「奇皇后」第34話ネタバレあらすじと第35話予告:皇后の仕掛けた呪いのとばっちりを受けるのは?ヤン、二度目の出産

2016年05月20日09時30分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

ことごとく失敗するタナシルリの策略…ここまでくれば憐れになって来る!「奇皇后」では、ついにヤンにも子供が誕生!また、マハとワン・ユの対面もあるのでお楽しみに!第34話の詳しいあらすじと第35話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、各話の詳しいあらすじと見どころ、実在する人物の紹介、年表、ファンミーティングの再現レポなどをまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。
また、高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!

kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第33話「ゆがめられた事実」詳細あらすじ
ワン・ユが裏切ったと信じているヤンはワン・ユを冷たく一瞥。ヨンチョルたちがヤンを罪人として連行しようとしたところにタファンが現れ、彼女が自分を救ったのだと阻止。タファンはヤンを連れて出て行くが、居室に戻ったとたん倒れてしまう。体がまだ回復していないのを隠し、ヤンを助けるために無理してやってきたのだった。そんなタファンを看病しながら、ヤンの気持ちに変化が起こり始める。

その頃ヤンの命をひそかに救ったワン・ユの傷の出血が止まらない。ヨンビスがやって来て手当し、メバクの商団の懐に入り込む方法が見つかったのでここを立ち去ると報告。危険だからここに残れというワン・ユに、大丈夫だというヨンビス。ワン・ユはマクセン(チョクホ)にヨンビスを守るようにとついていかせた。

一方、襲撃の責任をかぶったヨム・ビョンスは、ヨンチョルが本当に助けてくれるのか不安だった。タルタルたちが拷問するが、皇帝殺害を指示した黒幕を吐かない。その時ヨンチョルらが、すぐに処刑するといい、連れ出し処刑。だが、実際には途中ですり替えられヨム・ビョンスらには、タンギセからある密命が下された。

ヤンの懸命の看病で回復したタファンは、疲れて眠るヤンの頬にキス。タファンの愛が身に沁みたヤンは承恩を受ける決心をし、その夜、美しく装ってタファンの元へ。「もうそなたを想って苦しまなくてもいいのだな?私の胸にあるのはヤン一人だ」と告げ、タファンはヤンと甘い夜を過ごした。

一カ月後、ヨンチョルの強さの実体がつかめないワン・ユとペガンたちは、都の守備隊を牛耳らないことには対抗できないと判断。ワン・ユは、ヨンチョルに都の守備隊の隊長を任せてほしいと頼む。ヨンチョルは意外にもあっさりと任せ、現部隊長のウォンジンを副隊長にすると。だがタルタルはここに秘密があると睨む。ワン・ユと二人になったタルタルは、陰でヤンを助けていることを秘密にし続ければ憎まれると言い、ワン・ユは憎まれた方が楽なときもあると答えた。

一方、皇室の財政難に頭を痛める皇太后は、来合わせたヤンに相談。ヤンは即座に問題点を見抜いた。そこで皇太后はかつて高麗で商人の下で働いていたというヤンに皇室財政を任せた。朝礼でヤンは後宮から率先して質素倹約に勤めることを表明し、衣服から食事についてまでこと細かく指示した。だが、食事だけでなく、皇子マハの幸せを願う儀式まで取りやめとなり、激怒したタナシルリはすれ違いざまにヤンを階段から突き落とした。意識をなくしたヤンを診断した御医が告げたのはなんとヤンの懐妊。タファンも皇太后も大喜びし、タファンは自らヤンに薬を運んだほど。そして意識がもどったヤンに二人の子ができたことを告げ、ヤンはうれし涙を流した。

都の守備隊では、事前にヨンチョルからワン・ユを追い出すように言われていたウォンジンが手ぐすね引いて待ち構えていた。高麗人の命令は受けないと挨拶すらしようとしない兵士たち。自分の命令しか聞かないとうそぶくウォンジン。ワン・ユはムソンにウォンジンの首を刎ねろと命令し、そんなワン・ユを多数の兵士たちが取り囲んだ。ワン・ユは、ヨンチョルの言う通り猛々しい人物で部隊を任せられると言ってこの場を収め、まずは執務室に案内させた。ウォンジン1人になった時を見計らって彼を捕え、兵士たちの前に引きずり出した。ワン・ユは自分の命令に従ってここに残るか、立ち去るかを選択させ、兵士たちは全員立ち去ることを選んだ。ワン・ユはむしろ幸いと、他の条件は一切付けずに自分の命令を聞く者だけを募るように命じた。

その頃、懐妊したヤンは正5品才人から正3品婕妤(チョビョ)に異例の昇格。もちろんこの任命式にタナシルリは出席しない。そこにタファンが現れ、パク・オジンのように嫉妬するなと釘を差し、マハに一瞥もくれずに立ち去ろうとした。なおも元の太子はマハだけだと食い下がるタナシルリを、「憐れだ」と一言告げて立ち去った。
そんなタナシルリにソ尚宮は犬蠱術(けんこじゅつ)という呪術を教えた。ところが呪術師は、ヤンの子に皇帝の運命があると言い、タナシルリには子供がいないはずだがと言う。
呪術師は、ヤンの下着と犬の血を用意させ、皇宮内に秘密の祭壇を設えて呪術が始まった。さっそくヤンの身に異変が起きた。ヤンは化け物に追われる悪夢にうなされ、食事ものどを通らず、腕には獣に噛まれたような傷が…。
タルタルに相談し、これが犬蠱術だと知ったヤン。タルタルは自分自身に打ち勝つしか救いはないと教え、この術に打ち勝てば、術をかけた者に呪いがかかるとも教えた。ヤンは仕掛けたのはタナシルリだと確信した。

■第35「ふたりの世継ぎ」(赤字はドラマのみどころ)
懐妊したヤンはタナシルリがかけた呪いのせいで、毎夜悪夢にうなされていた。タナシルリの仕業だと確信したヤンは、呪いを授けた呪術師をタルタルと一緒に捜す。
一方、タファンはペガンとともにヨンチョル打倒の準備を始める。都の守備隊の隊長になったワン・ユだったが、反発した兵士たちがほとんど辞め、募集に応じて集まったのは飯と寝床が目当ての兵士とはほど遠い男たちばかりだった。それでもワン・ユは彼らを兵士のように手厚く迎え入れた。
そんな折、王宮ではマハが病にかかり、タナシルリがタファンを呼ぶが…。
9か月後、ヤンがつい出産の日を迎える。
新たに集めた兵士たちのひどいこと。「役に立たない者などこの世に一人もいない」ワン・ユの言葉だ。どの場面でこの台詞を言うのか。そしてならず者たちの訓練で、ワン・ユがいかに彼らの心をつかんでいくか!彼らがどう変わっていくのか?感動の瞬間をお見逃しなく。
一方、タナシルリ相手に一歩も引き下がらないコルタ内官。ただ者ではない。そして半狂乱のようにマハを助けようとするタナシルリ。マハがヤンの子だを知ったときどうするのか?呪いに失敗すれば呪いをかけた者に返ってくる。果たしてだれに呪いが返るのか?
新たなキャストとして前回から登場したウォンジン。都の守備隊長から降格された役だが、演じたのは、韓国史劇ファンになおなじみ、「イ・サン」のソ・ジャンボだ。殺陣アクションに定評のある彼のこと、今後どんな役回りになるのか期待したい。
今回は、悪役ながらヨンチョルとタンギセの親子の愛が描かれるシーンや、マハとワン・ユとの初対面シーンもあるのでお見逃しなく。


韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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