時の権力者・井伊直弼（高橋英樹）vs吉田松陰（伊勢谷友介）26日「花燃ゆ」第17話あらすじと予告動画
江戸で取り調べを受ける吉田松陰（伊勢谷友介）、幕府の在り方を批判したことで大老・井伊直弼（高橋英樹）の逆鱗に触れる！兄が無事戻ってくることを信じている文（井上真央）だが、松陰は己の運命を悟り家族と塾生宛に手紙を書く…井上真央主演NHK大河「花燃ゆ」26日（日）第17話を放送！予告動画は番組公式で公開。
前回（第16話）で松陰（伊勢谷友介）が塾生の亀太郎（内野健太）に肖像画を描いて欲しいと頼んだ。この亀太郎という人物は松下村塾の塾生だが武士ではなく、魚屋の倅で絵が得意な人だった。私たちが思い浮かべる“吉田松陰像”を描いたのがこの松浦亀太郎こと松浦松洞。ゴッホの「ひまわり」じゃないが、松洞は松陰像を複数枚描いている。現存しているのは萩松陰神社本、吉田家本、品川本、久坂本、岡部本、中谷本の計6枚。江戸に発った安政6年5月25日までに松洞が描いた肖像画に、松陰自身が自賛した。山口県文化振興課が発行している資料がPDF化されており、ネットでこの6枚を見比べることができる。
劇中、杉家（松陰の実家）に掲げられていた肖像画もこの6枚のうちの1枚であろう。
⇒吉田松陰肖像画（山口県文化振興課）
「花燃ゆ」は松陰の妹・文（井上真央）が主役なので（多分）今後、亀太郎の活躍はあまり描かれないと思われるのだが、この人も松陰の塾生だけあって波瀾万丈な一生を送っている。長州藩士・根来主馬の家臣として仕え、安政3年に松下村塾に入塾。安政5年、江戸へ出て渡米を企てるも失敗。文久2年、久坂玄瑞らと上洛し長州藩士・長井雅楽暗殺を計画したが失敗し切腹している。
■前回のあらすじ
安否不明だった夫・久坂玄瑞（東出昌大）が無事帰郷し、ホッとしたのも束の間、野山獄に捕らえられていた兄・吉田松陰（伊勢谷友介）に江戸幕府から召喚状が届いたとの知らせを受けた。最悪の場合は死罪も免れない。松陰は塾生の松浦亀太郎（内野謙太）に肖像画を描いてもらった。
玄瑞の呼びかけで塾生たちが野山獄に集まった。松陰は塾生たちに最期の言葉を託す…。「自由」こそが国を変える。自分が思っていることを幕府に伝えると松陰は言った。
そんな中、松陰が江戸へ発つ日が決まった。文（井上真央）と梅太郎（原田泰造）は野山獄の司獄・福川（田中要次）に江戸に発つ前、家族と一緒に過ごさせてほしいと頼む。表向きは罪人を獄の外へ出すわけにはいかないと福川は言ったが、松陰に「明日の朝、出立の前までに戻るよう」と恩恵を施した。家に戻ってきた松陰を、家族は温かく迎え入れた。
そして安政6（1859）年5月25日、雨の中、松陰は萩を発った。
■第17話「松陰、最期の言葉」あらすじ
幕府に召喚された松陰は江戸・小伝馬町の牢に入れられた。江戸にいた高杉晋作（高良健吾）の助けで物資や情報を得ていた松陰だが、晋作の父がそれを良しとせず、息子に萩へ戻るよう命じた。
松陰より先に囚われの身となった梅田雲浜（きたろう）は激しい拷問を受け、幕府に異を唱える松陰が何をしようとしていたか白状させようとする。そしていよいよ松陰の取り調べが始まった。松陰は、幕府がアメリカと不利な条件で調印を結んだことを非難、このままでは国が滅ぶと訴えたが、それを聞いた時の権力者、大老・井伊直弼（高橋英樹）は激昂。二人は激しい火花を散らすことになるのだが…。そして自分の運命を悟った松陰は、家族や塾生宛に手紙を書くのだが…。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第17回は4月26日（日）、NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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