始皇帝 -勇壮なる闘い-全45話

万里の長城と並ぶ中国の遺跡、大秦直道は、秦代に蒙恬によって築かれ「世界最古の高速道路」と言われている。秦の時代、北方の国境地帯では、九原を拠点に、蒙恬率いる秦軍10万が駐屯し、遊牧騎馬民族の匈奴の侵攻から秦を守っていた。都から遠く離れた国境地帯には、悪路も手伝い、兵糧の供給が途絶え、飢えに苦しむ兵士たちが軍規を犯し、遊牧民の羊を強奪する。その頃、都の咸陽では、重臣たちが激しく討論していた。廷尉の李斯は、国内整備の為の馳道建設を、蒙恬の父である蒙武は北方の国境地帯と都とを結ぶ直道の建設を、丞相の王綰は領土の授与を主張し、始皇帝は決断を下せずにいた。ちょうどそこへ蒙恬の使者が到着し、兵糧の不足を伝えると、始皇帝はすぐさま兵糧の供給部隊の派遣を命令する。兵糧供給の知らせが国境九原に届くが、蒙恬は1ヵ月後の到着まで兵の命がもつかを懸念していた。忠誠心の高い魏青山は、自らが近道を通り、いち早く兵糧を受け取ることを申し出る。そんな折、強奪した羊を囲む秦兵は、匈奴の太子、冒頓の急襲を受け、抗戦する間もなく命を落とす。蒙恬は、横たわる遺体を前に、責は自分にあると言い、自らに鞭打ちの刑を科したのだった。
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    2009年
  • 監督:蕭鋒(シャオ・フォン)
  • コウ・シーシュン(寇世勲)「昨夜星辰」「橘子紅了」、ジャン・ホー(呉京安)「少林寺伝説」「施琅大将軍」、ヤン・ミー(楊冪)「仙剣奇侠伝」「神雕侠侶」、チェン・ホウフォン(程皓楓)「碧血剣」「神雕侠侶」、他
  • 再生時間 : 45分
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王賁の輸送隊が都から辺境にやって来る。魏青山は彼らと合流し近道へ案内するが、天候が急変。山は嵐に見舞われ、輸送隊の大半が鉄砲水で流される。魏青山は「自分の失策で多くの食糧と兵馬を失った」と嘆き、「死罪は免れない」と娘の霊児に言う。霊児も蒙恬も、何とか魏青山の命を救いたいと願うが、始皇帝の裁きは厳格で、魏青山は死罪を言い渡される。「いつか道路を造って下さい」と蒙恬に言い残し、魏青山は刑場へ。だが刑の執行直前に、霊児が魏青山の描いた地図を蒙恬に差し出す。それは道路建設のために魏青山が作成したものだった。霊児や村人たちの懇願、王賁の説得もあって、蒙恬は魏青山の処刑を間一髪で中止、「地図を完成させるため、1ヶ月の猶予を与える」と申し渡す。蒙恬に感謝する魏青山父娘。だが、韓騫はこれを苦々しく思っていた。趙高と結託して、蒙恬と魏青山の失脚をもくろんでいたからだ。韓騫は収監された魏青山の暗殺を企てる…。
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    2009年
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魏青山の殺害を目論む韓騫と韓成。しかし魏青山のそばには甲斐甲斐しく父親の世話をする娘・霊児の姿があった。監獄の料理人はその親孝行ぶりに感動し、毒を盛ることができない。結局、暗殺計画は未遂に終わる。 そんな折、蒙恬のもとに一通の書簡が届いた。始皇帝が道の建設に賛同したという父・蒙武からの知らせだった。図面を早く完成させるよう魏青山に告げ、大貴らと共に咸陽へ馳せる蒙恬。しかし山道は険しく、盗賊も出現。蒙恬は直道の必要性を改めて認識する。韓王室の末裔として封建制の継続を所望する韓騫は、韓成に密書を託し咸陽に向かわせた。咸陽では丞相の王綰を始めとする封建制推進派が、始皇帝に道路建設を断念させるべく策を練っていた。王綰と趙高、そして博士の淳于越は、馳道の建設を主張する廷尉の李斯を説得することに。一方の蒙武も李斯の存在を重視していたが、蒙武が何よりも心配していたのは、始皇帝の蒙恬に対する猜疑心だった。
