥子にチョコレートを渡そうと、落ち着かない祐巳。一方で、新聞部の三奈子が薔薇の館を訪れ、山百合会幹部に新聞部のバレンタイン企画に参加してほしいと頼みこんでくる。新聞部の新たな陰謀?が始まる予感…。
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
去年のバレンタインデーに祥子が誰からもチョコを受け取らなかったこと、最近ため息ばかりをつく祥子の様子に、自分の思いを言えなくなった祐巳は、祥子の前で泣いてしまう。落ち込んだ祐巳を慰める聖。そんな中、新聞部主催の『お宝探し大会』が始まる。祥子がカードを隠した場所の見当もつかない祐巳だったが…。
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リリアン幼稚舎の頃、祥子に憧れていた少女、鵜沢美冬。十年後、美冬はリリアンに転入し、同級生となった祥子に声をかけたが、彼女は美冬のことを忘れていた。かつては素直に渡せたチョコレートを手に、美冬はもう一度祥子に近づく。すると、祥子が温室に「紅いカード」を隠しているところを偶然にも見てしまい…。
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
コスモス文庫「いばらの森」。二人の少女の悲劇を描くこの作品の作者が白薔薇さまともっぱらの噂が立っていた。それは白薔薇さまの過去と関係があるのか? 生活指導室で「いばらの森」の作者ではないことを表明する白薔薇さま。そして祐巳と由乃は真相の解明のためコスモス文庫の発売元である宮廷社に乗り込むことに…。
(C)今野緒雪/集英社・山百合会
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