「坂の上の雲」作品紹介・全話あらすじ

「坂の上の雲」は、司馬遼太郎の傑作小説を原作とした人間ドラマで、日露戦争の時代を生き抜いた明治の若者たちの姿を描いている。3年間にわたる長期放送で、視聴者の心をつかんだ超大作だ。

明治維新によって日本が初めて「国家」としての意識を持ち、「国民」となった時代を背景に、松山で生まれ育った3人の若者が中心となって物語は展開する。秋山真之はバルチック艦隊を打ち破る作戦を立て、秋山好古はロシアのコサック騎兵と対等に戦い、正岡子規は俳句・短歌の革新者として名を残した。彼らは新たな価値観の創造に挑み、明治という時代の「坂」を力強く駆け上がっていく。「坂の上の雲」は、明治時代の日本がどのようにして世界に対して振る舞っていったのかを描く壮大な物語だ。

  • 【原作】司馬遼太郎
    【脚本】野沢尚 柴田岳志 佐藤幹夫 加藤拓
    【音楽】久石譲
    【メインテーマ】「Stand Alone」
  • 秋山真之役:本木雅弘
    秋山好古役:阿部寛
    秋山久敬役:伊東四朗
    秋山貞役:竹下景子
    正岡升(子規)役:香川照之
    正岡律役:菅野美穂
    正岡八重役:原田美枝子
     ほか
  • 2010年12月02日 ~

画像:NHKより提供