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直道建設を主張する蒙武に対し、重臣たちに報いる封建制を主張する丞相王綰。宮廷を舞台に、対立する両者の根回しが密かに進んでいた。廷尉李斯は、王綰より次期丞相の座を餌に協力を要請される。その直後に今度は蒙恬が李斯のもとを訪ねてくる。蒙恬の帰宅後、李斯は趙高を訪ね、始皇帝の意向を探る。趙高は李斯が蒙氏親子に付かぬよう虚偽の意向を伝え、李斯は王綰につくことを決心する。蒙恬と蒙毅は第1皇子の扶蘇を訪ね、直道建設を支持してほしいと頼むが、扶蘇は、一足先に王綰と李斯の訪問を受け、中立の立場を取る旨を約束したと告げるのだった。一計を案じた蒙武は始皇帝の意思を探るべく、自身の退官願いを口実に拝謁する。始皇帝よりその忠義ぶりを「私心無し」と褒め称えられた蒙武は、始皇帝の計らいで御料車に乗って宮廷を後にするのだった。その姿に目を留めた李斯は、風向きが蒙氏の側に有利であると考え、王綰を裏切って街道整備に賛意を示す決意をする。李斯の処世術とは、まさに風向きを読み、有利な側に与するものであった。間もなく、蒙武と王綰が雌雄を決する朝議が開かれようとしていた。
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始皇帝の前で朝議が始まった。蒙恬や王賁は道路建設を急ぐよう進言。それに対して丞相の王綰や淳于越は、各地に諸侯を立てて統治する封建制を主張する。議論を進めるため始皇帝は新たな上奏文を求め、蒙毅と李斯が提出した。若き蒙毅と老練な李斯の上奏文は、どちらも封建制に反対するものであり、李斯を仲間に引き入れたつもりだった王綰は慌てる。何とか始皇帝を説得しようとする王綰だったが、分封廃止を考える始皇帝の決心は固く、逆に王綰は丞相の職を解かれ、朝廷から退くことになる。 代わって丞相に就任した李斯は、諸臣を集めて盛大な宴を開く。その席で蒙毅は酔いに任せて李斯をバカにした態度をとる。李斯の子・李由は腹を立てるが、逆に李斯は栄華を極めた今こそ、慎重にならなければいけないと自分を戒めるのだった
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咸陽に戻った蒙恬は、始皇帝に魏青山の助命を請う。魏青山の荷車は不幸にも大雨で流されたが、魏青山が王賁に近道を教えたおかげで辺境に食糧が届けられ兵士を餓死から救うことができた。つまり魏青山は罪を功で償ったというのが蒙恬の主張だ。さらに蒙恬は、魏青山が現在製作中の直道の地図を完成させ、魏青山と共に咸陽に持ち帰らせてほしいと願い出る。始皇帝は蒙恬の願いを聞き入れる。地図と魏青山を差し出せば情状酌量の余地はあると告げ、蒙恬を辺境へ送り出す。ある日、始皇帝は玉娘の体調が思わしくないことに気づく。老いを意識し始めた始皇帝は、風水に長け未来を見通す力があるという方士の徐福を召し出す。徐福は始皇帝を驪山に案内する。驪山の景色に魅せられた始皇帝は、そこに寿陵(皇帝の生前墓)を建設すると言い、趙高と徐福に設計図を用意するよう命じる。そのころ辺境では、直道反対派の趙高の息がかかった韓騫が、地図を完成させまいと魏青山の殺害を企てていた。
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李斯が巨大宮殿・阿房宮の造営を建議した。心動かされた始皇帝は、阿房宮・陵墓・馳道・直道の4つの工事について検討を始める。蒙武から知らせを受け、魏青山と共に咸陽に急行する蒙恬。しかし途中で山賊に遭い、魏青山が描いた地図は焼かれてしまう。都に到着した蒙恬と魏青山は、直道を造るよう始皇帝に懇請した。だが折悪く韓騫から「辺境は平穏無事」との報告が入る。李斯の反対もあり、始皇帝は蒙恬に馳道を建設するよう命令、魏青山については副将軍の職を解いた上で放免することに。 2年の時が経ち、馳道が完成した。始皇帝は建設に貢献した兵を帰郷させ、平民の武装を解いた。辺境に束の間の平和が訪れる。しかし冒頓はその間も周辺部族への襲撃を繰り返していた。そして蒙恬が辺境を不在にしていると知るや、父・頭曼単于の反対を押し切り南下。手薄になっていた辺境の秦軍を壊滅させる。捕らえられた者の中には韓騫の姿もあった。韓騫は冒頓と面会する。
