もしドラ全10話
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親友の宮田夕紀の代わりに弱小野球部にマネージャーとして入部した川島みなみ。何をすれば良いのか見当もつかない彼女は、マネージャーの入門書として経営学の大家ドラッカーの『マネジメント』を手にする。それに書かれた企業経営や組織論のエッセンスを高校野球に応用し、みなみはマネージャーの仕事に挑戦する…。
(C)岩崎夏海・ダイヤモンド社/NHK・NEP・IG
程高野球部のマネージャーとなったみなみだが、選手たちのことがわからずコミュニケーションがとれないままだった。更にエースピッチャーの浅野が練習にこないのに監督の加地はなにも言わない。頼りの『マネジメント』でこの状況を打破しようと考えるみなみ。だが程高野球部は問題だらけのまま秋季大会を迎えてしまい…。
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エースの浅野が秋季大会を切っ掛けに気持ちを入れ替え練習に参加するようになった。その姿に触発された程高野球部員たちも練習に熱が入るようになる。だが試験週間を過ぎると、だらけた野球部に戻ってしまい、エラーをした祐之助は練習に顔を出さなくなってしまう。どうしたら練習に身が入るのか、みなみは考え始めて…。
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みなみたちが作った新たな練習方法に確かな手ごたえを感じる程高野球部のナインたち。だがその中で、他の部員たちとの差が開いていくことを実感する補欠の二階は、ある一大決心をする。一方、みなみは現状が変ろうとしていく中で甲子園への壁という現実を見据え、今こそ大胆な手を打つチャンスにしようとしていた…。
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『ノーバント・ノーボール作戦』を実戦で試すために、二階が組んだ練習試合。それは大胆にも甲子園大会を経験している大学生との試合だった。そのことに夕紀は喜びつつも、先延ばしになっていた手術を受けなければならないとみなみに告げる。支えとなっていた夕紀のためにも新たな気持ちでみなみは甲子園を目指す…。
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三年生になったみなみたちは甲子園出場をかけたわずかな期間を有効に使うために『ノーバント・ノーボール作戦』にポイントを絞った練習を始める。そんな程高野球部には、評判を聞きつけた新入生たちの入部希望が殺到する。加地に人事担当に任命されたみなみは、必要な人材とはどんな人材なのかを考えて悩み始める…。
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いよいよ夏の甲子園出場をかけた予選大会が始まる。程高野球部の一回戦、長い予選を勝ち抜くために加地は大胆な作戦をナインに示す。エースの浅野が投げぬくために楽に勝つ方法。それは大量得点を取ってコールド勝ちで勝ち進むというものだった。甲子園に行くための八試合を程高野球部は勝ち進むことができるだろうか…。
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夏の甲子園出場をかけた準決勝。相手校はエースの加藤を擁する甲子園常連校の修北。試合前日、思わず神頼みをしにいったみなみは、そこで星出に出会う。星出と修北の加藤は中学時代にチームメイトとして野球をしていたが、互いの野球に対する思いからあえて別の高校に進学していた。甲子園をかけた準決勝が今、始まる…。
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決勝戦の前日、みなみは夕紀の入院する病院にいた。集まる程高ナイン。夕紀の母である靖代から夕紀がどれだけ病気と闘ってきたかを切々と説かれるみなみたち。みなみには夕紀と最後に交わした言葉が重くのしかかるのだった。そして朝、決勝戦に臨む程高ナインを前にみなみは爆弾発言をした挙句逃げ出してしまい…。
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この決勝戦に勝てば、夕紀が願っていた程高野球部の甲子園出場が決まる。みなみが駆けつけ声援を飛ばす中、ピンチを乗り切ったエースの浅野。一点リードされた九回裏ツーアウト、次郎が歩かされ、打席に立ったのは祐之助だった。最後の大一番、マネジメントの成果や如何に、そして、程高野球部は甲子園に行けるのか…!?
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