かつての昼メロを髣髴させる復讐劇は、純愛・ラブコメと並んで韓ドラで人気…その中で「妻の誘惑」は、貞淑な妻が親友の裏切りと夫の不倫によって復讐へと突き進んでいく女の人生を描き、韓国で最高視聴率40.6％突破、社会現象を巻き起こしたSBSの究極の愛憎劇！BS11で、本日30日より月～金曜日の昼1時から2話連続、完全版で放送、韓国の番組サイトでは全話の予告動画が視聴できる。

「妻の誘惑」は、夫に不倫された妻の究極の復讐劇、愛と憎しみの迷宮で、一人の男をめぐる妻と愛人の壮絶な闘いを描いた復讐劇。2009年のSBSの作品。ヒロインを演じるのは、チャン・ソヒ。彼女は、2002年MBCの「人魚姫」で母と自分を捨てて人気女優の元に走った父に復讐する哀しい娘を演じた女優。彼女の毅然とした美しさと復讐、そして真の愛との間で葛藤する難しい役どころを抜群の演技力でドラマは大ヒットし、彼女の人気も不動のものとなった。
そんな彼女が満を持して登場したのが、「妻の誘惑」のウンジュ役。放送局こそ違うが、女の復讐劇第2弾として多くの注目を浴び下馬評どおりの大ヒットとなった。

ヒロインのウンジェは、メイクアップアーティストになる夢を抱いていたが、兄の友人ギョビンに貞操を奪われたあげく妊娠し、その夢は潰えてしまう。結局ギョビンと結婚したウンジェだが、婚家では彼女を家政婦のように扱い、ウンジェが流産するとギョビンの熱も冷めていった。そんな時、ウンジェとは姉妹のように育ったエリがパリから帰ってきた。ギョビンはエリとも関係を持っていた。彼女は、ウンジュから妻の座を奪うために帰国したのだ。エリの策略にすっかりハマったギョビンは、ついにウンジェの殺害までもたくらむことに…。

劇中、全く同情のしどころのない夫ギョビンを演じたのはピョン・ウミン。「ローファーム」などに出演した日本でもおなじみの俳優だ。ウンジュを助け命がけで愛する心優しきゴヌ役を担当するのは、イ・ジェファン。2005年に放映されたSBSドラマ「その夏の台風」で主役を演じて一躍注目を浴び、同年のSBS演技大賞ニュースター賞を受賞した爽やかなマスクの俳優。両極端の男性の描き方も面白いが、本作の一番のみどころは、貞淑な妻から妖艶な復讐女と変貌していくチャン・ソヒと、彼女をいたぶる悪女たちの意地悪ぶりだ。

ウンジェの夫を誘惑する親友のエリを演じたのは、コ・スが主演の「グリーンローズ」でも悪女を演じたキム・ソヒョン。最近では「ジャイアント」でヒロインの生母役を演じている。キム・ソヒョンのあまりの悪女ぶりは度肝を抜かれるはず。まさに元祖悪女！そして嫁のウンジェを徹底的にいびり、エリにそそのかされる姑を演じるのは「宮廷女官-チャングムの誓い」にも出演したクム・ボラ。そして、ウンジュの最大の理解者で後にウンジュを恨むミン女史を「太陽の女」で意地悪な養母を演じたチョン・エリが担当する。ほかにもミン女史の愛娘でウンジュを妬むソヒ役を「星をとって」でも悪女役を演じたチェ・ヨンインが演じる。前出のベテラン悪女たちに引けを取らない悪女ぶりを披露するのでお楽しみに。これだけの悪女を向こうに回しウンジュの戦いぶりをお楽しみに。

貞淑で可愛い妻だったウンジェが、魔性の女に変身していくチャン・ソヒの演技は、テレビの向こうの主婦たちから絶大な支持を取り付け、視聴率は2009年WBC決勝戦を超える40.6％の視聴率を記録し、あの大ヒット作「花より男子～」を超えた。また、女性陣のファッションにも注目が集まり、ウンジェとエリのファッションは放送翌日には完売となったほどで、チャン・ソヒはこのドラマでSBS演技大賞で見事大賞を受賞した。

本作は、「二人の妻」「妻が帰ってきた」とあわせて“妻三部作”とも呼ばれており、BS11では今後この3部作を一挙放送していくとのこと。
見どころ満載の「妻の誘惑」は、本日30日より月～金曜日の毎日昼1時から2話連続、完全版で放送、韓国SBSの番組サイトでは全話の予告動画が視聴できる。

「妻の誘惑」は、これまでの日本のテレビで何度も放送され人気を博したが、大長編ということで、分割放送されたりして全話を一気に見られなかった視聴者も多かったはず。BS11では今回完全版で放送するので、初めて視聴される方はもちろん、すでに視聴された方もこの機会にもう一度視聴されてはいかがだろう。

■作品紹介
・制作：2008～09年、SBS
・話数：全129話
・キャスト：チャン・ソヒ、ピョン・ウミン、キム・ソヒョン、イ・ジェファン
・プロデーサー：コ・フンシク
・演出：オ・セガン
・脚本：キム・スノク

BS11「妻の誘惑」番組サイト
韓国SBS「妻の誘惑」全話予告編

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