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国境の防衛にあたる蒙恬の軍は、相変わらず飢えに苦しんでいた。折しも匈奴が隊商を襲う場面に遭遇した蒙恬はこれを撃退。隊商長の呂班から、積み荷の米を借り受ける。一方、秦軍に敗北した匈奴の太子冒頓は父頭曼単于から厳しい叱責を受けていた。冒頓は甘んじて処罰を受けるも、「秦軍とて無敵ではない」と頭曼単于に告げ、匈奴に寝返った韓騫を蒙恬の元へと帰す。秦の軍営へ戻った韓騫は、蒙恬から厳しく叱責され、恨みを募らせてゆく。蒙恬勝利の知らせが都へも伝わると、始皇帝は褒賞を与えるべく蒙恬を呼び寄せる。蒙恬と蒙毅は、直道建設の進言をするが、着工を延期するという始皇帝の考えは変わらなかった。蒙恬は始皇帝より咸陽宮の正殿へといざなわれ、そこで銅像に秘められた仕掛けを知る。始皇帝は自身と鋳造師以外は知る者のいない秘密を告げ、始皇帝はこれを蒙恬への信頼の証としたのである。病身の玉娘は、見舞いに来た始皇帝に対し、玉娘自身の息子、胡亥ではなく、温厚で皆からの信頼の厚い扶蘇が太子として適任だと告げるのだった。同じ頃、李斯は、北方の国境地帯、九原へ移民を引き連れて行った息子の李由から、便りがないため無事を案じていた。
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九原へ移住する民を率いて三川郡を旅立った李由が、多数の死者を出した。死罪になるのを恐れて、李斯は蒙毅に助けを求めるが、にべもなく断られる。李由は郡守から県令に降格された。寿陵、宮殿、長城と、大規模工事を重ねる秦。そんな中、趙高は地価の上昇を見てとり金もうけを企む。李斯には協力を断られるが、李由を仲間に引き入れることに成功する。北方では山賊の度重なる出現に、商人が被害を受けていた。見かねた蒙恬は、匈奴の単于・頭曼と協定を結び、安全な道を確保する。しかし韓騫は蒙恬の指示を無視して協定の域内で蛮行を働き、秦と匈奴は再び険悪な雰囲気に陥った。さらに、食糧不足によって韓騫軍から脱走者が続出。窮状を訴える蒙恬に扶蘇の口添えもあり、ついに始皇帝は北方巡視の旅に出る。
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魏青山と大貴の故郷、青山村が襲われる。韓騫が野盗に、匈奴の扮装をして襲うよう指示したのだった。その襲撃を巡幸中の始皇帝が偶然発見。村に駆けつけ、野盗を退散させる。しかし、襲撃で魏青山は死亡。青山村を訪れた始皇帝は、村民の苦しい状況を理解。そして魏青山の死を悼み、孤児となった霊児を養女として迎え入れる。始皇帝は霊児の顔に、誰かの面影を重ねているようだ…。 一方、蒙恬と蒙毅は、野盗が匈奴に扮して村を襲撃したことに気づき、趙高が裏でつながっていたことを疑う。だが今はそれを暴くよりも、直道建設に尽力しようと考える二人。巡幸で始皇帝に直道の必要性を理解してもらえたとはいえ、予算をめぐり、まだまだ反対が予想される。魏青山が心血を注いで描いた地図を機会を見て始皇帝に献上するように、蒙恬は霊児に勧める。 公主として宮廷に入った霊児は、玉娘や胡亥たちともすぐ打ち解ける。霊児の世話役を務めながら、好意を覚える蒙毅。そんな蒙毅を趙高は苦々しく思っていた…。
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