異国迷路のクロワーゼ The Animation全11話
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19世紀後半のパリ。ある日、時代の波に取り残された商店街、ギャルリ・ド・ロアに、日本人の少女、湯音がやってきました。はるばるパリへ奉公に出てきた湯音は初めて出会うものばかりのギャルリに、目を輝かせるのでした。店に着いて早速掃除を始めた湯音は、一瞬、店の窓から誰かが中を覗いていたような気がして…。
(C)2011 武田日向/富士見書房/異国迷路のクロワーゼ製作委員会
朝早くから食事の準備を手伝おうとする湯音。でも固いパンやにおいの強いチーズ、苦いコーヒーなど、湯音は日本とフランスの違いに改めて驚きます。食べられないなら残せば良いのにフランスの食事に頑張って慣れようと食べ切れなかったチーズを持ち帰ろうとする湯音。日本的な価値観がいま一つ理解できないクロードで…。
(C)2011 武田日向/富士見書房/異国迷路のクロワーゼ製作委員会
日本の文化や湯音の考えていることが理解できずにいるクロードは、湯音やオスカーに日本について訊いてみるのですが、話の内容を聴いて想像すればするほど訳が分からなくなってしまいます。その頃、市民富裕層(ブルジョワジー)のブランシュ家では日本の品物を収集しているアリスが新しい着物を手に入れていました…。
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苦手なチーズを克服するため、日本から持ってきた醤油を持ち出した湯音。フランスでは見慣れないその黒いソースに渋い顔をするクロードですが、オスカーの発案で今度日本食を作ってみることに。そんな夜、突然ブランシュ家から湯音にお茶会への招待状と花束が届きます。湯音にはまだ早いとクロードは招待を断りますが…。
(C)2011 武田日向/富士見書房/異国迷路のクロワーゼ製作委員会
たまたま通りかかったご婦人を店に呼び込もうとした湯音ですが、逆に警戒されてしまいました。「店番なんて、黙って客が怪しい行動しないか見張ってりゃいいんだ」とクロードは言います。日本の商売はお客様を第一に考え、行動するのが普通。感覚の違いに戸惑う湯音。そんな時、湯音は店の外に小さな人影を見つけます…。
(C)2011 武田日向/富士見書房/異国迷路のクロワーゼ製作委員会
ブランシュ家の屋敷で湯音は、アリスとカミーユが小さい頃の写真を見せてもらいます。子供の頃からきちんと“クリノリン”を身に着けていたというカミーユはアリスとは対照的に、写真の中ではどこか少し寂しげです…。
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湯音が店番をしていると、先日の貧しい男の子が店先に姿を見せます。もう悪いことをしない様に、とパンを渡しながら優しく注意する湯音に、クロードは「そんな注意など子供は理解力がないから通じない」と怒ります…。
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アリスにお茶会へ招待され、ブランシュ家の屋敷へやってきた湯音とクロード。アリスにどこかへ連れていかれる湯音を見送ったクロードは、姉のカミーユと話すことに。二人は昔、中庭で度々逢っていた間柄なのでした…。
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湯音は日本のお茶が手に入ったというアリスと、屋敷の中庭で日本式の野点をすることに。一方、クロードが思い出していたのは、カミーユとの昔の思い出。幼いクロードはある日、カミーユを屋敷の外へ誘うのですが…。
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お得意さんから看板の制作を依頼され、父親の遺したデッサンと向き合うクロードは翌日、打ち合わせのためにパリを離れます。一方、主人が留守の間も頑張って働こうとする湯音は、見慣れない機械を見つけるのでした…。
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